地域密着型塗装専門店プロタイムズ岡山南店
ひかりペイントです！
代表の山下です。
倉敷市にも屋根工事を利用した悪徳業者がいます。屋根の状態は専門家でないと正確に見極められない部分が多々あります。悪徳業者は「一般人はわからないだろう」という隙をつくのです。
岡山市では「屋根の釘が抜けて瓦が浮いている。修理しようか？」と勧誘された事例があります。家主は数ヶ月前に屋根の点検をしたばかりで異常がないと知っていました。そのため被害に遭わずに済んだのです。
しかし何年も屋根のメンテナンスをしていない方は注意したほうがいいでしょう。屋根の状態がわからないため、自信を持って「問題はない」と言い切れません。「このままだと雨漏りが起きる」「台風で瓦が飛んで人にぶつかったら大変」と言われると不安になるのです。
もし悪徳業者と屋根修理の契約を結んでしまうと、高額請求や手抜き工事などのトラブルにつながります。悪徳業者の手口を知り、簡単に点検をさせないことだけでも対策になります。すぐ契約せず、家族や知人に相談するのも有効です。
今回のお役立ちコラムでは、悪徳業者の手口についてお話しします。
悪徳業者はありとあらゆる方法でだまそうとする
悪徳業者の目的は利益です。利益を得るためには手段を選びません。問題がない屋根でも「これは大変。すぐに直さないと屋根が落ちる」と平気で嘘をつきます。被害者は不要な修理工事までさせられるのです。以下が典型的な悪徳業者の特徴です。
- 突然現れて無料点検の提案をする
- 過剰なほど不安をあおる
- 今すぐ契約してくれると大幅値引きができる
- 高額請求
- 手抜き工事
- 保証なし
- 突然現れて無料点検の提案をする
悪徳業者は突然現れます。実際に岡山市でも朝方、午前中に現れた事例もあります。
悪徳業者が行う勧誘のきっかけづくり
悪徳業者が屋根の点検へ話を持って行きたい場合、きっかけにする話題があります。
- 近くで工事をしている
- 工事のあいさつにきた
- 瓦がずれているように見えた
- 屋根が浮いている
- ドローン撮影をした際にお宅の屋根が傷んでいるのに気づいた
- 知っている屋根の専門業者がいないなら見てあげます
これらは特に怪しいと感じられない内容ばかりです。近所で工事をする際、業者があいさつに来ることは珍しくありません。挨拶を無視すると失礼だと感じるため、ドアも開けて話を聞こうとします。
その後「いま、お宅の屋根を見たけど瓦がずれているかもしれない」と不安になることを言うのです。「ドローン撮影をしていたら屋根が浮いているのがわかった」も不自然ではありません。
ドローンを知っている方なら納得できるものです。知らなくても「空から屋根の状態を確認できて便利」と説明されると不自然には感じられないでしょう。
屋根の不具合は一般の方だと見極めは困難
屋根の状態を確認するには上がらなければなりません。家のすぐ隣が坂や丘でそこから目視できるならともかく、住宅街ならむずかしいでしょう。
2階の部屋からでは屋根の頂上まで見ることはできません。工事が必要か不要かの判断もむずかしいため、悪徳業者の言葉を信じやすくなるのです。
過剰なほど不安をあおる
悪徳業者が得意なのは不安をあおることです。一般的に屋根に関して詳しい方はほとんどいないでしょう。屋根修理の専門業者レベルでなければ正確に状態を見極められません。
雨漏りが発生した場合、雨水が侵入する場所を特定するだけでも専門知識や技術の他、専門機器も必要です。それでも簡単に見つかりません。雨漏り鑑定士のような専門家でも、目視だけに頼らず、散水調査や赤外線調査などさまざまな方法で雨漏り原因を特定します。
悪徳業者は相手が屋根に詳しくないとわかれば過剰に不安をあおります。
「台風が来たら絶対雨漏りになります。100%です」
「瓦が飛んで隣の人の車に当たったら弁償しないといけないですよね」
わからなければ不安はふくらみます。屋根材が飛んで人や隣家にぶつかったことを想像すればなおさらです。とくに築年数が古いと、問題があってもおかしくないと考えてしまいます。悪徳業者はその心理を利用するのです。
偽の証拠写真を見せる場合も
「いますぐ屋根修理をしないと大変なことになる」
と、証拠写真を見せてくることもあります。瓦やスレート屋根材などがずれていたり、割れてひどい穴が開いたりしている写真です。しかし事前に別の家の屋根を撮影したものかもしれません。ただ、目の前で悪徳業者が屋根に上ったのを見たあとだと、疑うのはむずかしいでしょう。
今すぐ契約すれば大幅に値引きする
悪徳業者は家主様の不安をあおるだけでは終わりません。最後の一押しとして、負担が軽くなりそうな「お得感」を強調します。以下は悪徳業者が前面に押し出すことが多い提案です。
- すぐに契約してくれたら大幅に安くします
- これもなにかの縁ですから大幅に割引きしますよ
- 保険金を使うと安く直せます。みんなやってますよ
- 保険金の申請は心配しないでください。こちらが全部手続きします
これらに共通するのは「お得感」です。
家主様が「直さないと」と考えはじめたタイミングを見計らい、お得になる提案をします。屋根修理は必要でも高い費用を考えると、躊躇するものです。
資金も調達しなければなりません。そこで割引きや値引きの提案があると飛びついて契約をしてしまいます。
保険金の提案には特に注意
悪徳業者の提案の中でも特に注意したいのは保険金に関することです。
「保険金が使えるから安く屋根を直せます」
確かに屋根修理で保険金の補償を受けられる場合はあります。たとえば火災保険の内容に風災補償が含まれていると、補償を受けられる場合があるのです。ただし条件を満たさなければなりません。
