地域密着型塗装専門店プロタイムズ岡山南店
ひかりペイントです!
代表の山下です。
💬「ガルバリウム鋼板ってなんとなく名前は聞いたことあるけど、何が良いの?」
💬「金属製の建材ってサビに弱くて頼りない印象があるけど、ガルバリウム鋼板にはメリットある?」
従来の金属製屋根といえば、トタン屋根が主流でした。現在でも、トタン屋根が一番に思い浮かぶ方もいるかもしれませんね。ガルバリウム鋼板は、トタン屋根の進化系として登場し、次世代を担う金属製建材の主力を担い始めています。
今回のお役立ちコラムでは、屋根に外壁に大活躍なガルバリウム鋼板についてメリットやデメリットもお話していきます!
ガルバリウム鋼板とは?
ガルバリウム鋼板とは、アルミニウムと亜鉛合金のアメリカ生まれのメッキ鋼板です。アルミニウムが55%、亜鉛が43.4%、シリコンが1.6%の割合で原料を溶融して作られています。軽量で耐久性が高く、耐熱性や加工性にも優れているのです。
ガルバリウム鋼板は、外壁にも屋根にも使用されますが、縦張りと横張りで特徴が異なります。
- 縦張り:形状的に雨水が流れ落ちやすいため高い防水性を発揮
- 横張り:外壁裏の通気性が良くデザイン性が高い
金属製の外壁材として人気がありますが、軽量であることから屋根材としての需要も高まっています。
ガルバリウム鋼板が30年以上もつのは本当?
ガルバリウム鋼板の耐用年数は20~30年ほどとされています。インターネットで調べると最長35年という数字がでてくる場合もあります。たしかに、ガルバリウム鋼板は金属でありながらサビに強く、雨や雪による外傷の心配も少ないために30年以上の維持ができるかもしれません。
ただ、耐用年数というのはあくまでも寿命の目安であり、住宅が置かれている環境や気象条件によって劣化がでてくるスピードも変わります。とくに、海の近くに住宅がある場合は塩害による劣化リスクは避けられません。
ガルバリウム鋼板にしたからといって「絶対に30年は安泰!」というわけではないのです。長持ちさせるためには、10~15年を目処にメンテナンスをおこなう必要があります。定期的にメンテナンスをしていれば致命的な劣化を避けられ、長持ちが叶います。
金属製でありながらサビに強い耐久性を誇っていることから、ガルバリウム鋼板は万能な建材だと思われがちです。ですが、どんな建材であっても長持ちのためのメンテナンスは必須なのです。
ガルバリウム鋼板とトタン屋根の違い
ガルバリウム鋼板は住宅の建材として、あまり馴染みがないように感じるかもしれません。ですが、身近に感じるトタンやブリキもガルバリウム鋼板のように、鉄の表面を処理してできた鋼板なのです。
トタンとガルバリウム鋼板は何が違うのかというと、メッキ加工の種類にあります。トタンの正式名称は「亜鉛メッキ鋼板」で、鋼板に亜鉛をメッキ加工したものです。ガルバリウム鋼板の正式名称は「アルミニウム亜鉛合金メッキ鋼板」です。
同じメッキ加工したものですが、亜鉛をメッキしているトタンと比べてメッキのランクが上がっているのがわかりますね。ガルバリウム鋼板は、アルミニウムと亜鉛、少量のシリコンを鋼板にメッキ加工することでできているのです。
そのため、ガルバリウム鋼板は、トタンよりも耐久性が高く、サビに強いという特徴をもっています。それだけでなく、傷がつくとアルミが表面を保護して自己修復作用を発揮するため、サビを防ぐことができます。
ガルバリウム鋼板のメリットは?
