地域密着型塗装専門店プロタイムズ岡山南店
ひかりペイントです!
代表の山下です。
屋根塗装は「何年ごと」にすればいいか、わからない方も多いのではないでしょうか。外壁塗装は住まいの美観だけを保つのではなく、寿命を伸ばすために必要なメンテナンスです。
屋根塗装は屋根の劣化状態や塗料の期待耐用年数など、複数要素が関係してきます。逆にいえば、屋根塗装をする理由や、塗料や屋根の劣化に関する知識があれば、自然と答えが見つかるのです。
その塗り替えのタイミングを知っていると、コスト面でも効率的になります。たとえば、以前の塗料の耐用年数はまだあるのに、ムダに塗装をしなくて済むのです。屋根塗装は安くありません。費用面からも、屋根塗装のタイミングを知っておきましょう。
そこで今回のお役立ちコラムでは「屋根塗装は何年ごとにするのか?」について、プロの視点からくわしくお話しします。
屋根塗装は何年ごと?適切なタイミングを見逃すことのリスク
屋根塗装の適切なサイクルやタイミングを見逃すとトラブルが待っています。屋根塗装は塗料を使い保護膜となる「塗膜」を作ることが目的です。ただ、塗料ごとに期待耐用年数は決まっています。耐用年数とは、塗料の寿命です。耐用年数を過ぎるとどうなるのか、以下でお話しします。
屋根塗装の重要性とは?日々の影響で劣化が進行
太陽光や雨や風は屋根だけではなく外壁まで含め、住まいにダメージを与える要因です。とくに太陽光の紫外線や赤外線は、塗膜にとって大ダメージです。塗料の中には、酸化チタンの白色顔料が含まれています。酸化鉱物の一つ、チタン鉱石から生産されます。素地を覆い隠す力や発色力の他、均一に分散する性質を持っており、塗料の彩り用途で使われている無機化合物です。
ただし「ラジカル」というエネルギーで劣化します。酸化チタンに紫外線が当たると、ラジカルという劣化の原因エネルギーが発生するのです。発生したラジカルは、樹脂や顔料にダメージを与えます。そうすることで、塗膜が劣化するのです。
ただ、屋根塗装をしないと紫外線や雨や風は屋根材にダメージを与えます。たとえば、トタンやガルバリウム鋼板ならサビが発生するでしょう。粘土瓦も耐久性は100年以上といわれています。ただし適切なメンテナンスの継続が大前提です。メンテナンスをしないと雨風のダメージで100年保ちません。とくに台風やゲリラ豪雨のような強烈な雨風は、住まいにとって大きなダメージです。
屋根塗装をしないとどうなる?起きるかもしれない怖い雨漏り
屋根は住まいのてっぺんに設置されています。外壁は屋根のひさしや塀、その他、周囲の建造物で、太陽光や風雨がさえぎられることも多いでしょう。ただ、屋根はてっぺんですから、直接的に太陽光や風雨の影響を受けやすいのです。
また、屋根は「雨漏りが発生して劣化に気づく」ことも多々あります。とくに三角屋根や切妻屋根などは簡単に状態を確認できない場所です。平坦で歩ける陸屋根ならともかく、劣化の進行に気づけない位置にあります。
屋根が劣化することで発生する最悪のトラブルが雨漏りです。雨漏りは人間でいえば、命に関わる大病と考えてください。では、屋根の雨漏りで発生するトラブルをくわしくお話しします。
雨水が住まい内部に入ってくるだけでは終わらない雨漏りの恐怖
雨漏りが怖いのは二次被害です。雨水が住まい内部に侵入してくるだけでも、安心できる住環境といえません。ただ、二次被害は住まいに住めなくなる危険性をはらんでいるのです。これはただいたずらに恐怖をあおっているわけではありません。以下が雨漏りで考えられる二次被害です。
カビによって発生するぜんそくやアレルギー
雨水は住まいの湿度を高めます。湿気が多くなれば、その環境を好むカビの繁殖を招くのです。カビは湿度が65%以上、室温が20度〜25度になると、繁殖すると考えられています。カビが天井や壁を汚す光景は、美観という点で好ましくありません。また、カビをエサとして好むのがダニです。ダニは70%以上、室温が20度〜25度の環境下を好みます。カビが繁殖すれば、必然的にダニも増えてしまうのです。
