地域密着型塗装専門店プロタイムズ岡山南店
ひかりペイントです!
代表の山下です。
工場経営者の方で、屋根塗装の費用相場を知りたい方もいるのではないでしょうか。戸建てやマンション、その他アパートまで、屋根のメンテナンスは必要不可欠です。それは工場内にある製造機器と同じことです。メンテナンスをしなければ、不具合が出るのもしかたないことでしょう。
ただ、工場の屋根塗装をする場合、どの塗装業者に任せればいいのかは悩ましい問題です。岡山県の工場の屋根塗装より、過剰に高額な見積もりや請求書を出されたりすれば慌ててしまいます。
ただ、工場の屋根塗装について適切な見積もりを見極めるのは困難です。そこで今回のお役立ちコラムでは、岡山市における工場や面塗装の費用相場をお話しします。塗料や工事内容によって屋根塗装の費用は大きく変動するものです。また、適切な見積もりを出せる業者の見極め方まで理解しておけば、適切なコストでの屋根塗装ができます。
なぜ工場の屋根塗装が必要なのか?
「工場の屋根塗装は本当に必要なのか?」と考える方も、いるかもしれません。ただ、工場も戸建てやマンションなどと同じく劣化します。機器と同じくメンテナンスをしないと、壊れて使い物にならなくなるのです。
工場の屋根の材質は一般的に以下が多数を占めます。
- 波型スレート屋根
- 折板屋根(ガルバリウム鋼板を蛇腹に曲げたタイプ)
- 瓦棒屋根(いわゆるトタンのような金属屋根)
歯型スレート屋根はセメントと繊維を混ぜた材質で、化粧スレートとして知られています。折板屋根のガルバリウム鋼板やトタン屋根は金属製です。
「うちは陸屋根でコンクリートだから不要?」と思われた方もいるでしょう。コンクリートの陸屋根の場合は防水工事が必要です。コンクリートの陸屋根は防水工事をしないと、雨水を吸収します。その結果、天井からの雨漏りにつながるため、防水工事による防水層が必要です。
工場屋根の劣化が引き起こすリスク
「屋根の劣化なんてたいしたことはないだろう」と考えるのは危険です。いたずらに危険をあおっているのではなく、雨漏りが発生すると経営に大打撃を与えるダメージになります。工場の屋根でよくある劣化症状は「サビ」「塗膜のふくれやはがれ」「ヒビ割れ」などです。
サビ
工場には多くの鉄骨や金属製の部材が使われています。最初は少しのサビでも、一気に広がりかねません。工場屋根全体に広がると、ちょっとした補修では十分な対応ができないのです。
サビの発生箇所はもろくなり穴が開きます。工場内で作業中、天井が崩落する危険性もあるのです。作業員にとって工場は危険な職場になります。
塗膜のふくれ
塗膜のふくれも放置できません。屋根や外壁で塗装をするのは、保護膜である塗膜を作るためです。ただ、塗膜が劣化すると、水分が侵入することもあります。塗料の品質が悪い、以前の施工で乾燥時間が短かった場合などでも発生するトラブルです。屋根でも外壁でも、塗装をしている場所で起きるトラブルといえます。
塗膜のふくれは屋根材や外壁材へのダメージが大きく、雨漏りにもつながるトラブルです。また、陸屋根でも防水層の劣化によってふくれが発生します。
塗膜のはがれ
塗膜のはがれは、屋根塗装、外壁塗装共通して、保護機能が限界を迎えているサインと考えましょう。スレート屋根でも金属屋根でも、塗装をしているなら起きる劣化です。
塗膜がはがれた箇所は、保護機能が失われています。
また、陸屋根の防水層もはがれが発生するため注意してください。劣化が進んでいるため、早急な対処が求められます。
工場の屋根塗装をしないと起きる悲劇
工場の屋根が劣化して穴が開けば、当然その場所から雨が流れ込みます。工場で製品を製造しているなら、数百万、数千万レベルの機器もあるでしょう。天井からの雨漏りで製品が濡れる危険性もあります。
工場では電気設備も多々あるのも無視できません。雨水で濡れると電気系統が故障する危険性もあるのです。ショートすれば数百万以上の損害につながりかねません。最悪な状態は火災です。人の生命を奪いかねない危険な事故といえます。電気系統で雨水によるショートが発生し、火災まで起きれば工場は稼働できません。
片付けをするのも、時間もコストもかかりすぎます。当然、多くの危機が使い物にならなくなるでしょう。雨漏りは経営にも大きなダメージを与える事故なのです。