ガルバリウム鋼板の特徴を見ていると、メリットしかないように思えてしまうかもしれません。とくに、従来の金属製建材のメインを担っていたトタンの問題をクリアしている部分には、将来性の高い希望がもてます。
ガルバリウム鋼板のメリットは以下のつです。
ガルバリウム鋼板のメリット①サビにくい
金属製の建材の中ではサビにくさを誇っています。トタンとの比較にあったように、ガルバリウム鋼板のメッキ加工にはアルミニウムも含まれています。アルミニウムは空気中で酸化皮膜を形成するため、サビにくく耐食性に優れた性質をもっているのです。まさに、屋外にさらされて雨水に触れる可能性が高い屋根や外壁に最適な素材です。
ガルバリウム鋼板のメリット②耐用年数が長い
ガルバリウム鋼板は30年以上もつとさえいわれている建材で、金属材の中でも致命的とされているサビに強い性質があります。通常の建材よりも耐用年数は長く設定されていますが、メーカーによってその年数は微妙に異なります。
サビの発生につながらなかったとしても、どんな立地条件、気象条件なのかによってでてくる劣化症状は変わってくるのです。耐用年数が長いのはメリットですが、だからといって放置をしているとメリットにならない可能性があることを覚えておきましょう。
ガルバリウム鋼板のメリット③ひび割れ症状がでにくい
ひび割れの症状は美観も損ねてしまうため、できれば避けたいものです。ガルバリウム鋼板は、金属製であるために経年劣化でもひび割れしにくくなっています。ひび割れ症状がでにくいということは、そこから雨水が侵入して雨漏りがおこるリスクも低いということです。ひび割れしにくいメリットは、屋根材としても外壁材としても嬉しい効果を発揮します。
ガルバリウム鋼板のメリット④軽量で耐震性が高い
近年、南海トラフ臨時情報がでたりと、地震について考えさせられることが多くなりました。地震大国といわれている日本に住んでいる限り、住宅の耐震性は重要です。屋根が軽量であることはもちろんのこと、外壁材も軽量であるほど地震に強い傾向があります。ガルバリウム鋼板は軽量であるために、耐震性を高めたいときに最適です。また、軽量であるためにカバー工法の新しい屋根材として採用されることも多くなっています。
ガルバリウム鋼板のメリット⑤スタイリッシュなデザインになる
ガルバリウム鋼板を使用すると、スタイリッシュなデザインになります。外壁に使用した場合は、外観の雰囲気がいっきに変わるため、張り替えで新築気分を味わいたい場合にもおすすめです。ガルバリウム鋼板特有の質感や光沢によって、現代的なスタイリッシュさを演出できます。
ガルバリウム鋼板のデメリットは?
ガルバリウム鋼板はメリットが多いですが、だからこそのデメリットも存在するのです。もし、住宅の建材として検討しているならば、メリットだけでなくデメリットも把握しておきましょう。事前にデメリットが把握できていれば、そこまで神経質にならずに対策も打てます。
ガルバリウム鋼板のデメリット①施工費用が高い傾向にある
ガルバリウム鋼板は施工に手間がかかってしまうため、ほかの建材で施工する場合よりも費用が高くなる傾向にあります。ただ、費用は業者によって異なるため、見積書をもらって複数社で比較をしてみましょう。納得できる金額であれば、費用面をデメリットに感じにくくなるでしょう。
ガルバリウム鋼板のデメリット②傷がつくとサビのリスクが上がる
ガルバリウム鋼板は、サビに強いというメリットがありますが、傷つきやすくデリケートというデメリットももっています。メッキでコーティングされた表面が傷ついてしまうと、そこからサビが発生してしまう恐れがあるのです。
サビに強くガルバリウム鋼板という強そうな名前ですが、刹那的な一面があります。海が近い場合は、サビができると急速に広がって腐食から穴があく恐れもあります。施工前の運搬時や施工時には要注意です。丁重な取り扱いができる業者を選ぶと安心です。
ガルバリウム鋼板のデメリット③へこみやすい
ガルバリウム鋼板は薄さがあるということから、へこみやすいのもデメリットです。もちろん、日常生活で少し腕があたったくらいではへこみません。ですが、台風での強風や飛来物、自転車やお子さんのボール遊びでへこみや穴があくことがあります。そういった傷やへこみからサビが発生することもあるため、注意が必要です。
ガルバリウム鋼板の施工なら岡山県のひかりペイントにおまかせ!
💬「ガルバリウム鋼板魅力的!もっと知りたい!」
💬「屋根や外壁に使用するならどれくらいの金額になるんだろう?」
ガルバリウム鋼板の屋根や外壁に興味がわいたら、ひかりペイントにご相談ください。現在、ガルバリウム鋼板の屋根や外壁の住宅にお住まいならば、メンテナンスのご相談もお気軽にどうぞ。
当社では、無料で診断や見積書の作成をおこなっております。写真付きで診断報告書を作成いたしますので、立ち会いできなかったご家族もみなさんでご覧いただけます。岡山エリア最大級のショールームもございますので、屋根や外壁のサンプルも見てご体験ください。
ひかりペイントが選ばれる理由