地域密着型塗装専門店プロタイムズ岡山南店
ひかりペイントです!
代表の山下です。
ぶ業者の見極め方
工場の外壁塗装について、色あせやひび割れなどが目立っても放置していると顧客にも不安が生まれます。
「修繕できないほど資金繰りがうまく行っていない?」といった、ネガティブイメージが発生しかねません。
外壁塗装は単なる見た目だけの修繕ではないのです。設備の保護や労働環境の維持、企業イメージの向上に直結します。
ただ、工場の外壁塗装をするとしても、塗料選びや、工期がまったくわからなければ簡単にはできません。費用についても、いくらが相場かわからないと、悪質業者の罠に引っかかってしまいます。
そこで今回のお役立ちコラムでは、法人向けに工場の外壁塗装に関する基本情報についてくわしくお話しします。
工場外壁塗装の重要性は見た目の問題だけではない


工場の外壁塗装は、後回しにしがちです。「工場の見た目なんて気にする人はいない」と自分は考えていても、他の方はわかりません。
明らかに外壁がボロボロの工場を見た時、資金繰りについて考える取引先の方もいます。新規のビジネスチャンスを逃すきっかけになりかねません。工場は「製品を作る場所で、見た目は気にしなくていい」という考えは、従業員の不満につながります。
また、外壁が劣化し、雨漏りが発生して機器が濡れると大問題です。数百万、数千万円の機器が破損するきっかけにもなります。
外壁塗装は、建物全体の寿命を伸ばす重要なメンテナンスです。製造ラインや設備を守り、良好な労働環境の維持と企業の信頼性を高めるためにも重要な「戦略的投資」と言えます。
工場の外壁塗装を甘く見ると大問題に発展しかねない
工場の外壁の劣化は、見た目だけの問題ではないという点はすでに指摘しました。外壁の劣化は、汚れや色あせ以上に、塗装の剥がれやひび割れが深刻な結果を招くのです。
たとえば、チョーキング現象は塗膜劣化の代表格です。塗膜の構成成分が劣化し、壊れて分離するから発生しています。
そのまま放置すると、外壁材自体に致命的な破損が発生しかねません。雨が降れば雨水の侵入もあるでしょう。鉄骨に触れるとサビが発生します。断熱性の低下もあれば、良好な作業環境は維持できなくなるのです。
塗料や工程の正しい知識
ここから、外壁塗装に関する塗料や工程の基礎知識をくわしくお話しします。外壁に限らず屋根でも、塗装工事では、塗料が耐用年数や機能性に大きな影響を与える要素です。逆に言えば、塗料選びに失敗すると、想定より早く塗膜による保護機能が低下します。
工程も知っておいたほうがいいでしょう。工程を知れば、施工期間の目安が見えてくるからです。
中には平気で手抜きをする悪質業者もいるため注意が必要です。手抜きをしているかどうかを見極めるのも、適切な工程を知らないとできません。
工場に適した塗料について


工場の外壁下地で多く見られるのは「サイディング」「ALCパネル」「プレキャストコンクリート板」「金属パネル」などです。
工場は一般的な住まいより、高い耐久性や機能性が求められます。建物の規模や用途のほか、立地環境に適した塗料を選ばないと、塗膜の耐用年数が短くなるのです。その点を踏まえると、高額になりますがシリコン塗料より上の塗料を採用したほうがいいでしょう。シリコン塗料は中位グレードですが、より安定性や信頼性を踏まえるなら上位グレードの塗料のほうがいいからです。
シリコン塗料
耐用年数は約7年〜10年で、シリコン樹脂を主成分とした、高コストパフォーマンス塗料の代名詞です。2025年現状で、中位グレードの塗料として戸建て住宅も含め、一般的に普及しています。
シリコン塗料は高い親水性が特長です。排気ガスをはじめとした汚れが付着しても、雨が降った際、塗膜と外壁の間に雨水が入り込むため一緒に流れ落ちます。
シリコン塗料より下位グレードには、アクリルやウレタンはありますが、耐用年数は10年以下です。シリコン塗料は艶があり、新築のような輝きを求める場合にも適しています。
ただし、フッ素塗料や無機塗料のようなハイグレード塗料より、耐用年数は短い点に注意が必要です。また、塗膜は硬い性質のため、台風や地震などで建物全体が動くと、ひび割れる可能性があります。
フッ素塗料
耐用年数は15年以上です。予算に余裕があるなら、フッ素塗料のようなハイグレード塗料を選んだほうがいいでしょう。原料は蛍石で、フッ素加工のフライパンのフッ素と同じものです。紫外線だけではなく酸性雨にも強い高耐候性を誇ります。
塗膜表面が滑らかなために、汚れにくいのも特長です。この点は防カビや防藻性能にもつながります。カビや藻も付着しにくいため、繁殖を抑えられるのです。また、シリコン塗料と同様に、親水性が高いため清掃の手間を軽減できます。塗膜の光沢や色あせがしにくいのも、美観という点で大きなメリットです。
ただし、シリコン塗料よりも2倍〜3倍のコストがかかります。同じく塗膜が硬く、横に伸びにくいためにひび割れリスクがあるのです。
無機塗料
無機塗料もフッ素と同様にハイグレード塗料に位置づけられます。無機成分が含まれており、フッ素に匹敵するかそれ以上の高耐候性が特長です。
紫外線や雨風のほか、気温の変化にも強い高耐候性を誇ります。有機成分がほとんど含まれていないため、コケやカビは繁殖しにくいのもメリットです。無機成分ですから燃えにくいですし、万が一の際でも延焼リスクは低いと言えます。
ただし、無機塗料もフッ素塗料と同様に高額です。硬さもあるため、ひび割れやすいのもデメリットでしょう。
遮熱塗料
耐用年数は10年〜15年以上を誇ります。遮熱塗料は、工場内の温度上昇を抑えられるのが強みです。遮熱塗料には太陽光を反射する特殊機能が備わっているため、屋根や外壁に施工すれば輻射熱のリスクを減らせます。
太陽光の影響を受け過ぎないため、負担を減らせるのもメリットです。色あせ防止や光沢の維持という点でも強みがあります。
また、輻射熱の影響を抑えられる点は、真夏の空調コストを抑えられることにもつながるのです。空調の設定温度や風量も抑えられるために、電気代の高騰を防げます。快適な作業環境を維持することも、従業員にとっては助かる要素でしょう。
工場地帯なら汚れに強い塗料を選んだほうがいい
工場地帯は、工場や出入りするトラックやダンプから出る排気ガスの影響を強く受けます。排ガスは雨だれ汚れの原因になるため、放置する前に清掃が必要です。
清掃のメンテナンスの手間やコストを考えるなら、最初からシリコンや、フッ素・無機塗料のような汚れにくい塗料を選ぶほうがいいでしょう。雨が降れば一緒に汚れも流れ落ちる、セルフクリーニング機能があるため清掃の手間が省けるのです。
工場の外壁塗装工程と工期の目安


