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塗装してはいけない屋根・外壁

塗装してはいけない
屋根、外壁
があります

塗装は、屋根や外壁のメンテナンス方法として、非常に大切ですが、実際には塗装してはいけない屋根、外壁があります。
業者によっては、これらの知識がないまま塗装を勧め、あとあとトラブルになるケースも少なくありません。そんなことにならないよう、お客様も事前に多少知識を身に付けておけば、失敗するリスクがぐっと減りますよ!もちろん、当社にお見積りのご依頼を頂ければ、この辺は丁寧にご説明しますので、ご心配な方はお気軽にご相談くださいね!

目次

2000年前後に製造された屋根の一部

塗装してはいけない屋根

まず、塗装してはいけない屋根材としては、ズバリ、『1995年~2008年頃』に製造された屋根材です。アスベスト(石綿)を含む屋根材が2000年以降禁止となり、屋根材メーカー各社、アスベストを含まない屋根材を開発しました。しかし、このころの屋根材は耐久性に難があるものが多く、塗装したところで十分な耐久性が発揮できないのです。その一例として、ニチハのパミールは塗装しても2、3年で剥がれてくる屋根として有名です。
他にも、いくつかありますので、家を建てられたのが上記期間内の方は、お気軽にご相談ください。

陶器瓦(日本瓦)

日本瓦

陶器瓦とは、ざっくりいうと、日本古来の瓦で和風住宅に多い屋根材です。粘土を焼成して表面に釉薬を塗った瓦の耐久性は、50年とも100年とも言われ、寺院などの屋根がずっと変わらずにいるくらい耐久性の高さは非常に優秀です。
これら陶器瓦は、基本的には塗装は必要ありません。(見た目を改善する目的で、瓦専用の塗装をする場合はあります。)
しかし、1990年代に多く建てられた家には、洋瓦、セメント瓦が使われているものも多く、これらの瓦は塗装が必要です。

屋根全体に劣化が発生&重症

パミール

これは、先ほど述べた2000年前後に製造されたスレート屋根材に多いのですが、屋根全体が劣化しており、その劣化度合いがひどい場合、塗装のメンテナンスでは十分な耐久性を維持できないことが大半です。
これらの症状の場合は、劣化状況を見てカバー工法や屋根の葺き替えをオススメしています。もちろん当社でも施工できますので、お気軽にご相談ください。

難付着サイディング

難付着サイディング

外壁にも塗装してはいけないものがあります。俗にいう難付着サイディングと呼ばれるもので、汚れが付かない様に表面に特殊なコーティングが施されたサイディングボードのことです。
メンテナンスフリーと誤解されがちですが、一般のサイディングに比べると汚れにくいというだけで、メンテンナスが必要ないわけではありません。
難付着サイディングは、汚れが付きにくいと同時に、塗り替え時の塗料が密着しにくいので、専用の下塗り材を使わずに一般のサイディングで使用する塗料(下塗り材)を使うと塗膜が剥がてしまう恐れがあります。

雨漏りが発生している場合

天井のシミ

塗装は基本的には建物の外装をメンテナンスするリフォーム方法です。しかし雨漏りが発生している場合は、建物内部まで腐食・劣化していることが多々あります。
このような場合、塗装しても内部が腐食したままだと、シロアリ被害などにもつながり、数年後に大規模工事になることもあります。
そうなることが無いよう、雨漏りの有無を見極められる塗装店に依頼することが大切ですね。

ひかりペイント代表

外壁塗装や屋根塗装は、これらの専門知識がないお店もまだまだたくさんあり、そういう施工店に依頼すると、トラブルが発生することも多々あります。そんなことにならないよう、業者選びは慎重に行いましょう。

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