地域密着型塗装専門店プロタイムズ岡山南店
ひかりペイントです!
代表の山下です。
ひかりペイント代表の山下です。
アパートやマンションの共用廊下は、防水工事が必須です。していなければ水が床に染み込んで大きなダメージを受けます。雨が降るたびに水浸しの廊下だと、住んでいる方は不満しか出ないでしょう。
汚れた水で靴は汚れますし、劣化が進めば建物としての価値は下がりますし、カビや藻の発生する可能性が高まります。水ですべって転倒するのも大問題です。骨折のような大ケガばかりではなく、頭を打てば命に関わります。
アパートやマンションのオーナーの立場だと「住みにくい場所」と思われたくはないでしょう。
連日、クレームもあるでしょうし、悪い噂が広まれば空室のリスクも考えなければなりません。そのため、アパートやマンションの共用廊下の防水工事は必要不可欠なのです。
共用廊下の防水工事の種類は主に、長尺シートや塗膜防水のほか、アスファルト防水などがあります。
これらの防水工事を適切に行えば、住んでいる方も安心して暮らせるでしょう。住民満足度が高くなれば、空室リスクを低減させることにもつながります。
今回のお役立ちコラムでは、アパートやマンションの共用廊下の防水工事についてお話します。
アパートやマンションの共用廊下の防水工法
アパートやマンションの共用廊下の防水工事では、主にシート防水や塗膜防水などが採用されています。
共用廊下の状況や用途や予算によってどの工法が最適か変わるため、防水専門業者に実際に現場を見てもらい、調査後に相談してから決めましょう。では、共用廊下を対象にした各防水工事はどんな特徴やメリット・デメリットがあるのかお話していきます。
シート防水の特徴とメリット・デメリット
シート防水は長尺シートを貼る工法で、正式名称は防滑性ビニル床シートです。塩化ビニール工法とゴムシート防水工法があり、共用廊下以外にも屋上やバルコニーなどの防水工事でも活用されています。
塩化ビニール工法は、塩化ビニール樹脂の防水シートを下地に貼り付けるのが特徴です。メリットとデメリットは以下のとおりです。
長尺シートは柔軟性もあり滑りにくいのが特徴です。アパートやマンションだと、廊下からの歩行音が気になる方もいるでしょう。特に深夜の時間帯だと静かなため余計に響きます。
長尺シートはクッション性もあるため、歩行音の軽減が期待できるのです。歩行音の軽減目的なら、階段にも適しています。踏む箇所がコンクリートの鉄階段でも音を軽減できます。
また、耐久性が高いために足で踏むことで起きる摩耗や傷に負けない強さがあるのもポイントです。
塗膜防水の特徴とメリット・デメリット
塗膜防水は「ウレタン防水工法」「FRP工法」の2種類です。塗膜防水は塗料を塗ることで作られる塗膜で水を防ぎます。塗膜の上にトップコートという保護材を塗る工法です。
トップコートは塗膜による防水層の保護だけではなく、紫外線対策の助けになります。塗膜防水のウレタン防水工法とFRP工法のメリットとデメリットは以下のとおりです。
塗膜防水工法は他にも多くのメリットがあります。以前に施工した防水層があっても撤去が不要です。撤去が必要になると手間もかかりますし、産業廃棄物として処分しなければなりません。その問題がないことが施工費用にも反映されます。つまり費用を抑えられるのです。
また、継ぎ目がないことで、隙間から水が侵入しにくいのもメリットでしょう。さらに塗る工法のため、排水路や側溝のような形状箇所でも施工できます。
ただし、人の手で行う職人仕事という面があるのは注意点です。施工する職人の熟練度により塗膜の厚さが変わります。塗膜が薄いと早く劣化する可能性があります。
デザイン性はほとんどありません。乾かせる時間が必要なため、比例して工期も長くなりやすいのが注意点です。
アスファルト防水の特徴とメリット・デメリット
アスファルト防水はアスファルトシートを積んで厚みのある防水層を作ることができます。防水性能が高く、廊下以外には陸屋根にも採用される工法です。アスファルト防水のメリットとデメリットは以下のとおりです。
耐用年数は20年前後と長く剥がれるリスクも少ない工法です。ただ、工期の長さや施工の際の臭いと煙には注意が必要です。
共用廊下の防水工事をしないとどうなる?考えられるリスク
共用廊下の防水工事をしない場合のリスクは複数あります。既存のシート工法によるシートに破れ・剥がれが発生します。塗膜防水工法なら、劣化によってふくれ・めくれも出てくるでしょう。目地部が浮くのも問題です。
