地域密着型塗装専門店プロタイムズ岡山南店
ひかりペイントです！
代表の山下です。
サーモテックシーラーは塗料メーカーの「アステックペイント」が販売している下塗り材です。弱溶剤二液屋根外壁用変性エポキシ系遮熱下塗り材で、外壁だけでなく屋根にも使えます。下地への浸透性や固着性の高さと共に、高い遮熱性が特徴です。
サーモテックシーラーは外壁や屋根を守る助けになるだけではありません。高い遮熱性という機能性は快適な居住性という点でメリットがあります。外壁の断熱性能が高いとエアコンの効率性もよくなるでしょう。サーモテックシーラーとはどのような下塗り材かお話しします。
外壁塗装や屋根塗装は本当に必要？
外壁塗装や屋根塗装の必要性がいまいちわからない方もいるかもしれません。結論から言えば、外壁塗装や屋根塗装は必要です。外壁塗装や屋根塗装による代表的なメリットは、以下の通りです。
共通するのは外壁や屋根を守ることです。外壁や屋根は日常的に大きなダメージを受け続けています。ダメージを与えるのは雨や風の他、太陽からの紫外線などです。外壁があるからこそ人間は雨風や紫外線の他、気温の変化から守られています。
しかし外部要因によるダメージを受け続けた外壁は劣化するものです。たとえば汚れ1つない鉄の固まりを外に放置したとします。1年放置すればサビも発生し、泥やホコリまみれになります。外壁や屋根も同じですが、守れる方法があるのです。それが、外壁塗装や屋根塗装です。
外壁塗装や屋根塗装が外部ダメージから下地を守る仕組み
外壁塗装や屋根塗装で下地を塗装で守れるのは塗膜を作れるからです。塗料は「顔料」「樹脂」「添加剤」「溶媒」という成分で構成されています。溶媒とはある物質を溶かす液体です。樹脂を溶かしたり薄めたりする液体と考えてください。溶媒は大きく分けて、溶剤と水があります。例を出すと、シンナーは塗料を薄めて塗りやすくするための溶媒です。
塗料は液体ですが、外壁や屋根に塗ると硬くなります。理由は、顔料・樹脂・添加剤による塗膜です。硬くなるのは溶媒が蒸発して塗膜成分だけが残った結果といえます。
塗料を塗ると水や溶媒は蒸発して乾燥します。外壁や屋根表面に残った顔料や樹液や添加剤が塗膜を形成するのです。外壁や屋根が受けるはずの雨風や紫外線などのダメージ要因は、塗膜というバリアで遮られます。それが外壁塗装や屋根塗装を必要とする理由です。
塗膜は劣化する
塗膜も延々に機能を保てるわけではありません。塗膜が劣化する要因は「紫外線」「熱」「水です」熱は太陽光に含まれる赤外線で、水は雨や湿気です。塗膜が劣化するとバリア機能がなくなるわけですから、外壁への負担は大きくなります。塗膜が劣化すると発生する代表的な現象は以下のとおりです。
美観の問題（汚れや苔やカビ）
外壁塗装や屋根塗装をしないと汚れ放題です。汚れる要因は多数あります。チリやホコリは家全体が黒っぽく汚れる原因です。排気ガスは、煤（すす）や油汚れで白い外壁だと余計に目立ちます。窓サッシや換気フードの下に伸びる黒い筋のような汚れは雨だれです。外壁の汚れが雨で流れず残っています。苔やカビも美観を損なう要因です。藻や苔は緑色の汚れが外壁や屋根の広範囲で見られます。カビも同様に広範囲を黒っぽい色で汚します。
チョーキング現象
塗膜が劣化することで起きます。外壁表面に触れると指にチョークの粉のようなものが付く現象です。塗膜が劣化すると顔料、樹脂、添加物が分離します。指に付く白い粉の正体は顔料です。
クラック・はがれ・反り
クラックとはヒビのことです。幅が0.3ミリ以下のヒビはヘアークラックと呼ばれています。ヒビですが深刻な症状ではありません。幅が3ミリ以上だと、外壁塗装専門業者に相談したほうがいいでしょう。はがれるのは塗装が指の逆剥けのようにはがれる状態です。反りは反り返った状態を指し、サイディングでよく見られます。外壁塗装だけでなく外壁材そのものが劣化した状態です。
サビ
金属製の外壁材や屋根材の場合、サビが発生します。下地を補修して外壁塗装をしないと広範囲に広がるのです。サビ付いた屋根や外壁はもろくなり、触れただけで壊れるでしょう。雨が降れば雨水が侵入して雨漏りに発展します。
雨漏り
塗膜が劣化して発生するトラブルでも、一番深刻なのが雨漏りです。雨漏りはさまざまな症状を、大切な住まいに対して引き起こします。たとえば木材は水分により腐ります。外壁内に雨水が入ると湿度も高くなり、シロアリを誘う原因にもなるのです。
また、高湿度になるとカビが繁殖して、天井や壁紙で見られるようになります。美観の問題だけでなく、胞子を吸い込むとシックハウス症候群に罹患するのです。健康面でもデメリットがあります。
さらに、屋根裏や外壁内の電気配線へ雨水が垂れると停電やショートを引き起こします。ショートした場合、飛び散った火花がなにかに燃え移れば火災が起きます。
下塗り材とは？
サーモテックシーラーは下塗り材に分類されます。外壁塗装と屋根塗装の工程は「下塗り」「中塗り」「上塗り」と3段階です。下塗りは最初の工程段階であり土台にあたります。
