地域密着型塗装専門店プロタイムズ岡山南店
ひかりペイントです！
代表の山下です。
屋根のリフォームを考えていて、スーパーガルテクトはどうなのかと気になっている方も多いでしょう。どんな屋根材で特徴は何なのか、デメリットはないのかなど知りたいことや不安なこともあると思います。
そこで今回のお役立ちコラムでは、スーパーガルテクトのことを一般の方にもわかりやすいように解説させていただきます。
スーパーガルテクトを検討している方は、参考にしてみてください！
スーパーガルテクトとは
スーパーガルテクトを一言で簡単にいい表すならば、軽くて丈夫な金属製の屋根材です。
もっと詳しくいうと、ガルバリウム鋼板（金属鋼板をアルミニウムや亜鉛などでメッキしたもの）を改良した、エスジーエル鋼板の一種です。
スーパーガルテクトは、アイジー工業が開発したエスジーエル鋼板の商品名であり、性能が優れていて信頼性も高く、とても人気があります。
ガルバリウム鋼板やエスジーエル鋼板って何？
ガルバリウム鋼板は、1972年にアメリカのベスレヘム・スチールという製鋼会社が開発した屋根材で、薄くて軽い上に防食性も高く、それでいてステンレスよりも安いため今でも人気があります。
ガルバリウム鋼板が登場するまではトタン屋根が人気でした。しかしガルバリウム鋼板の方がはるかに丈夫で耐久性が高いため、主流はガルバリウム鋼板となりました。
そしてガルバリウム鋼板を改良したのがエスジーエル鋼板です。ガルバリウム鋼板の組性がアルミニウムと亜鉛であるのに対し、エスジーエル鋼板は亜鉛とアルミニウムにマグネシウムが追加されています。
マグネシウムが追加されたことで、ガルバリウム鋼板よりも格段にサビにくくなったのが最大のポイントです。たとえ傷ついてもメッキ成分が回り込んで、腐食の進行をおさえてくれる点も見逃せません。
ここ最近は多くの日本製屋根材が、ガルバリウム鋼板からスーパーガルテクトのようなエスジーエル鋼板に移行しています。アイジー工業のシェアを考えればいずれは、多くの屋根がスーパーガルテクトになっていくでしょう。
スーパーガルテクトを生産するアイジー工業とは
アイジー工業は外壁材や屋根材を取り扱うメーカーであり、国内で50年以上トップシェアを誇る建築業界では有名な老舗企業です。単に高性能であるだけでなく、デザイン性の高い屋根材や外壁材が豊富で、多くの住まいや工場、倉庫などに採用されています。新しい建材の開発にも積極的で、スーパーガルテクトもアイジー工業が開発した主力商品の1つといえるでしょう。
スーパーガルテクトの特徴は？
スーパーガルテクトの特徴を5つ紹介します。どれも屋根材を選ぶ上でメリットの大きい機能なので、参考にしてみてください。
【スーパーガルテクトの特徴その1】高耐久で強風や台風にも強い
スーパーガルテクトの耐久性はとても高く、耐用年数は25年から35年ほどです。スーパーガルテクトは構造的に屋根を固定する力も強いため強風や台風にも強く、そう簡単に吹き飛ばされません。高耐久である大きな理由は材質による丈夫さとサビに対する強さです。
【スーパーガルテクトの特徴その2】止水性や排水性が高く、雨漏りにも強い
金属の屋根材は、所々折り曲げられており、折り曲げることで屋根内部に雨水が浸入するのを防いでいます。スーパーガルテクトは折り曲げが必要な箇所をすべて加工しているため安心です。
さらに本体以外の板金部材も豊富で、スムーズに雨どいへと雨水を誘導し排水できるのもポイントでしょう。これらの板金部材もすべてスーパーガルテクト（エスジーエル鋼板）製なので、耐久性も高めです。
スーパーガルテクトはケラバも優秀！
屋根が切妻屋根や片流れ屋根の場合、雨どいが付いていない面もあり、雨どいが付いていない面の突き出した部分をケラバといいます。スーパーガルテクトはケラバも優秀で、止水性や排水性が高く変形しにくい構造になっているため安心です。
釘打ち部分から雨水が入り込まない
屋根材を固定する時は釘打ちを行いますが、釘打ち部分から雨水が入り込んで雨漏りしたり、サビたりしてしまうこともあります。
スーパーガルテクトは、釘打ち部分を断熱材で埋めこんで厚みをだしており、雨水の浸入を防いでいます。
屋根材同士のつなぎ目も優秀
屋根は何枚もの屋根材で構成されており、屋根材と屋根材のつなぎ目から雨水が入り込むことも多々あります。