工場の外壁塗装の工程と工期の目安についてお話しします。
足場設置:約1日
高圧洗浄:約1~3日
下地処理:約1日
下塗り:約1日
中塗り:約1日
上塗り:約1日
点検と手直し:約1日
足場解体:約1日
完工(引き渡し)
基本的にはこのような流れです。天気に恵まれると、塗料の乾燥時間も早まるため、予定より早く終わる場合もあります。閑散期なら、職人も確保しやすいため期間が短くなる場合もあるのです。
ただし、雨が多い時期は湿度も高くなり、塗料の乾きも遅くなります。雨に濡れて塗料が流れるリスクも考えなければなりません。風が強い日も、ホコリやゴミの付着リスクがあるため遅れがちになります。
外壁塗装の費用相場
塗装面積 | 費用相場 |
100~119/平方メートル | 約69万円~144万円 |
120~139/平方メートル | 約82万円~138万円 |
140~164/平方メートル | 約98万円~146万円 |
165~195/平方メートル | 約121万円~168万 |
岡山県の外壁塗装の費用相場です。価格差についてはグレードによる違いと考えてください。アクリルならコストは安く抑えられますが、フッ素や無機塗料だと高額です。
耐用年数にも大きく関わってくるため、安さだけで選ぶのは避けたほうがいいでしょう。
安かろう・悪かろうに注意
施工業者を相見積もりした場合、極端に安価な塗装業者が見つかるかもしれません。価格だけで決定するリスクは非常に大きなものです。
下地処理や養生の手抜きがあれば、ハイグレード塗料でも耐用年数は短くなります。アクリルより早く塗膜が剥がれても不思議ではありません。
騒音や臭気に関して配慮がなければ、近隣トラブルにも発展します。また、戸建てと工場では施工のコツや経験も異なるのです。工場の外壁塗装は、法人施設の施工実績のあるところを選んだほうがいいでしょう。
工場外壁塗装は企業価値を守る投資|ひかりペイントへご相談ください


工場の外壁塗装は単なる見た目の問題にとどまらず、設備保護・労働環境改善・企業イメージ向上という大きな役割を担っています。放置すれば雨漏りやサビによる機器の損傷、新規取引先からの信頼低下など、数百万〜数千万円規模の損失に発展しかねません。だからこそ、塗料選びや施工工程を正しく理解し、法人施設の実績を持つ業者に依頼することが重要です。
ひかりペイントでは、シリコン・フッ素・無機・遮熱といった高耐久塗料を環境条件に合わせてご提案し、工程ごとの丁寧な施工で長期的な耐久性を実現します。さらに法人施設特有の稼働状況や近隣環境にも配慮し、施工中のリスクを最小限に抑えます。外壁塗装はコスト削減と資産価値維持を両立できる「戦略的投資」です。
岡山県で工場外壁塗装を検討中の企業様は、ぜひひかりペイントへご相談ください。お問い合わせはフォーム、メール、電話、またはショールームにてお気軽にどうぞ。
ひかりペイントが選ばれる理由