地域密着型塗装専門店プロタイムズ岡山南店
ひかりペイントです!
代表の山下です。
今回のお役立ちコラムでは、外壁の劣化が気になる皆様のために外壁のおもな劣化症状を詳しく解説します。それぞれの劣化の危険度や、外壁が劣化する原因についても紹介しますので、参考にしてみてください。
外壁の劣化症状一覧としてまとめていますので、心配な部分だけでも確認し、必要であればメンテナンスや外壁塗装を行いましょう!
外壁の劣化症状一覧(6種類)
外壁のおもな劣化症状を詳しく解説します。いずれも放置すると進行する恐れがあるため、注意が必要です。
おもな劣化症状は以下の6つです。
色褪せ
色褪せは外壁塗装の劣化症状の1つで、塗装が持つ防水性や防汚性などが失われつつある証拠ともいえます。多少色褪せている程度であれば、外壁材にまで劣化が進行している可能性は低いでしょう。
とはいえ色褪せを放置すれば、いずれは塗装の機能が全て失われて外壁の劣化や腐食を招くため、早めにメンテナンスを行いたいところです。
色褪せを補修する場合、まず壁面を高圧洗浄機などで綺麗に清掃し、古い塗膜も剥がした上で必要であれば補修を施し、最後に再塗装を行います。
外壁塗装は塗料の種類によって機能性・耐久性・耐用年数などが異なるため、塗料選びはとても重要です。高機能な塗料であるほど耐用年数が長い傾向にあり、長い目で見ればお得になります。一方で耐用年数が短い安い塗料は初期費を抑えられますが、塗り替えの頻度が多くなってしまい、費用がかさむため注意してください。
クラック(ひび)
クラック(ひび)がおこる原因は様々で、外壁塗装が経年劣化している場合もあれば、地震や外部からの衝撃で発生する場合もあるし、建物の基礎が歪んだせいで発生する場合もあります。いずれにしても、クラックで気になるのは深さや幅、進行速度です。
髪の毛ほどの細かなクラックはヘアークラックと呼び、クラックの影響が外壁材にまで達している可能性は低く、塗装の塗膜で止まっていると考えられます。そのためひとまずは経過観察でも問題ありませんが、進行速度が速い場合は早めに補修しましょう。
クラックの幅が広く深い場合は、外壁材に達している可能性が高いため、放置すると隙間から雨水が入り込み雨漏りの原因となります。外壁材の腐食が広がると外壁全体の補修が必要になることもありえるため、早めに補修しましょう。
クラックの隙間からシロアリなどの害などが入り込み、外壁材や柱を食い荒らしてしまう危険性もあります。
チョーキング
外壁塗装が劣化すると、手で触れたときに白い粉が付くようになることもあるでしょう。この症状をチョーキング(白亜化現象)と呼び、特に白系の塗料で発生しやすい劣化症状の1つです。
白い粉の正体は、白系の塗料に含まれる顔料が変質して氷面に浮き出てしまったものであり、外壁塗装の機能も失われています。すでに劣化してしまっている後なので、白い粉を清掃しても機能が回復することはなく、再塗装をする必要があるでしょう。
塗膜の剥がれ・膨れ
色褪せやクラック、チョーキングなどを放置すると、外壁の塗膜の劣化が更に進行し、剥がれ落ちたり膨れたりしてしまうこともあります。剥がれ落ちた場合は外壁材がむき出しの状態となってしまうため、雨漏りや腐食などが深刻化する前にメンテナンスをする必要があるでしょう。
膨れは、防水性が失われた塗膜の内側に雨水がたまっている可能性も高く、やはりこちらも雨漏りや腐食の原因となります。膨れをさわってみてブヨブヨと水がたまっているような感触なのであれば、できるだけ早く塗装業者に連絡することをオススメします。
膨れをカッターなどで切って排水しても、今度は切った部分から劣化が進行し、むしろ酷い状態になる恐れもあるため、DIYで応急処置するのは止めておきましょう。
カビ・藻・コケ
外壁塗装の防水性が失われるとカビ・藻・コケが発生しやすくなります。特に湿気があり、換気が難しい場所や日陰などで発生しやすく、放置すると根を張って広がっていくでしょう。
カビ・藻・コケは水分を多く含むため外壁の腐食を招く危険性が高く、なにより健康被害や悪臭の原因ともなります。早めにメンテナンスと再塗装を行い、カビ・藻・コケが発生しやすい場所には、外壁の下地に防カビ剤などを塗るように依頼しましょう。
ちなみにカビ・藻・コケが酷い場合、塗装業者は薬剤をいれた洗浄液を使い、高圧洗浄機によるバイオ洗浄と呼ばれる方法で徹底的に除去します。塗装業者が使う高圧洗浄機は超高水圧の業務用なのですぐに綺麗になるでしょう。
サビ
外壁にサビが発生している場合、外壁塗装の防水性が失われて金属製の外壁材からサビが発生しているか、外壁の近くにサビた金属製品があり移ってしまった可能性があります。
