ひかりペイント社長のサブちゃんこと山下三郎。
生粋の職人一家に生まれ、「ひかりペイント」を創業した社長の物語を「サブちゃん通信」としてお届けするシリーズです。
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今回は「サブちゃん通信<vol.1-1>」の続きのお話しです。
それから約半年が経ち、親方から「サブ(三郎)ちょっと鉄扉塗ってみるか?」と言われ、
ドキドキ、ワクワク、実際の本番は初めてで、てこずりながらもようやく完成して喜んだ事は忘れられません。
それから何年かして一度塗装業を離れ、何となく日々を過ごしてた頃、とある店舗の錆だらけで塗装がうげている
鉄扉が目に留まりました。そう言えば私が初めて塗った鉄扉はどうなったかな~と思い、興味本位で見に行ってみました。すると多少の錆は出ていたものの、一切うげることもなく状態は凄く良い物でした。
その時に親方の言葉が頭を過りました。塗装にとって基礎となる下地処理をきちっとするかしないかでこうも結果が違うんだなと思い、塗装は奥が深い!これを覚えて一生の仕事にしよう!と決め、また塗装業に戻りコツコツと技術を学んでいきました。
五年してからやっと現場などを任せて貰えるようになりました。最初から最後まで自分が責任を持ち完成した時の喜び、またお客様に喜んでいただける喜び、この職業サイコーだなと感じ、将来同じ思いを共感できる職人の集まる会社を起こしたいと決意し今に至ります。
ここから沢山の出会いがあり今のカタチになるのですが、それはまた次回のお話にさせていただけたらと思います。
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