地域密着型塗装専門店プロタイムズ岡山南店
ひかりペイントです!
代表の山下です。
工場の省エネ対策には、外壁塗装や屋根塗装という選択肢もあります。その中でもガイナは宇宙ロケットの技術が反映された「断熱セラミック塗材」です。
ガイナは「日本の宇宙ロケット開発技術の応用」で生み出されました。ただ「本当に効果があるのか?」と考える方もいるかもしれません。ロケットと工場は、使用条件も異なるため当然のことです。「効果があったとしても、どのようなメリットがあるのか?」そう考える方もいるでしょう。ガイナの強みは、遮熱と断熱効果です。遮熱と断熱効果により、工場の省エネ対策も期待できます。
「省エネ対策とコスト削減」は、多くの工場で求められるものではないでしょうか?そこで今回のお役立ちコラムでは、工場にガイナを採用するメリットについてくわしくお話しします。
ガイナとは?省エネ効果の秘密
ガイナとは、日本の宇宙ロケット開発技術の応用で生み出された塗材です。塗料は通常、外壁や屋根に対して塗膜による保護や美観を形成します。ガイナのような塗材は、平らな外壁表面に凹凸の柄を立体的に形成するのが特徴です。柄はスタッコ、ローラー、コテ塗りによって施工されます。塗材もさまざまですが、外壁に使用するものは「外装仕上げ塗材」「外装仕上げ用塗材」と呼ばれているのです。
また、厚みも異なります。一般塗料による膜の厚みは0.01mm程度です。一方の塗材は数mmから10mmと圧倒的に厚みがあります。ただ、厚みによる模様が作れるからすごいのではありません。注目したいのは日本の宇宙ロケットに関連する技術、つまりJAXAの技術が活用されている点でしょう。
JAXA技術を活用したガイナ塗料の開発背景
JAXAとは「宇宙航空研究開発機構」のことです。日本政府は宇宙開発にも着目しています。JAXAはその中核的実施機関として、宇宙開発に関する基礎研究や開発や利用を一貫して行っています。
JAXAは三菱重工とともに、人工衛星打ち上げ用ロケット「H-IIロケット」を開発しました。ただ、ロケットは発射する際、高熱から機体や人工衛星を守らなければなりません。そのため先端部に塗る断熱技術の開発が求められたのです。
JAXAとは別に断熱塗材の研究開発をしていたのが、株式会社日進産業です。日進産業はJAXA開発の断熱技術に注目しました。その技術を応用し「断熱セラミック塗材ガイナ(GAINA)を開発したのです。ガイナは軽く、すぐれた熱制御性があり、塗るだけで断熱性を得られる塗材なのです。
JAXAプロジェクト第一号認定商品
JAXAは宇宙研究開発による技術を民間に転用する「JAXAコスモードプロジェクト」を進めています。GAINAは「JAXA COSMODE PROJECTロゴマーク」付与第一号として認定を受けました。この認定は簡単に受けられるものではありません。GAINAは20年以上の企業努力の結晶といえるのです。
ガイナの技術的な特徴とは?塗るセラミック
ガイナは特殊中空セラミックビーズが採用されています。それが他の断熱塗料との違いを生み出しているのです。
外壁塗装や屋根塗装で使用される塗料の主成分には、一般的に樹脂が採用されています。外壁や屋根に塗料を塗って硬化した塗膜の成分90%以上が樹脂成分です。塗膜とは塗装によって形成される保護膜で、外壁塗装や屋根塗装の目的になっています。その塗膜が外壁や屋根を紫外線や雨風から守っているのです。
一方でガイナは異なります。樹脂成分は20%しかありません。その他の成分80%は、特殊セラミックビーズやアクリルシリコン樹脂で構成されているのです。
高品質のアクリルシリコン樹脂技術も駆使
ガイナにはアクリルシリコン樹脂も含まれています。これはセラミックビーズの接着性を高めるために含まれているのです。
アクリルシリコン樹脂は、価格や耐久性のバランスのよい樹脂です。耐用年数も約15年で、ハイグレード塗料である無機塗料やフッ素塗料に匹敵します。
他社にもセラミックビーズを採用している断熱塗料はあります。ただし、含まれるのは約20%程度だけです。ガイナ製造元の日進産業では、アクリルシリコン樹脂の研究開発を20年以上続けました。その研究努力の末に、大量のセラミックビーズを外壁や屋根に密着させることに成功しています。
ガイナが工場に適している理由とは?機能性の高さが評価されている
