地域密着型塗装専門店プロタイムズ岡山南店
ひかりペイントです!
代表の山下です。
総社市で外壁の劣化症状にお悩み中の方もいるでしょう。「外壁に問題があるとみっともない」と美観だけを気にする方もいるかもしれません。ただ、外壁の問題は単純に、美観だけの問題で治まらないことも多々あるのです。外壁の劣化症状の中には、住まいだけではなく家族の健康を損なうものもあります。
総社市は岡山県南西部にあり、東に岡山市、南に倉敷市という岡山県第一と第二の都市にはさまれた市です。雨も少なく温暖な気候ですが、他のエリアと同様に外壁は劣化します。
外壁の劣化症状も軽度から重度まであるのです。軽度なら美観の問題だけで済むかもしれません。ただ、重度の劣化症状もあります。たとえば幅0.3ミリ以上のヒビ割れがあげられます。
外壁の劣化症状とはどのようなものがあるのか?そこで今回のお役立ちコラムでは、総社市にお住いの方へ、外壁の劣化症状についてくわしくお話しします。
外壁劣化の進行は見逃せない大問題
住まいには多くのトラブルが発生します。新築時点で輝いていた美観も、外部要因によるダメージで劣化するのです。
症状のキズやヒビ割れ程度なら、気にならない方もいるかもしれません。ただ、放置すると徐々に劣化は大きくなっていきます。たとえば、幅0.3ミリ以下のヒビ割れは、ヘアークラックと呼ばれる劣化症状です。この場合、外壁塗装面だけが劣化しており、下地の外壁材まで届いている可能性は低いのです。
ただ、0.3ミリ以上のヒビ割れになると、外壁塗装専門業者への早急な相談が求められます。放置すると住まいに大ダメージを与える雨漏りにつながるからです。
【雨漏り】外壁劣化がもたらす本当に怖い問題
劣化した外壁はヒビ割れからでも、雨水が侵入するようになります。雨水が住まい内部に侵入すると、大トラブルである雨漏りになるのです。
初期段階なら雨水が侵入しても、防水シート層によって簡単に内部へは侵入できません。その防水シートも、雨漏りが続けば劣化します。その結果、穴や裂け目が発生すると大きなトラブルに発展するのです。以下で雨漏りによる想定被害をお話しします。
3つの大きなトラブル
雨漏りが発生した場合、起きる可能性が高いトラブルは以下のとおりです。
- 構造の問題
- 内装の問題
- 電気設備の問題
これらの問題で、住まいはまともに住めなくなる可能性があります。どのような内容か以下でくわしくお話しします。
構造の問題
外壁から住まい内部へ侵入すると、構造材は大きな悪影響を受けるのです。住まいは木材の柱や梁や内装の壁に支えられています。木材の問題は腐食する点です。雨漏りで木材が濡れて、含水率が高くなると木材腐朽菌の活性化を招きます。とくに含水率が30%以上になるとそのリスクは高まるのです。
また、外壁内部に鉄筋があれば、雨水で濡れると錆びつきます。錆は金属の腐食であり、鉄筋の体積を膨張させるのです。膨張した鉄筋は周囲のコンクリートやモルタルを壊します。爆裂現象と呼ばれるもので、破損した場所から入ってくる雨水の量は増えるでしょう。さらに、2階や3階の外壁で爆裂現象が起きると危険です。爆裂現象により壊れたコンクリート片が落下してきます。直下に人がいて直撃すれば、命にも関わる大けがにつながるのです。
内装の問題
住まい内部へ雨水が侵入すると、室内の湿度が高まります。壁紙やペンキもはがれることになるのです。床板の膨張、あるいは縮小します。
さらに厄介なのはカビの発生です。カビや細菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。天井や壁にカビが発生すると、美観を大きく損なうことになるのです。
電気設備の問題
雨水が電気配線や電気機器を濡らすと危険です。漏電によるショートが発生すると、感電も起こりますし、周囲に燃えやすいものがあれば発火して火災につながります。
たとえばトラッキング現象は火災の原因として、消防庁でも注意喚起をしているトラブルです。令和3年だけでも、トラッキング現象による火災は東京消防庁管内だけでも39件発生しています。
コンセントに差し込んだプラグとの間にあるホコリが原因です。湿度が高まると、ホコリに水分が含まれます。水分は電気を通しますから、コンセントからの電気が通ってしまうのです。それが何度もあると熱を帯びて発火します。