金属製の建材がサビている場合、放置すると広がる一方で穴が空いたり曲がったりしてしまうため、できるだけ早くメンテナンスを行う必要があるでしょう。
サビが発生している箇所については、サビを徹底的に除去した上で補修しサビ止めを塗り、再塗装を施すのが一般的です。
外壁が劣化するおもな原因
外壁が劣化するおもな原因についても紹介します。できる範囲で対策を施しましょう。
紫外線
紫外線は外壁塗装や外壁材が劣化を引き起こすおもな原因の1つです。太陽光に含まれる紫外線の強いエネルギーは、塗装に含まれる分子の結合を破壊し、色褪せや機能低下させます。紫外線からのダメージを完全に防ぎきることは難しいですが、紫外線に強い塗料もあるため、対策することは可能です。
前述したチョーキングも紫外線によって塗料に含まれる含量が変質しておこる劣化症状ですが、ラジカル制御型塗料(ラジカル塗料)と呼ばれる塗料は、劣化を抑制する機能があり、チョーキングがおこりにくくなります。
排気ガス
外壁の近くに車を駐車している場合や、車の通りがある場合は、排気ガスに含まれるすすや油分によって外壁が汚れていきます。油分が残るとしだいに落としにくい汚れに変わっていき、外壁の美観を損ねると共に様々な劣化症状を引き起こすため注意が必要です。
自家用車の駐車による排気ガスがおもな原因ならば、外壁に対して前向き駐車を行えば汚れ対策になるでしょう。外壁側に対策を施したい場合は、汚れに強い塗料を使うと楽なのでオススメです。たとえばフッ素塗料は耐用年数が長い上に、とても汚れに強い塗料として知られています。
フッ素塗料の汚れにくさは、フッ素コーティング(テフロン加工)されたフライパンなどを想像するとわかりやすいでしょう。多少の汚れは雨風で簡単に流されていくでしょう。
雨・風・湿度
雨水や湿度は防水性が失われた外壁の腐食や雨漏りを招き、強風や台風は外壁を損傷させる原因となります。雨や湿度は定期的な塗装メンテナンスで防水性を保てば対策できますが、強風や台風は災害であり、衝撃を防ぐのは難しいでしょう。
強風や台風が過ぎ去った後は被害状況を確認し、必要であればなるべく早く点検・補修依頼すると、結果的に補修費用を抑えられるためオススメです。台風などの災害が原因ならば、加入している火災保険の条件によっては保険金を使って補修できるでしょう。
外壁の環境
潮風が吹く場所では塩害が発生しやすく、自然豊かな場所ではカビやコケなどが発生しやすくなります。近くに川が流れていれば湿気によるダメージもあるでしょう。
外壁の環境による劣化に悩まされている場合は、耐候性と耐久性に優れた塗料がオススメです。特に無機塗料はもっとも耐久性・耐候性・耐用年数に優れた塗料として知られており、多くの塗装業者がハイグレードな多機能塗料として取り扱っているため、気になる場合は相談してみてください。
黄砂
黄砂は中国大陸内陸部の土や鉱物の微粒子が偏西風に乗って日本に降り注ぐ現象で、外壁や屋根を汚します。黄砂だけの汚れなら大半は雨水で流れ落ちますが、排気ガスに含まれる油分などと合わさると落ちにくく、目立つ汚れになるでしょう。
汚れは様々な外壁劣化症状を引き越す原因となるため、定期的なメンテナンスや清掃、汚れに強い塗装などで対策をしたほうが安心です。
花粉
花粉というとサラサラとした微粒子を想像するかもしれませんが、花粉に含まれるペクチンは水分を含むと粘着しはじめ、外壁に様々な汚れを吸着させてしまいます。前述した黄砂も花粉と合わさることで落ちにくい汚れになってしまうでしょう。定期的な清掃を行うか、汚れに強い塗料などを使って対策することをオススメします。
ひかりペイントで外壁の劣化を未然に防ぎましょう!
外壁の劣化症状は、放置すると住まい全体に大きなダメージを与える可能性があります。色褪せやクラック、チョーキング、カビ、コケ、サビなど、様々な症状が進行する前に、早めのメンテナンスと再塗装を行うことが重要です。
ひかりペイントでは、国家資格を持つ一級塗装技能士、外装劣化診断士、雨漏り鑑定士が在籍しており、外壁の状態を正確に診断し、最適な補修方法をご提案いたします。
累計2000棟以上の施工実績を持つ地域密着型の防水工事専門業者として、岡山市で多くの信頼をいただいております。外壁の劣化が気になる方は、ぜひひかりペイントのホームページの問い合わせフォームからご相談ください。メールや電話でのご相談も承っておりますし、ショールームでのご相談も可能です。住まいの美しさと安全を守るために、ひかりペイントをお選びください。
ひかりペイントが選ばれる理由