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屋根葺き替え工法を徹底解説!費用相場とオススメ屋根材

屋根葺き替え工法を徹底解説!費用相場とオススメ屋根材

地域密着型塗装専門店プロタイムズ岡山南店

ひかりペイントです!

代表の山下です。

屋根の葺き替え工事は、屋根に関する問題を一気に解消できます。葺き替えとは、屋根をまったく新しいものに交換する方法です。

屋根のメンテナンスをしていないと、屋根材が割れたり、めくれたりもします。屋根材を接合している棟板金という建材が取れる可能性もあるのです。他にも、苔や藻の他、サビなども発生します。

「屋根の広範囲にサビが発生した」「屋根材が何枚も割れている」と、ひどい状態では少々のメンテナンスでは追いつきません。その場合、屋根の葺き替えをすれば解消できるのです。

ただし、屋根の葺き替えも費用がかかります。葺き替えとはどんな工法で、費用がどれくらいか理解していないと不安でしょう。

今回のお役立ちコラムでは、屋根の葺き替え工事の内容や費用相場の他、おすすめの屋根材と選ぶ際のポイントをお話します。

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目次

そもそも葺き替え工事とは?交換すると寿命が伸びて機能性も上がる

そもそも葺き替え工事とは?交換すると寿命が伸びて機能性も上がる

「屋根の葺き替え」とは新しく屋根を交換する工事のことです。葺き替えのメリットは以下のとおりです。

  • 建物の寿命が伸びる
  • エネルギー効率のアップ
  • 美観がよみがえる

建物の寿命が伸びる

屋根には寿命があります。屋根も物質ですから時間が経過すると傷むからです。

たとえば、スレート屋根の寿命は20年~30年前後といわれています。海の近くだと塩害、交通量の多い場所だと排気ガスや粉塵が負担をかける要素です。豪雪地帯では雪による凍害や重みで寿命は短くなります。厳しい環境化は早く劣化しますが、葺き替えなら一度に解決できるのです。

エネルギー効率の復活と向上

葺き替えでエネルギー効率が復活します。新しい屋根は断熱性能が高いものも多いからです。メンテナンスで屋根塗装もしていないと屋根は熱くなり、住まいの中に悪影響を与えます。夏場や冬場、家中のエアコンをずっと動かせば、電気代が高くなるでしょう。逆に動かさないと、熱中症やヒートショックの危険性が高まります。

断熱性能の復活と向上が実現すれば、エアコンを1日中つけなくても快適に過ごせて、電気代も抑えられるのです。

美観がよみがえる

屋根は外壁の中でも面積が広いです。視界に入りやすいため、苔や藻だらけで汚れていたり割れて壊れていたりすると印象は悪いです。また、建物の美観は資産価値も損ないます。葺き替え工事で屋根材の種類も変更すると、美観が復活して周囲からの評価も好印象に変わるのです。

 葺き替え工事の種類

葺き替え工事の種類

屋根の葺き替え工事も多種多様で、メリットと注意点があります。建物の状態やニーズに合わせて選ぶために種類の把握は必要です。一般的な葺き替え工事は以下の3種類です。

全面葺き替え

古い屋根を解体して撤去して新しいものに交換します。雨漏り予防のための防水シートや、野地板という屋根材の下地部分まで解体して撤去するのが特徴です。

ただし、高い費用と工期の長さが注意点です。

部分葺き替え

問題のある屋根の一部分だけを吹き替えます。全面ではなく一部だけ劣化しているケースに有効です。全面葺き替えを比べると、費用も抑えられて工期を短くできます。

耐久性や美観の問題があります。特定の部分の補修のため、周りは古く一部だけ新しいという違和感が生じやすいです。

重ね葺き

古い屋根材の上から新しい屋根をかぶせる工法です。カバー工法とも呼ばれています。葺き替え工事より費用を抑えられるのがメリットです。全面葺き替えと同様に、断熱性や遮熱性の向上も期待できます。

古い屋根にかぶせるため、重量が重くなります。「建物の重さ×地震の加速度(gal)」で建物にかかる地震のエネルギーが計算できます。このことからも、重い屋根だと地震の影響を強く受けるため耐震性には慎重な検討が必要です。

他にも下地の腐食や、古い屋根が屋根瓦だとできません。

屋根の状況に合わせて葺き替え工法を選ぶ際のポイント

屋根の葺き替えは、ポイントを押さえて工法を選ぶことが重要です。メリットとデメリットだけではなく、住まいの築年数や状態の他、予算も考えなければなりません。状況別、工法の選び方のポイントをチェックしてみてください。

全面葺き替え ・建物が古い
・下地まで損傷がひどい
・サビが全面にある
・雨漏りがある
重ね葺きや部分葺き・費用を抑えたい
・工期を短くしたい
・工事中も住まいで生活したい
・環境負荷が気になる

 費用相場はどれぐらい?一般的な葺き替え工事の価格

現実問題として屋根の劣化は重要ですが、日常生活だけでもお金はかかります。食費や光熱費の他、お子さんの教育費や病院代などお金がかかる場面はたくさんあるものです。

屋根の葺き替え工事は屋根材や工法、他にも建物の大きさや地域差で変わります。以下に屋根葺き替え工法ごとの費用相場をお話します。

  • 全面葺き替え:798,000円~
  • 重ね葺き(カバー工法):698,000円~
  • 部分葺き替え工法(和瓦の一例):1平方メートルあたり5,000円~10,000円

