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屋上防水工事 着工してます!

早いもので二月も半分が過ぎてしましました。春はもうすぐそこに来ているとは言いますが、毎日毎日寒いので、まだまだ油断は禁物ですね。

さて、ご紹介しますのは、総社市Y様店舗の屋上防水工事です。防水と言っても様々な工法があるのですが、今回の防水は【塩ビシート防水 機械固定絶縁工法】での改修となります。

シート防水の機械固定工法は下地を選びませんので、どのような下地(既存の床)でも改修可能です。つまり!既存の防水を撤去しなくてよいのでコストも抑えられる優れものなんです~!!また、通常下地をしっかりと乾燥させなければならないのですが、この工法は水分をある程度排出すれば問題がないので次々と工事をすすめていけます。

それでは防水の様子をのぞいてみましょう (@_@)どれどれ

➀既存の下地とシートを絶縁するためのに防水面のすべてに絶縁シートを貼っていきます

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Q. なぜ絶縁シートを貼るの?

A. 下地とシート防水が密着していると建物の揺れに耐えられず防水層が引っ張られ破断する恐れがあります。また今回の既存の防水はアスファルト防水なので、表面がゴツゴツしているため新しいシートを傷つけないようクッション性のある絶縁シートを一枚挟みます。

② 銅板の取り付け

絶縁シートのジョイント部分をテープで抑えて、端部は表面が塩ビシートで加工された銅板を取り付けていきます

③ディスク盤の取り付け

ディスク盤で絶縁シートを固定します。これが今回の機械固定工法の決め手になる部分!!先ほど取り付けた銅板とこのディスク盤にのみに新しい防水層シートを溶着していきます。

◆ここがポイント◆

下地にびっちり張り付けないので、下地内の水分を効率よく逃すことが出来るんです

④塩ビシート(新しい防水層シート)を敷いていく

いよいよ新しいシートを敷いていきます。この時、シートの重ね幅は50mm以上!!これは基準で必ず守らなければなりません。ご自宅の防水シートは大丈夫でしょうか~??シートとシートは溶着剤を塗布しながら張り合わせていきます。さらに張り付きを強化するため加熱機でシートを温め溶着させます。これで、雨水を完璧シャットアウト!!!

よーし!シートが貼れたら、、わーーーい(/・ω・)/ 新品のシートやぁぁ♪っと鬼ごっこをして楽しむ(`・ω・´)b 、、、ってんなわけない!!

これも重要な作業の一つなんです。新品のシートは固いのでわざと踏んでシートに伸縮性をもたらすのです。これなら私にも出来そうと思いましたが、踏み方にもコツがあるみたいです。さすが職人さん☆

⑤塩ビシートとディスクを貼り付け、固定する

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この機械は”誘導加熱装置”という特殊な装置です。この装置を使って加熱し新しい防水シートを固定していきます。【加熱】と聞くとシートが溶けたりしないか心配ですよね。大丈夫です!!これは上からシートを熱するのではなく、下のディスクを熱して、そのディスクに触れるシート裏面部分だけが溶かされ、シートがディスクに溶着されるのです。

ディスクの紹介の時にも言いましたが、今回の機械固定絶縁工法は全てのシートを床面に密着させません。完全に密着させてしまうと建物の揺れなどに耐えれず破断する可能性があるからです。

加熱が完了したら、濡れた軍手で冷圧着していきます。(冷やしながら圧着する) うっすらディスクの跡が見えますね。これで圧着完了です!!

全部のディスクを圧着したら、シートのジョイント部に液状シールを充填させ床面の防水は完了です!

 

今回は床面の工程でした。次回は笠木部分の工程はコチラ♪

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