地域密着型塗装専門店プロタイムズ岡山南店
ひかりペイントです!
代表の山下です。
岡山市が屋根修理に関する悪徳業者への注意喚起をしています。悪徳業者が行う悪徳商法とは「違法」または「不当な方法」で利益を得ようとする商法です。悪徳業者は嘘もつきますし、断りにくい状況に話を持っていこうとします。
屋根修理に関しては、専門知識や経験を持っていないとわからない面が多々あるものです。悪徳業者は不安を煽ってきます。
例えば、突然訪問してきた業者から「屋根見させてもろうたんじゃけど、1ヶ月以内、いや2週間以内には、はがれるかもしれんのう」と言われたとしましょう。「そういえば建てたあとずっと放っといた。そんなに大きな問題あるんじゃろうか?」と不安になるのも仕方ありません。
苔だらけで傾いて割れてしまっている屋根なら誰でも問題があるとわかるでしょう。ただし一目でわからないレベルだと専門知識を持っていなければ判断はむずかしいものです。
岡山市では「たまたま見かけたんだけど、屋根の釘が抜けて瓦が浮いているよ。修理するよ」と突然、業者が訪ねてきた事例があります。伝えられたほうは、ちょうど屋根の点検をした直後だったため、事なきを得ました。
今回のお役立ちコラムでは、屋根関連の悪徳業者の特徴や被害にあわないためのポイントを詳しくお話します。
屋根塗装や修理に関する悪徳業者の事例
独立行政法人国民生活センターでも「屋根工事の点検商法のトラブル」相談が増加していることに対し、注意喚起を行っています。以下は実際に国民生活センターへ相談として寄せられた事例です。
【事例1】「屋根瓦がずれているのが見えた」と来訪した業者との契約をクーリング・オフしたい。【事例2】実家の父がずれた瓦の写真を見せられ修理工事の契約をしたがキャンセルできるか。【事例3】屋根や外壁、床下等の修繕を次々と勧誘され契約した。【事例4】「近所で工事している」と言うので点検を依頼したが、近所の工事はうそだった。【事例5】ドローンで撮影したという写真を見せられ契約したが解約したい。 【引用元:独立行政法人国民生活センター-屋根工事の点検商法のトラブルが増えています-典型的な勧誘トークを知っておくことで防げます!-】 |
国民生活センターに寄せられた2022年度の相談件数は2,885件です。2018年度は923件、2019年度1,157件、2020年度1,824件、2021年度2,352件と増加傾向にあります。
相談者の中には「自分だけは大丈夫」「親族にちゃんと注意喚起をした」方もいるでしょう。しかし2018年以降、1,000件以上の相談があったという事実は重いのです。
悪徳業者の勧誘トークにはパターンがある
屋根関連の悪徳業者はあの手この手で契約を結ぼうとしてきます。以下が典型的な手口です。
- 家主から連絡していないのにとつぜん訪問してくる
- 消費者の不安を煽ることを言う
- そのあと「特別に大幅な値引きをします」と負担を軽くするようなことをいう
- 問題が増える、エスカレートしていく
たとえば悪徳業者は、ある日約束もなくとつぜん訪問してきます。そして「いまなら無料点検しますよ」と提案してくるのです。
家主側が「無料」という言葉に安心して点検を許可したとします。点検後、悪徳業者は「瓦がずれていました」と割れた瓦の写真も見せてくるという流れです。家主としては不安になるでしょう。悪徳業者はその不安になった隙をついて、本格的な屋根の修繕契約に話を持っていきます。
瓦が本当に割れているか確認するにも、家主自身が屋根に上がって自分の目で見なければなりません。また、目の前で悪徳業者が屋根に上がるのを見ていれば、しっかり点検してくれていると思うものです。そのため写真が偽物でも信じてしまいます。
その後で「屋根の修理は本来高額ですが、今日契約してくれるならだいぶお安くできます。本来200万円かかるところですが、半額以下の50万円でやりますよ」
続けざまに「ついでに雨樋も交換しましょう」
「瓦を全部変えましょう。今なら安くします」
と、色々な工事やサービスを提案してきます。
対応できるだけの資金がある方ならいい機会だと考えるかもしません。ですが実際は不必要な工事の場合もあるのです。
悪徳業者は「問題があるような話」をするのが得意です。契約を結んで施工をしても、実際はなにもしていない場合もあります。実際に施工しても、不適切な方法だったというケースもあります。
屋根の修繕をしたのにかかわらず、すぐ雨漏りが発生したら要注意です。悪徳業者ではなくても、実績・知識・経験・技術力すべてが不足している業者の可能性もあります。
どちらにしても、お金を払うわけですから、すぐに契約をするのはよくありません。屋根補修業者は実績があり、信頼できるか理由があるかどうかなど、いろいろな面で比較検討しながら依頼しましょう。
悪徳業者の被害にあわないために押さえておきたい注意点
悪徳業者の被害にあわないためには、毅然とした態度が必要です。ただ、悪徳業者は前触れなく住まいにやってきます。万が一、訪問してきた際、つけこむ隙を与えないためにどうすればいいか、日頃から対策を練っておきましょう。以下が被害にあわないために簡単にできる対策です。
- 訪問業者には簡単に点検をさせない
- 屋根工事をすぐに契約しない
- 検討したうえで契約する保険金を利用できるという話には注意クーリング・オフもあることを理解しておく
- 不安を感じたら消費者センターなどに相談
- 訪問業者には簡単に点検をさせない
訪問業者にはとくに注意が必要です。さらに「無料点検します」の「無料」という言葉に惑わされないようにしましょう。