これらカビの胞子やダニのフンや死骸を吸い込むと、アレルギー症状の罹患リスクが高まります。免疫力の低い高齢者や子どもにとって、ぜんそくやアレルギー症状は避けたいところです。ぜんそく以外にも、アレルギー性皮膚炎や目のかゆみや鼻炎なども考えなければなりません。他にもシックハウス症候群では、皮膚や、目、鼻など粘膜の刺激症状を引き起こします。のどや呼吸器のトラブル、頭痛や不快感など、その症状は多岐にわたるため注意が必要です。
木材が腐ったりシロアリにやられたりすると倒壊の危険性も
湿度が高まったり、柱や梁が雨水で濡れたりすると「木材腐朽菌」が繁殖します。含水率30%になると危険水域です。木材腐朽菌がやっかいなのは、植物の細胞壁を構成する炭水化物、セルロース・ヘミセルロースをエサにする点でしょう。
通常、植物のセルロース・ヘミセルロースは、リグニンという物質で守られています。多くの生物は、セルロース・ヘミセルロースをエサにできません。ただ、木材腐朽菌はリグニンのガードを突破できるように進化しました。そのため、セルロース・ヘミセルロースをエサにできるのです。その結果が、木材の腐食です。
腐食した木材はシロアリが非常に好みます。万が一シロアリが巣を作れば、柱や梁はボロボロになるでしょう。耐久性や支える力は失われてしまうのです。その結果、倒壊の危険性が高まります。とくに危険なのが地震被害です。近隣の住まいは倒壊しない地震でも、耐久性が失われた自宅だけ倒れる危険性もあります。
屋根塗装は何年ごとにすればいい?ポイントは劣化と塗料の耐用年数
屋根塗装の塗り直しのタイミングですが、劣化症状と塗料の耐用年数を目安にするしかありません。そのため、各住まいで異なるとしかいえないのです。
「一般的に外壁塗装は10年スパン」という話もあります。ただ、劣化症状が進んでいれば、10年以内の補修が必要です。10年という数字は、多く採用されているシリコン塗料が基準となっています。シリコン塗料の耐用年数は10年〜15年です。ただし、製品によっては7年で劣化がはじまるケースもあります。どちらにしても、10年以上経過すると耐用年数を過ぎる可能性が高くなるのです。そのため10年が目安となっています。以下は代表的な塗料の耐用年数目安です。
アクリル:5〜7年ウレタン:8〜10年シリコン:10〜15年ラジカル:12〜15年フッ素:15〜20年光触媒:15〜20年無機:20〜25年 |
あくまで目安として考えてください。「以前外壁塗装をした際の塗料がよくわからない」という方もいるでしょう。また、中古物件を購入した際、外壁塗装をしていないケースもあります。その場合、最後に行った外壁塗装でどんな塗料を使用したのかわからない場合、10年を目安にするといいでしょう。
屋根の劣化症状
雨漏りリスクが高い劣化は「ひび割れ」「塗装のはがれ」「ずれ」「サビ」などです。サビは、最初は小さな範囲でも、放置すれば広がります。サビた部分はもろくなって、裂けたり穴が開いたりします。
共通するのは、自然に修復されない点です。また、屋根面と屋根面の交差部分には、棟や棟板金が設置されています。棟は日本瓦、棟板金は屋根面と屋根面にできる隙間を覆うものです。
その隙間を覆うものが壊れると、雨漏りが発生します。屋根塗装より補修が必要です。手遅れにならないためにも、日常的なメンテナンスが求められます。
雨漏り対策には日常的なメンテナンスが必要です!屋根塗装はひかりペイントにお任せください
ひかりペイントは、岡山市地域密着塗装専門業者として屋根塗装の疑問になんでも答えられます。一級塗装技能士という塗装に関する国家資格者、プロ中のプロが在籍しているからです。雨漏り調査のプロで、科学的な方法を駆使して屋根や外壁の調査ができる外装劣化診断士も在籍しています。サーモグラフィーによる温度差、発光する特殊な発酵液などで雨漏りの侵入箇所を的確に発見します。
屋根塗装の塗料では、アステックペイントのハイグレード塗料も取り扱っているため、お気軽にご相談ください。アステックペイントは遮熱塗料シェアNO1の大手塗料メーカーです。
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ひかりペイントが選ばれる理由