これらの問題がひどくなると、廊下だけではなく建物全体に悪影響をもたらします。たとえば、長尺シートがめくれていると、隙間から水が侵入するのです。結果、劣化が進んだ廊下が上階なら、下階の天井で雨漏りが生じます。共用廊下を使用する方は安心して歩けなくなるのです。
共用廊下で防水工事をしない場合の症状と、考えられるリスクをお話します。劣化していると感じたら早めの対処が必要です。
構造の劣化による事故
劣化が進むとマンションやアパートの構造自体に大きな負担がかかります。ヒビや割れた部分から水が侵入すれば、階下の天井から漏れてくるのです。床の内部にある鉄筋がサビると危険度は増します。
サビた鉄筋がふくれるとコンクリート部分が落下することもあるのです。タイミングが悪ければ、下にいた方に落ちて大ケガにつながります。
カビや湿気
カビや湿気によって住環境も悪化します。湿気はジメジメして不快ですし、カビが発生すれば黒ずみを毎日見ることになるのです。カビを吸い込めば、シックハウス症候群に罹患するリスクも高くなります。
厚生労働省でもシックハウス症候群について危機感を持っており、対策マニュアルも作成しているほどです。
目のかゆみや熱さ、鼻のつまりや皮膚の乾燥の他に咳など、多くの不快な症状が出てきます。共用廊下のカビではなく室内に発生したカビが原因かもしれません。ただ、共用廊下がカビだらけなら疑われる可能性があります。
安全性の低下
安全に生活できないアパートやマンションには誰も住みたくないでしょう。高齢者や幼い子どもが家族にいるなら、余計に避けられる物件になります。構造の劣化でコンクリートの欠片が直撃する以外にも危険はあるのです。
廊下が水で濡れていれば転倒リスクがあります。高齢者が転倒したら、骨折から寝たきりや命さえ奪う重大事故につながります。幼い子どもも同様です。
アパートやマンションは安全性が確保されていなければ、住んでいる方の不満が爆発します。大家さんや管理会社の担当者の他、管理組合の責任問題にも発展するのです。
資産価値の低下
オーナーの立場なら資産価値の低下は食い止めたい問題です。部屋にお金をかけて設備も充実し、駅から近くて周辺環境もいいなら、通常は人気物件です。しかし、他の管理がおろそかになり、共用廊下は雨が降るといつも水浸しになるような物件だと資産価値を維持できません。
投資用としてマンションの購入を検討している方も敬遠します。家賃を相場より低く設定しても、空室が目立つことになるのです。売却したくても「廊下の防水に問題がある」と判断されれば、価格を下げても買い手は見つからないでしょう。
修繕費用の増加
水が染み込んで共用廊下にヒビや割れが発生すれば、当然修繕が必要です。ただ、修繕が必要な範囲が広く劣化の症状がひどいなら、その分費用負担はふくれます。コンクリートの補修費用も範囲が広ければ大規模な工事になるでしょう。
鉄筋がサビついていれば、交換が必要になれば大きな費用負担です。新しく防水工事も施工すれば費用がかかります。また、複数階で問題が発生していれば、修繕費は莫大になるでしょう。
不満とトラブル
住んでいる方の中で不満はふくれます。とくに高い家賃を出しているなら、管理会社やオーナーへ不満の矛先が向けられるでしょう。「問題が生じる前にどうして対処をしなかったのか?」と信頼関係はなくなります。
共用廊下の状況がひどくなりすぎて修繕費用の見積もりが高額になったとします。修繕積立金の値上げがあれば、住んでいる方が退去するかもしれません。
「雨のときはいつも水浸しで、よく転ぶ方がいる」と噂が流れると、新しい入居者も現れないでしょう。希望より売却価格を下げても、売れないマンションやアパートになりかねません。
マンションやアパートの防水工事もひかりペイントにお任せください
アパートやマンションの共用廊下は、快適な住環境のためにも防水工事が必要です。住んでいる方の安全性の確保や、建物の耐久性を維持するためにも重要です。ただ、防水工事の種類も複数あります。
シート防水や塗膜防水やアスファルト防水は、特徴やメリット・デメリットも違うのです。施工費用も考えなければなりません。住んでいる方が安心して暮らすためには、大きな問題に発展する前のメンテナンスも必要です。
ひかりペイントは防水工事専門業者として、共用廊下の防水工事や定期的なメンテナンス工事に対応できます。お客様の要望に合わせて適切な提案が可能です。倉敷市の地域密着店としてエリア内の多くの防水工事を手掛けてきた実績があります。防水工事で気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。ホームページのお問い合わせフォームやメールの他、LINEやショールームでも承っています。
ひかりペイントが選ばれる理由