ある程度実績があり、地域密着店なら無料点検という言葉にも根拠があります。下手なことをすれば看板に傷をつけることになるからです。地域で悪い噂が立てば避けられる業者になりかねません。
地域密着点は、地域の方々の信頼を得るには長い時間がかかることを理解しています。訪問した業者が名刺も出さず、ただ無料点検ばかり前面に押し出してくる場合は注意しましょう。
屋根工事をすぐに契約しない。検討したうえで契約する
悪徳業者は、不安をあおってきます。
「もうすぐ雨漏りする」
「小さな地震でもすぐに倒れる状態」
という言葉を聞いたら要注意です。
屋根がどれだけ劣化しているのかは劣化症状次第では目視でも確認できます。ただし、目視で確認できない場合は、特殊な機器を使った入念な調査が必要です。一般の方で雨漏りに関する専門知識がある人は稀でしょう。もし知見を持ち合わせていたとしても、屋根の劣化具合を目視だけで正確に見極めるのは困難です。悪徳業者はその隙を狙ってくるのです。
一般の屋根修理業者ならば入念に調査し、状態を正確に見極めたうえで助言してくれるものです。外装劣化診断士が良い例です。調査後に不安や恐怖を煽って契約を迫るようならば十分な注意が必要です。
保険金を利用できるという話には注意
「保険金を利用できるから安くできる」
という話をしてきたら注意してください。火災保険や住宅保険の申請を勧めたり、保険申請を代行すると勧誘したりしてくるかもしれません。保険が出る状況もたしかにありますが、保険適用を受けるためには条件をクリアしなくてはなりません。
たとえば火災保険に風災補償が含まれているなら、台風のような自然災害で屋根が壊れた場合、補償されるでしょう。災害が関係なく、年月が経過した劣化=経年劣化では保険はおりないのです。そのため修理内容次第で補償されないケースは多々あるため
「火災保険で…」
と言ってくる業者には十分注意しましょう。
また、火災保険の利用は家主にとってリスクになる場合もあります。たとえば屋根に本当に問題があったとします。悪徳業者に「経年劣化だけど保険会社には強風で屋根が壊れたと言ってください」と言われても拒否しましょう。
経年劣化で壊れたことを知っていたのに、自然災害の損傷として保険会社に申請すると問題になります。保険金の返還請求や保険契約の解除だけでなく、詐欺罪として刑事罰に問われるからです。そのため保険金を利用できるという言葉に簡単に乗ってはいけないのです。
クーリング・オフもあることを理解しておく
万が一、突然の訪問による悪徳業者で被害に遭った場合を想定し、クーリング・オフを理解しておきましょう。クーリング・オフとは契約を締結しても、一定期間内なら無条件で申込みの撤回や解除ができる制度です。2022年6月1日からは書面以外にも電磁的記録によるクーリング・オフの通知ができるようになりました。FAXを使ったクーリング・オフも可能です。
ただし一定期間内とは「契約日を含めた8日以内」のため注意しましょう。実質、契約後1週間以内の申請が必要です。つまり契約日は1日目としてカウントされます。契約日の次の日からカウントして8日目が来たとします。最終日の8日目だと思いこんで申請したら、9日目で適用外というケースもあるため注意が必要です。
クーリング・オフは「訪問販売」という点が重要な意味を持ちます。お店で商品を購入した場合、クーリング・オフはできません。訪問販売、電話勧誘のように事業者の不意打ち的な勧誘で契約した場合に認められます。悪徳業者がとつぜん家にやってきて勧誘されたケースは訪問販売と解釈されるのです。そのため、クーリング・オフが適用できます。
不安を感じたら消費者センターなどに相談
悪徳業者はクーリング・オフ制度の存在も理解しています。クーリング・オフが利用できないと思わせるために、契約書に「クーリング・オフ制度は利用できない」という文言を混ぜているケースがあるのです。また、クーリング・オフという文言をまったく記載していないケースもあります。
不信感があって電話をしても「契約書にクーリング・オフはできないと書いていますよ」と言われるかもしれませんがそれは違法なやりとりです。それでも悪徳業者はごねる可能性があります。
契約書に「クーリング・オフはできない」と小さくても書いていれば、余計に話はこじれるでしょう。悪徳業者が口頭で意図的に説明していなくても「説明しました」と主張する可能性があります。
当事者同士だけの契約の場合、クーリング・オフの説明をしたかどうか証明するのは困難です。他にも悪徳業者はクーリング・オフが利用されないようにさまざまな場面を想定し、対策をしています。
話がこじれてしまい、業者のほうも認めないなら、消費者センターに相談することをおすすめします。消費者センターには、法律を理解した職員がいて間に立ってくれるからです。強制力まではありませんが心強い存在です。
悪徳業者が不安ならひかりペイントにまずはご相談ください
ひかりペイントは岡山市で地域密着の屋根補修の専門業者です。2005年の創業から屋根や外壁のリフォームに関して累計施工実績2,000棟を超えました。地域密着だからこそ信用してもらえることを重視しています。
無理に契約を迫ることも、しつこい営業もないことをお約束します。相見積もりで値段を比較したいかたも歓迎です。現地調査や見積もりまで完全無料で対応しています。ホームページでのお問い合わせや電話の他、メールやLINEや店舗でも屋根の悩みを承っておりますのでお気軽にご相談ください。
ひかりペイントが選ばれる理由