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屋根カバー工法の特徴や費用!おすすめはディプロマット

屋根カバー工法の特徴や費用!おすすめはディプロマット

地域密着型塗装専門店プロタイムズ岡山南店

ひかりペイントです!

代表の山下です。

屋根カバー工法とは、重ね葺きとも呼ばれる工法の一つです。古い屋根を新しくする際の選択肢になります。

家の屋根は時間が経過するにつれ、屋根塗装による保護機能が低下して劣化します。劣化が初期症状なら定期的なメンテナンスでも対応可能です。屋根の劣化症状で代表的なのは、色あせ・屋根材の割れやはがれ・カビ・藻などがあります。ただ、金属屋根全面に赤サビが広がっていたり雨漏りが生じていたりするなら、重度の劣化といえるでしょう。屋根材の割れやはがれも複数あれば大問題です。

赤サビは屋根を弱くし、触れるだけで壊れて穴も開きます。劣化が進んだ屋根材の割れやはがれの隙間から、雨水が入るでしょう。雨漏りは木材や鉄骨の腐食につながります。住まいの中に湿気が充満してカビが発生すれば、シックハウス症候群のような健康被害をもたらすのです。

解決策として屋根の葺き替えがあります。屋根を新しく交換する工法ですが、費用の高さがネックです。費用を抑える方法として、屋根カバー工法があります。

今回のお役立ちコラムでは、屋根カバー工法の詳細と費用相場の他、おすすめの屋根材についてお話します。

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目次

屋根カバー工法とは?

屋根カバー工法とは?

「新しい屋根を被せる」ことで屋根の問題を解決できるのが屋根カバー工法です。屋根の問題を根本的に解決できる工法に「屋根の葺き替え」があります。古い屋根を解体して新しい屋根に交換するのが特徴です。屋根カバー工法は古い屋根を残して新しい屋根にします。

屋根カバー工法はメリットだけではなく注意点もあります。注意点もチェックすれば、ニーズに合わせた適切な選択ができるでしょう。

以下、屋根カバー工法のメリットと注意点です。

メリット費用を抑えられる短工期防音性や断熱性能の向上屋根の下地を守る構造への大きな影響を避けられる
注意点屋根が重くなるため耐震性に注意カバー工法ができない屋根材もある下地が劣化しているとできない1度だけの方法で2度目はできない

これらのメリットの理由と注意点について詳しくお話していきます。

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費用を抑えられる

屋根カバー工法の大きなメリットの一つが、全面葺き替えより費用を抑えられることです。屋根カバー工法は古い屋根を残します。つまり、屋根材の撤去費用や処分費用がかからないのです。

屋根の葺き替えは、古い屋根を解体して撤去します。その際、撤去費用や処分費用がかかるのです。とくにアスベストが含まれた素材は危険なため、費用も高くなりがちです。

古い家の屋根材にアスベストが使われているかもしれない。大丈夫?

古い家はスレートのような屋根材に、アスベスト(石綿)が使われていたものがあります。ただ、通常の生活と使い方なら問題ありません。

アスベストは強度を高めるために使われましたが、吸い込むことによる健康被害が社会問題化しました。2006年に建築基準法が改正され、吹き付けアスベストやアスベストを含む吹き付けロックウール(含有率が0.1%を超えるもの)は規制対象になったのです。

ただし住まいのアスベストは、普通に住んでいるならリスクは低いと厚生労働省(アスベスト(石綿)に関するQ&A:(13)わが家はアスベストの危険性があるか。)も考えています。

危険なのは撤去の際に壊して、空気中に浮遊する繊維を吸い込むケースです。板状に固めたスレートボードや天井裏や壁に吹き付けたアスベストは、通常なら室内に繊維が飛散するリスクは少ないと考えられています。

ただ「アスベストが含まれているかもしれない!怖い!」なら、全面葺き替えを考えてもいいでしょう。屋根の葺き替え専門業者と相談してみてください。

短工期

古い屋根の撤去が不要なため短期間で済みます。一般的に屋根カバー工法なら約1週間~2週間です。一方、全面葺き替えは一般的に約2週~3週間かかります。屋根の面積や形状の他、撤去作用や新しい屋根材の施工も考えなければなりません。また、雨が降れば下地の劣化・施工不良、作業員の危険が増すためできないのです。

通常は屋根カバー工法は短工期で済みます。また、住まいの内部の施工がないためそのまま生活できるのもメリットです。

防音性・断熱性能・防水性能の向上

「屋根をもう一つ被せる工法」のため、防音性や断熱性能の向上が期待できます。古い屋根材と新しい屋根材の二重構造で、温度上昇の原因となる太陽の熱や雨音が、室内に伝わりづらくなるからです。

注意点

メリットばかりではなく注意点にも目を向けてみてください。以下が屋根カバー工法で押さえておきたい注意点です。

屋根が重くなるため耐震性に注意

カバー工法は、耐震性の観点で考えると軽い屋根のほうが向いています。建物は重心が高いと不安定になり、地震の際に揺れが大きくなるのです。逆に低いと安定感が出て揺れが小さくなります。