これらの費用はあくまで一例です。屋根の葺き替え業者ごとに異なるため注意してください。

一般財団法人日本建築防災協会」では、屋根瓦の場合の改修費用の目安を算出する計算式を紹介しています。

瓦屋根改修の工事費の目安=屋根面積(平方メートル)×屋根面工事単価(円/平方メートル)+ 棟長さ(メートル)×棟工事単価(円/メートル)

また、屋根面積の数値を出す場合、勾配に注意が必要です。上からの面積だけではなく、勾配分の面積も踏まえて算出しなければなりません。

「一般的な勾配4/10」だと1.1倍、急な勾配だと1.2倍です。

【屋根面積(平方メートル)=屋根の長辺(メートル)×屋根の短辺(メートル)×1.1または1.2】

この計算式に具体的な数字を当てはめた場合の、屋根面積は以下のとおりです。

【屋根面積(平方メートル)=12(メートル)×10(メートル)×1.1=132(平方メートル)】

この計算式は令和元年山形県沖地震が起きた際、鶴岡市瓦屋根緊急支援事業での補助実績50件についての見積書分析と結果や、民間事業者の情報を含めた結果です。

地域や屋根の葺き替え業者の見積書の様式や経費の考え方でも異なるため、目安として考えておいてください。

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施工費以外の費用もかかる

複雑な屋根の形状や高所作業が求められる場合は、費用も高くなる傾向です。また、屋根材の種類や高品質なものを採用すると比例して費用も高くなります。他にも古い屋根材を撤去する場合、廃材処理費がかかるのも注意が必要です。

たとえば、2006年以前の屋根材には、強度を出すためにアスベストを使用したものがありました。アスベストは石綿とも呼ばれており、屋根では過去にスレート材で使用されていました。しかし健康被害の観点から、2006年に建築基準法の改正で規制されています。

吹付けアスベストとアスベスト含有吹付けロックウール(含有率が0.1%を超えるもの)は規制対象です。新しく建てる建物への使用も禁止されています。アスベストが含まれている屋根材の場合、廃材処理費も高くなります。

 屋根の葺き替え・カバー工法でおすすめの屋根材をピックアップ

屋根の葺き替え・カバー工法でおすすめの屋根材をピックアップ

屋根の葺き替えやカバー工法は美観や機能性の他、耐久性も考えて選ぶのがポイントです。以下に一般的な屋根材をピックアップしました。

スレート薄くて軽量  高い耐久性  価格がリーズナブル  カラーやデザインの選択肢が豊富
金属屋根ガルバリウム鋼板やアルミニウムなど軽量 高耐久性 リサイクルも可能
日本伝統の屋根材 高い耐久性や断熱性 重量がネック 耐震性や構造を考えた選択が必要
アスファルトシングル北米で開発アメリカで一般的に普及 価格がリーズナブル デザイン性が高い

これらは一般的な屋根材ですが、他にもおすすめできる屋根材があります。

 ディーズルーフィング(天然石粒付鋼板板屋根[作成者3] )

ディーズルーフィングは軽いジンカリウム鋼板が基板で、表面を石粒でコーティングしています。日本でも8万棟の施工実績がある屋根材です。表面の石粒で、雨音が大きくなりません。豊かなデザイン性と耐久性があるのもメリットです。

SGL鋼板屋根

ガルバリウムより高い耐久性を誇ります。遮熱性能が高い点もメリットです。ブラックからオレンジまで幅広いカラーのラインナップがあるため、デザイン性にこだわりたい方にもぴったりでしょう。

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 屋根の葺き替え工事はひかりペイントにご相談ください

屋根の葺き替え工事はひかりペイントにご相談ください

ひかりペイントでは、屋根の葺き替え・重ね葺き(カバー工法)などに対応しています。また、屋根の定期メンテナンスや補修もできる屋根補修専門業者です。屋根が劣化してサビが広がり、雨漏りまで発生しているなら早急な対処が必要です。放置すると屋根だけではなく、住まい全体の劣化につながります。

柱や梁の腐食や壁紙のはがれの他、シロアリまで発生すれば住まい全体の耐久性が低下するため危険です。

ただし、屋根の葺き替え・重ね葺き・部分葺き替えを判断するには、適切な調査と専門知識の他、技術力や経験が求められます。ひかりペイントには、大工・板金職人・瓦職人まで、屋根の葺き替えができるプロフェッショナルも在籍。2023年には、岡山県初となる株式会社ディートレーディングの「ディーズルーフィング」PRO販売店の認定も受けました。ディーズルーフィング(天然石粒付鋼板屋根)の屋根の葺き替えの品質に自信があります。屋根葺き替えのご相談はホームページの問い合わせフォームの他、メール・LINE・電話・ショールームでも承っておりますので、お気軽にご相談ください。

陸屋根の防水工事のお問い合わせは、ホームページの問い合わせフォームやメールでご相談いただけます。電話やショールームでも対応できますので、お気軽にご相談ください。陸屋根の定期メンテナンスのご相談も承っています。

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