屋根塗装の相場は大きく変動する
岡山県の屋根塗装について、費用相場に絶対的なものはありません。それはどこの県でも同様です。なぜなら、塗装面積や使用する塗料などで大きく変動するからです。また、経済状況によっても変わります。たとえば円安や円高、原材料費の高騰で、塗料代や足場代も変わるからです。
関東塗料工業組合が経済産業省のデータに基づき、2021年1月から2023年で上昇した塗料価格について公表しています。アクリル系、ウレタン、溶剤系塗料などすべての塗料で平均単価は上昇しているのです。アクリル樹脂塗料(常温)97円/kg、溶剤系塗料85円/kg、その他塗料79円/kgと軒並み上昇しています。シンナー類も69円/kgの上昇です。
参照:関東塗料工業組合 塗料はこの2年間でどのくらい価格が上昇したか? 経産省確報データからの計算値
足場代も法律改正で上がった
足場代も法律改正で値上がりしました。安全性を確保するための法改正のため、職人にとっても依頼者にとっても歓迎すべき内容です。
足場代の値上がりに大きく影響を与えるのが「一側足場の使用範囲の明確化」です。2024年4月1日以降、幅が1m以上の場所で足場を組む場合、原則、本足場が求められます。本足場は支柱を2列設置して組み立てる足場です。2本の支柱の間に作業板を設置するため、一側足場よりも作業面が広くなります。
ただ、改正前は一側足場で済んでいたところが、本足場が必要です。その分、部材の量が増えるために運搬のコストが単純に上がります。トラック1台でよかった運搬も2倍になれば、ガソリン代も単純に倍かかるのです。
また、組み立てや解体の他、作業員も増える分だけ、費用に反映されます。その結果が塗装全体への費用上昇につながるのです。
岡山県の屋根塗装の費用相場
岡山県を含めた日本での塗装の費用相場は、大きく変動する前提があります。その他にも塗料のグレードや、建物の面積や条件も関係して費用は決定します。そのうえで考えられる岡山県の屋根塗装の費用相場は以下のとおりです。
屋根面積/㎡ | 費用相場 |
40~5455~7475~94165~195 | 69万円~144万円82万円~138万円98万円~146万円121万円~168万円 |
これらの費用相場は塗装工事に対し、高圧洗浄や下地調整の他、諸経費も含めた価格相場です。
屋根塗装に関わる内訳
屋根塗装に関連する費用内訳は以下のとおりです。
- 材料費:20%
- 足場代:20%
- 人件費:30%
- 諸経費:30%
人件費は職人にかかる費用です。諸経費、または運営費は、その他諸々にかかる費用が当てはまります。屋根塗装をすれば廃棄物やゴミ処理も出てきます。足場や塗料を運ぶには運搬費もかかるのです。そのような費用が、諸経費や運営費に含まれます。各塗装業者で項目は異なるため、不自然な点があれば各業者に質問してください。
屋根塗装の見積もりを出されたときに注意したいポイント
上記の費用はあくまで目安です。ただ岡山県でこの費用より「極端に大きい」「極端に小さい」なら注意してください。極端に小さい、つまり安い場合は塗装業者に理由を聞きましょう。50万円もの違いがあるなら、なにか明確な理由があるはずです。
正確な費用相場を見極めるなら、相見積もりが確実です。数社同条件で相見積もりをすれば、極端に不自然な見積もりを提出する塗装業者も出てくるかもしれません。そのような塗装業者は要注意です。
ひかりペイントは岡山市の工場の屋根塗装実績も豊富です
ひかりペイントでは、岡山市を中心の地域密着塗装専門業者として多くの施工実績を積み重ねてきました。創業以来、累計施工実績2,000棟以上を誇っています。
工場の外壁塗装、屋根塗装の他、防水工事もすべてお任せください。品質へのこだわりは塗料メーカーからも評価されております。遮熱塗料シェアNO1アステックペイントやKFケミカル株式会社からの表彰も受けています。こちらが表彰実績です。
「ひかりペイントに工場の屋根塗装について相談したい」方は、ホームページの問い合わせフォームをご利用ください。ショールームもありますのでそちらでも受け付けております。電話やメール、その他LINEでも対応可能ですのでお気軽にご相談ください。
ひかりペイントが選ばれる理由