屋根が重いと重心は高い位置にあるため、大きな地震に対して倒壊リスクが高まるのです。

実際、阪神・淡路大震災では、瓦葺き屋根に土壁構造の建物の倒壊事例が多かったと報告されています。

建物自体が高い耐震性能を備えていれば、屋根瓦でも簡単には倒れないでしょう。しかし、屋根カバー工法は二重屋根構造です。重くなるため、軽量の金属屋根が採用されています。

1度だけで2度目はできない

屋根カバー工法は2度できません。重量の問題が理由です。1度だけでも2つの屋根の重量が下の建物に負担となってのしかかります。さらにもう1つの屋根をかぶせれば余計重くなるのです。安定感がなくなるため大きな地震での倒壊リスクが高まります。

屋根カバー工法ができない屋根材やケースもある

屋根カバー工法ができない屋根材もあります。たとえば瓦は向いていません。被せるのがむずかしく重いため、耐震性に問題が出るからです。

以下の屋根材は軽量のため、カバー工法に向いています。

  • 化粧スレート
  • アスファルトシングル
  • 金属屋根材

また、下地が劣化していても向いていません。屋根材は「野地板」という木製の板が土台となって支えられています。また、雨が侵入しても野地板まで届かないように防ぐ防水シートもあります。

野地板や防水シートの下地が劣化していては、無理やり施工しても長持ちしません。クギやビスで固定しにくくなり、安定性が確保できないからです。取り付けも不安定になり、屋根の耐久性や台風で飛ぶリスクがあります。

屋根カバー工法の一般的な流れ

屋根の葺き替え専門業者で細部は異なるかもしれませんが、以下が一般的なカバー施工のおおまかな流れです。

  1. 現状の調査:屋根の状態を確認。新しい屋根材と工法を決定
  2. 下地処理:古い屋根の掃除と必要なら補修
  3. 防水シートの設置:新しい防水シートを敷く
  4. 新しい屋根材の取り付け:新しい屋根材を古い屋根に重ねて取り付ける
  5. 仕上げ:新しい棟板金の設置とシーリングというシーリング材(=コーキング材もほぼ同じものです)を使って隙間を埋める

他にも、近隣住民への挨拶や足場の設置と養生があります。古い棟板金の撤去や下地の撤去も必要です。

棟板金とは屋根のてっぺんにある部材です。屋根と屋根を接合し、雨水が入らないように、隙間を埋める役割があります。

古い棟板金の撤去では、貫板の撤去もします。貫板とは棟板金を固定するための下地材です。貫板に釘で棟板金を打ち付けて固定します。

仕上げ後の足場の解体や清掃も必要です。

屋根カバー工法にかかる費用

屋根カバー工法にかかる費用

屋根カバー工法の費用は約69万円~を見ておいたほうがいいでしょう。屋根の面積や難易度の他、採用する屋根材で費用は変わります。また、足場代や運営費なども必要です。

  • 足場費:足場の設置費
  • 人件費:作業員にかかる費用
  • 材料搬入費:材料を現場に運ぶための費用
  • 交通費:材料を運ぶ際の費用
  • 廃材処理費:施工の際に出たゴミや廃材の処分費

これらは一般的に、屋根カバー工法でかかる費用の内容です。また、屋根カバー工法に向いている屋根材もあります。

  • ディーズルーフィング(天然石粒付鋼板屋根)
  • 日鉄鋼板SGL鋼板ニスクカラーpro
  • マルスギ防災瓦イーグルエクサ
  • ディプロマット

中でもディプロマットはおすすめです。

屋根カバー工法に向いているディプロマット

屋根カバー工法に向いているディプロマット

ディプロマットはアメリカカリフォルニア州ディートレーディング社製造の金属製の屋根材です。日本ではあまり知られていませんが、世界中で採用されています。ベースはジンカリウム鋼板ですが、商標登録の関連の違いだけで性能はガルバリウム鋼板と変わりません。

機能性は高いのに費用がリーズナブルなため、コストパフォーマンスの高さが特徴です。以下がディプロマットのメリットです。

  • 耐久性
  • 軽量
  • 耐風性
  • 耐熱性・遮音性
  • ソーラーパネルが邪魔にならない
  • 保証期間30年

一方デメリットもあります。

カラーバリエーションは「テラコッタ」「カフェ」「エバーグリーン」「オニキス」の4種類だけです。ただ天然石粒が吹きかけられているのは個性でしょう。「この色がいい!」というこだわりがないなら問題になりません。

岡山市にあるひかりペイントは屋根カバー工法の実績が豊富

岡山市にあるひかりペイントは屋根カバー工法の実績が豊富

屋根のカバー工事は古い屋根を撤去せず新しい屋根材を重ねます。屋根の全面葺き替えより費用を抑えられるのです。他にも、屋根の問題の解決・耐熱性と防音性の向上など多くのメリットがあります。

費用は60万円を目安に考えておくといいでしょう。費用は屋根材によっても変わります。ひかりペイントでは、ディプロマットをおすすめしています。約40年~50年の耐久性があり、サビに強く、メンテナンスも少なくて済みます。費用もリーズナブルなためおすすめです。

ひかりペイントでは屋根カバー工法のご相談を承っております。ホームページのお問い合わせフォームや電話で承っております。他にも、メールやLINEやショールームでも受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。

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