とくに左右のつなぎ目から雨水が入り込む事例が多いのですが、スーパーガルテクトは上下左右のつなぎ目の止水性の高さに定評があります。
【スーパーガルテクトの特徴その3】サビに強い
スーパーガルテクトは、ガルバリウム鋼板と比べて3倍以上サビに強いといわれています。表面が傷ついたり折れ曲がったり、欠けてしまったとしてもメッキ層が回り込んで保護するため、簡単にはサビません。
単に雨水に強いだけでなく塩害にも強いため、潮風の影響もあまり受けません。
【スーパーガルテクトの特徴その4】断熱性や不燃性が高い
スーパーガルテクトは高性能な断熱材（ポリイソシアヌレートフォーム）をしています。
ポリイソシアヌレートフォームは、一般的なガルバリウム鋼板の断熱材であるウレタンフォームより断熱性能が高いため、寒い冬も比較的暖かく過ごせるでしょう。ポリイソシアヌレートフォームは不燃性も高いことで知られており、耐火性能の面でも安心できます。
【断熱と遮熱の違い】
断熱は暖気が外に逃げていかないようにする仕組みで、おもに冬に活躍します。一方で遮熱は、室内に熱が入り込まないようにする仕組みなので、おもに夏に活躍します。
【スーパーガルテクトの特徴その5】日本製で保証もバッチリ
スーパーガルテクトは日本製なので海外製の屋根材と比べて供給が安定しており、為替や国際情勢の影響を受けません。また保証期間が長いだけでなく、保証内容も充実しており、アイジー工業が一般消費者に向けて公開しています。
海外製だといきなり販売中止になったり、保証内容が粗末だったりして困ることもありますが、スーパーガルテクトなら安心です。保証内容は保証期間よりも重要で、たとえば不具合があった場合「屋根材1枚だけ交換する」と「必要な分だけ保証する」ではレベルがまったく違います。
スーパーガルテクトのデメリットは？
スーパーガルテクトはどちらかといえばグレードの高い屋根材であるため、アスファルトシングルやガルバリウム鋼板と比べると、比較的単価が高いのがデメリットです。
とはいえアスファルトシングルは表面の石粒が剥がれやすいため、10年おきにメンテナンスが必要だし、スーパーガルテクトと比べるとそこまで丈夫ではありません。
ガルバリウム鋼板もスーパーガルテクトと比べると、耐久性や防サビ性で劣っているため、長い目でみればそこまでの金額差はなく、性能面を考えればスーパーガルテクトの方がお得です。
スーパーガルテクトにメンテナンスや再塗装は必要？
スーパーガルテクトに限らず、どんな屋根材でもいずれは劣化します。スーパーガルテクトは高耐久なので施工後しばらく美観を保ってくれますが、塗装が色あせてきた時や異変を感じた時は点検した方がいいでしょう。
心配な方は5年に1度くらいのペースで点検を依頼することをオススメします。
住まいだけでなく、倉庫や工場の屋根材としてもピッタリ！
スーパーガルテクトは住まいだけでなく倉庫や工場の屋根材としても最適です。サビにくく高耐久であることは、美観を保つのも容易だからです。倉庫や工場の屋根が劣化したりサビたりしていると、内部に影響を与えるだけでなく、来客の印象もよくありません。印象の善し悪しは商談への影響も考えられるため、できればスーパーガルテクトのような屋根材で、倉庫や工場を守りましょう。
優秀な屋根材をお探しの皆様には、「ひかりペイント」が自信を持って推薦するスーパーガルテクトをぜひお試しいただきたいと思います。スーパーガルテクトは、その耐久性、防錆性、そして美観の高さで知られる日本製の屋根材です。アイジー工業によって開発されたこの屋根材は、住宅はもちろん、倉庫や工場の屋根としても最適で、長期間にわたってその性能を維持します。
優秀な屋根材をお探しならひかりペイントにご相談ください
当社「ひかりペイント」では、スーパーガルテクトの導入支援を行っております。屋根の診断から最適な材料の選定、施工まで、一貫してプロフェッショナルなサービスを提供しています。お客様のニーズに応じたカスタマイズも可能です。
屋根のことでお悩みでしたら、ぜひ「ひかりペイント」のショールームにご来店いただくか、お電話またはLINEでお気軽にお問い合わせください。専門のスタッフが丁寧に対応し、最適な屋根材選びをサポートいたします。お客様のご来店を心よりお待ちしております！
ひかりペイントが選ばれる理由