ガイナは遮熱性能や断熱効果で高い評価を受けています。工場内には熱を出す設備機器が多数あります。また、労働安全衛生規則により事業者は屋内作業での温湿度調節をしなければなりません。「暑さや寒さや多湿の屋内作業では、冷房や暖房や通風などの温湿度調整措置が必要」というものですから対策が求められます。
ガイナは塗装だけで、快適な室内温度を保てるのがメリットです。労働者の健康を守るという点でもメリットは大きいでしょう。実際に「産業技術総合研究所」と「島根大学」との共同研究による検証が行われています。その結果、従来の塗材と比較すると、熱の放出と、熱の侵入で大きな差が見られたのです。
電気代節約の助けにもなる!実験でも結果が出ている遮熱性と断熱性
ガイナを塗っているのと塗っていないプレハブで比較した、エアコンの電気消費測定実験もあります。測定期間は3週間で電気消費量を測定しました。毎日4回、温度は24度設定で、時間は朝8時に電源を入れて最終日の朝8時に電源を切る実験です。
その結果、ガイナを塗ったプレハブと、塗っていないプレハブとでは大きな差が出ています。塗装したほうは気温上昇が顕著に見られる8時から11時の間で、約33%、電力消費を抑えられました。太陽光の影響が少ない夜間でも、約25%電力消費量を抑えられたのです。
真夏の住まい内における温度上昇の問題は、熱中症対策を踏まえても重要な意味を持ちます。ただ、エアコンを使い続けると電気消費量が心配です。SDGsという観点からも、メリットがある塗材といえるでしょう。
高い断熱性により保温効果
ガイナは屋外、または屋内に塗っても保温効果を発揮します。住まい内部の暖かい空気は外に逃げません。暖房を切ったとしても、部屋の温度を10度以上保てるのです。温度差が小さくなれば結露対策にもつながります。
実際に、内装ガイナ仕上げと内装ビニールクロス仕上げの実験棟による実験結果も証明しているのです。寒冷地、冬場、寝ている際の体温の下がり方をサーモカメラで撮影しました。サーモカメラとは、高温エリアを赤く、低温部分を青く表示する特殊なカメラで、視覚的に温度差がわかります。その結果、ガイナ仕上げのほうがビニールクロス仕上げより、体温が下がりにくいことを証明しました。
その他にも高い機能性を誇る
ガイナに備わった機能性をまとめると以下の通りです。
- 遮熱:太陽光を約82%反射。放射や低熱伝導の他、小熱容量効果で市内への熱の侵入を防ぐ
- 断熱:屋外、室内、どちらに塗っても高い保温効果。暖気が外へ逃げるのを防ぐ
- 遮音:塗膜面がセラミックで隙間なく覆われているため音を効率的に反射できる。精神効果で音を軽減
- 空気:帯電性0.0の性質により、汚濁物質が付着しにくい。汚濁物質の富裕も防ぐ
- 耐久:セラミック自体が紫外線に強い耐性を持つ。建物の膨張や収縮を抑えられるために、建物の長寿命化をサポート
- 美的:美化面でもメリットがあります。テクスチャーの表現力は幅広い
- 安全:水性のため有機溶剤不使用。不燃材料として国土交通省認定を受けて安全
- 防露:壁や天井の結露対策にも。熱の移動が少なくなるため、結露が発生しにくい
このように、遮熱や断熱以外にも多数の機能性を備えています。
ガイナで快適・エコな生活を実現!ひかりペイントにご相談ください
岡山市近隣の工場の外壁や屋根塗装はひかりペイントにお任せください。工場内の労働環境を快適にする、ガイナの取り扱いもあります。
工場内は真夏になると密閉されているために、冷房機器が必須です。冷房機器を使用しても十分な暑さ対策ができていないと感じたら、ガイナをご検討ください。外からの熱の侵入を防ぎます。
冬場の寒さもガイナの断熱効果は対策として期待できるでしょう。冷暖房機器を過剰な設定温度にしなくて済むため、電気代の節約という点でもメリットがあります。
ひかりペイントでは国家資格である一級塗装技能士が在籍しています。他にも外装劣化診断士や雨漏り鑑定士が在籍しております。外装劣化診断士は建物の劣化状態と適切な補修方法を提案できます。雨漏り鑑定士は雨漏り原因を特定する専門家です。
ひかりペイントへのガイナのご相談は、ホームページの問い合わせフォームをご利用ください。その他、電話やメールの他、LINEやショールームでも受け付けております。
ひかりペイントが選ばれる理由