木材が腐って耐久性が低下することとカビの健康問題
木材が腐ると細くなり、住まい全体を支える力が低下します。また、木材の腐食でやってくるのがシロアリです。シロアリは腐った木材と高湿度環境を好みます。
さらにシロアリは断熱材やプラスチックまで食べてしまうのです。住まいのほとんどがシロアリのエサになってしまいかねません。
その他にも怖いのがカビによるアレルギー症状です。呼吸の際にカビの胞子を吸い込むとアレルギー症状やシックハウス症候群が引き起こされます。さらに怖いのが、肺胞の中で繁殖して発症する「肺アスペルギルス症」です。灰の中でカビが繁殖すると、排除は困難になります。とくに免疫力が低い子どもや高齢者にとって危険なため要注意です。
参照:特定非営利活動法人日本アトピー協会カビのここが悪い影響を与えます
外壁劣化のサインと早期対応の重要性
外壁の劣化症状は1つだけでなく複数あります。軽いものから重度のものまでありますが、重要なのは「軽く見ないこと」です。初期症状であっても、時間の経過によってトラブルは大きくなります。どのような劣化症状があるか、初期・中期・重度でくわしくお話ししていきます。
初期段階
初期の劣化症状は幅0.3ミリ以下のヘアークラックです。いわゆるヒビ割れですが、初期段階は塗装面の劣化と判断できます。また、色あせも初期段階の劣化症状です。
塗装したばかりの頃より、色つやがなくなっている、変色をしているなら色あせが発生しています。外壁塗装による防水機能が低下しているような劣化とはいえません。ただ、劣化症状として中期段階と判断する業者もあります。また、単純に排気ガスやチリやホコリなどによる汚れも、初期段階の劣化症状です。
中期段階
中期段階から外壁塗装専門業者への相談が必要です。カビや藻や苔の発生や、チョーキング現象が出てきます。幅0.3ミリ~1ミリ程度のヒビ割れは、最終段階直前の劣化症状です。この状態だと雨漏りが発生してもおかしくないですし、シロアリの侵入口にもなります。
カビや苔や藻は外壁塗装をしていると、簡単に増殖しません。防水性能の低下で、発生する可能性が高くなるのです。また、外壁に触れるとチョークのような白い粉が指に付着する場合もあります。それがチョーキング現象です。正体は顔料で、外壁塗装の劣化によって表に出てきた状態と考えてください。
また、外壁材と外壁材のつなぎ目を埋めるシーリング材の劣化も、中段階から最終段階の劣化症状です。雨天時に室内側の窓枠周辺が濡れているなら、シーリング材が機能していない可能性もあります。窓枠周辺にも隙間を埋めるために、シーリング材が施工されているからです。
最終段階
ヒビ割れの深さ1ミリ以上なら、早めに外壁塗装専門業者への相談が必要です。非常に深刻な状態であり、高い可能性で内部に損傷が進行しています。1ミリ以上のヒビ割れは深さもあり、一般の方がDIYにより修繕できるレベルではありません。雨漏り被害がすでに発生していてもおかしくない劣化状態です。
また、トタンやガルバリウム鋼板や金属の外壁材や金属部品では、錆びにも注意しなければなりません。錆びが狭い範囲なら補修も簡単ですが、広範囲に広がると手に負えません。外壁の張り替えのほうが、費用を抑えられることさえあります。
また、塗装部分が膨れたりはがれたりしているのも最終段階です。とくにはがれている場合、その部分の保護機能は失われています。
総社市で外壁劣化を防ぐために!ひかりペイントに補修とメンテナンスをお任せください
総社市で外壁の劣化を食い止めるためには、外壁塗装や補修専門業者による定期的なメンテナンスが必要です。
ひかりペイントは2005年の創業時から、岡山市近隣で多くの外壁や屋根塗装を手がけてきました。一級塗装技能士、外装劣化診断士や雨漏り鑑定士のような資格者も在籍しています。
地域密着の塗装専門業者として、日々、大切な住まいを守れるように技術力向上に努めています。ひかりペイントへのご相談はホームページの問い合わせフォームをご利用ください。メールやLINEでもご相談いただけます。
「インターネットは苦手」という方は、電話やショールームでも対応できますので、お気軽にお問い合わせください。
ひかりペイントが選ばれる理由