下塗りが重要なのは、仕上げ塗装工程にあたる中塗りと上塗りのために必要だからです。下塗りをしないと外壁材や屋根材と仕上げ塗料が密着しません。外壁材のヒビ割れを埋めるといった補修や補強の役割もあります。さらに外壁材の色を塗って隠すことで美観の面でもメリットがあるのです。
機能性を持たせられる下塗り材もある
サーモテックシーラーは遮熱という機能性を持たせられます。一般的に機能性をもたらせられるのは上塗り材です。上塗り材の多くは機能性があります。以下は塗料でよく見られる代表的な機能です。
- 遮熱
- 断熱
- 防サビ
- 防藻
- 防カビ
- 防水・耐水
- 耐火
- 耐候性
これらは外壁や屋根を守るために有効な機能ばかりです。また、下塗りをしないと上塗り材は機能を発揮しません。
高い遮熱性を持ったサーモテックシーラーの特徴
サーモテックシーラーは、塗料専門メーカーのアステックペイントの下塗り材です。屋根と外壁に使用でき、高浸透固着性と遮熱性を持っており、色は白とグレーがあります。
屋根と外壁の適応下地は以下のとおりです。
【屋根】カラーベスト・セメント瓦・波形スレート
【外壁】コンクリート・モルタル・ALC・窯業系サイディング・波形スレート
塗布量は0.15〜0.30kg/㎡で、希釈は不要です。原液をそのまま使用します。ただしA液とB液があり、5：1の比率で混ぜて使用します。新築ではない場合、劣化状況次第で塗布量と塗る回数は違います。1回〜2回が塗布回数の目安です。
乾燥時間は工程内と工程間ともに3時間以上7日以内です。ウールローラーや、エアレス、ハケを使って塗装していきます。
ウールローラーとは一般住宅の塗装でよく使われている代表的な塗装ローラーです。エアレスとは塗料に圧力を加えて強制的にスプレー塗装をします。塗料年度が高くても塗装できるため建築塗料分野で使われている方法です。
高浸透固着性
サーモテックシーラーの特徴の1つが下地への浸透性の高さです。浸透固着とは下地に浸透させて硬く固めることを意味します。ただし下地への浸透のしやすさには注意点もあります。
下地が劣化していると塗布が1回では済みません。下地が十分覆い隠せるまで塗布が必要です。
遮熱性
サーモテックシーラーには遮熱顔料が含まれています。住まいをはじめとした建物内部は、真夏になると熱くなります。太陽の光に含まれる赤外線が屋根や外壁を温めるからです。外壁や屋根が熱くなると、熱が内部にまで伝わります。それが真夏になると住まいの中が熱くなる理由です。
そのため住まいには断熱材が設置されます。断熱材が屋根や外壁からの熱を防ぐからです。遮熱機能のある塗料を断熱材とあわせて屋根や外壁に塗ると、住まい内部の気温上昇を抑えられます。
遮熱塗料の役割は太陽光の反射です。サーモテックシーラーのような塗料を塗った屋根や外壁は熱くなり過ぎません。
サーモテックシーラーは下塗り材ですから、上塗り材も遮熱性の高いものも塗った場合、効率的な熱対策ができます。
実際アステックペイントが行った実験があります。下塗り材にサーモテックシーラーを使った場合、最大で8.6％、日射反射が向上するという結果でした。真夏の暑さ対策を考えた場合、断熱材やエアコンの機能性も重要です。あわせて外壁や屋根に使用する塗料もこだわることでより効率的な熱さ対策ができます。
アステックペイントとは？
サーモテックシーラーを販売しているのはアステックペイントというオーストラリア発の塗料メーカーです。日本には総代理店のアステックペイントジャパンがあります。塗料業界紙「ペイント＆コーティングジャーナル」第3519号「屋根用・遮熱塗料特集」でも高評価を受けました。同雑誌で2019年〜2023年にかけ、遮熱塗料メーカーシェア5年連続1位を獲得しています。遮熱塗料販売額は国内トップクラスです。
アステックペイントの製品は直販体制です。施工品質に優れた施工店にしか塗料を販売していません。サーモテックシーラーを取り扱っている外壁や屋根塗装の専門業者は限られているのです。専門知識や技術力を持った外壁と屋根塗装の専門業者と言ってもよいでしょう。
ひかりペイントはサーモテックシーラーによる外壁と屋根塗装ができます
岡山市の外壁塗装や屋根塗装は、専門業者のひかりペイントにお任せください。地元密着リフォーム店として、2005年の創業以来、累計2,000棟以上の施工実績を誇ります。
ひかりペイントは塗料メーカーからも高い評価を受けています。2023年度はアステックペイント年間表彰で岡山県施工実績第1位を獲得しました。また、アステックペイントは施工実績に基づいたステータス認定制度を設けています。ひかりペイントは実績を評価されてダイヤモンド加盟店に認定されました。
「サーモテックシーラーに興味を持った」「外壁・屋根塗装をお願いしたい」
という方はお気軽にご相談ください。ホームページのお問い合わせフォームや電話の他、メールやLINEでも承っています。
ひかりペイントが選ばれる理由
