皆さんは「シーリング材」って聞いたことがありますか?
DIYなどをされる方はご存知かもしれませんが、
一般にはあまりなじみのないかもしれません。
「シーリング材」は「コーキング材」とも呼ばれています。
先の画像にもありますが、外壁でいうとサイディングとサイディングをつなぐ目地の部分。
指で押してみると少しゴムのように弾力のあるもので、接着効果と防水効果の両方を担っています。
外壁工事以外でも、様々な場所で活用されていますが、今日はそのシーリング材についてのお話です。
「シーリング材?ただの接着材でしょ?」と侮ってはいけません。
実はこのシーリングは、建物全体の水密性や気密性を保持する重要な役割を担っています。
言い換えれば、シーリング材が劣化すると、建物の劣化につながるということです。
実際、雨漏りの原因を探ってみると、屋根の劣化ではなく外壁シーリング材の劣化により亀裂ができ、そこから雨が吹き込んでいたという例も多く経験しています。
つまりそれだけ重要な役割を担うシーリング材。
でも塗装工事の際に、どんなシーリング材を使っているか、
見積りの際にどんなシーリング材を提案してもらったか
皆さんは記憶にありますか?
ついつい、塗料の性能だけに目を向けてしまうのではないでしょうか?
シーリング材の劣化原因は、3つあり、簡単に表現すると
1.成分が時間とともに流れ出で、シーリング自体が硬くなり、痩せてしまう
2.建物自体の伸縮や振動により、亀裂ができたり、剥離してしまう
3.太陽光や雨、風などの影響を受けて表面劣化がおきてしまう
これにより、隙間ができて防水性が保たれなくなってしまいます。
いずれも時間の経過とともに、発生するのは仕方のないことですが
その耐用年数が、実は商品によって様々なのです。
ひかりペイントでは、これまでの経験から
長い目で見て、お客様にご満足いただけるプランを提案しており、
シーリング材も、耐久性、耐候性に優れたものを提案しております。
塗装は劣化していないのに、シーリング材の劣化による雨漏りなど
塗装の耐久年数を待たずして、塗り替えというようなことにならないよう
外壁塗装、外壁塗装をお考えの際には、シーリング材のチェックもお忘れなく!
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