風災補償を受けられる大前提は「強風による自然災害での被害」です。たとえば台風や竜巻により屋根が飛ばされるケースが当てはまります。また、風に飛ばされてきた瓦が窓を突き破ったような場合も補償対象です。しかし屋根の経年劣化は風災補償の条件に当てはまりません。火災保険に風災補償が含まれていても補償されないのです。
また、風の強さも関係します。風災で認められる強い風は「最大瞬間風速が秒速20m以上」です。3秒間に1回でも秒速20m以上の風が吹くと補償対象になります。しかし最大瞬間風速が秒速20m以下なら、風による被害と認められない可能性が高いのです。
しかし悪徳業者はその情報を隠します。「保険金で補償される」「手続きもぜんぶ任せて」と言われたら家主様も負担は感じないでしょう。結果、保険会社の調査員の調査で経年変化と判断されると補償は受けられません。
また「保険会社に台風の前は壊れていなかったと伝えてください」と提案してくる悪徳業者もいます。意図的な不正請求と判断された場合、保険会社から損害賠償請求をされる可能性があるのです。保険金詐欺になりますから耳を貸さないようにしましょう。
悪徳業者による被害
万が一契約を結んだ相手が悪徳業者だとします。代表的な被害は高額請求です。「値引き」という言葉があっても、実際は値引き後でも相場以上の金額の場合があります。また、工事がはじまってから「他にも問題が見つかった」と言ってくることがあるのです。
「シロアリが見つかったから駆除が必要」「外壁も傷んでいる。交換したほうがいい」と主張します。実際は不要でも、悪徳業者には関係ありません。利益を得ることしか考えていないからです。結果、初めの契約から料金は積み上がり、最終的に高額請求をされることになります。
金額に見合わない手抜き工事もよく見られる被害です。屋根修理を依頼し、無事に施工が終わったとしましょう。ヒビの入った瓦を数枚直したり交換したりしただけで50万円や100万円を請求してくるのです。さらに手抜き工事ですから本当に問題があって補修しても再発します。
また、悪徳業者は保証を用意していないことも多々あります。施工後に問題が発覚しても対応してくれません。他の屋根修理専門業者に頼むしかないため余分に費用がかかります。以下は悪徳業者の事例です。
【読売新聞オンライン】「お父さんの家で変な工事が始まっている」…屋根の「点検商法」トラブル急増、高齢者狙い
【産経新聞】唐突な「屋根瓦が壊れている」に注意 京都で点検商法が増加
【時事通信社】悪質リフォーム会社社長ら７人逮捕 屋根破壊し「補修」とうそ、点検商法か―売り上げ１０億円超・警視庁
【独立行政法人国民生活センター】消費者センターに寄せられた相談事例－屋根工事の点検商法のトラブルが増えています－典型的な勧誘トークを知っておくことで防げます！－
倉敷市で悪徳業者の被害にあわないために
悪徳業者の手口がわかっても「自分だけは大丈夫」と油断しないようにしましょう。
悪徳業者は色々な方法で契約を結ぼうとします。そのためには日頃から対策を考えておくことが大切なのです。以下は悪徳業者への有効な対策です。
簡単に点検させない
「無料点検をします」の無料という言葉に注意してください。
悪徳業者は魅力的な提案で契約を結ぼうとしてくるからです。点検後「契約を結ぶまでは帰らない」と強く出られた場合、恐怖を感じて断れなくなる方もいるでしょう。
無料という言葉に惑わされず、冷静な対応が必要です。
十分検討し家族とも相談して契約
一般的に屋根の修理工事は高額になりがちです。また、工事内容を説明されても一般の方は内容の検討がつかないことも多々あります。だからこそ本当に信頼できる屋根の修理専門業者と契約を結ばなければなりません。
その点を踏まえると、地域密着業者なら信頼できます。悪い噂が会社の存続につながる問題だと知っているからです。そのため嘘もつかず契約を急がせません。また、家族に相談すれば客観的な意見も聞けるため被害を回避できる可能性が高くなります。
クーリングオフや消費者センターを知っておく
クーリングオフを知っておきましょう。家主自ら店舗に足を運んだのではなく急に訪問してきた悪徳業者と契約を結んだとします。その場合、訪問販売に該当するのです。契約書面を受け取った「当日から8日以内」なら契約を無効にできます。
また、悪徳業者が「契約をしたのだから」とごねてクーリングオフを認めないことがあります。その場合、最寄りの消費者センターや公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターへ相談しましょう。弁護士ほどの強制力はありませんが、法律について詳しい担当者が間に立ってくれます。
倉敷市の悪徳業者が不安ならひかりペイントへご相談ください
倉敷市でも悪徳業者が勧誘に訪れるかもしれません。手口や被害を知っているだけでも心構えができます。強引に点検しようとしても、毅然とした態度で断ってください。値引きや割引という言葉に惑わされないようにしましょう。
本当に信頼できる屋根修理専門業者か見極めるための時間を設けることも大切です。名刺を要求しても出さないなら、悪徳業者の可能性があります。
ただ、屋根のメンテナンスを長期間やっていない場合、劣化自体の可能性はあるでしょう。その場合、実績が豊富で地域密着のひかりペイントにご相談ください。2005年の創業以来、累計2,000棟以上の家主様の要望に応えてきた確かな実績があります。ご相談はホームページの問い合わせフォームや電話の他、メールやLINEや店舗でも承っております。
ひかりペイントが選ばれる理由
