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アパート・ハイツのベランダ防水はいくら?工法別の費用と“選んではいけないケース”を岡山市版で解説

アパート・ハイツのベランダ防水はいくら?工法別の費用と“選んではいけないケース”を岡山市版で解説

地域密着型塗装専門店プロタイムズ岡山南店

ひかりペイントです!

代表の山下です。

  • 「ベランダ防水をやるべきなのか」
  • 「工法の違いが分からない」
  • 「見積書の金額差が大きすぎて判断できない」

これらの悩みは、岡山市だけで見ても毎月のようにいただく相談内容です。私は岡山市内のアパート・ハイツの防水工事に携わってきたものの、工事前の見積書の説明やオーナー様との相談を重ねてきた中で「やらなければ良かった作業」も見てきました。

防水工事は、成功と失敗の差が極端に表れやすい工事です。しっかり施工すれば建物を長期的に守り、入居者が安心して暮らせる環境を提供できるでしょう。

しかし、判断を間違えると「1年以内に雨漏りが再発」「膨れが起きて全面剥離」「修繕費2倍以上」と最悪の結果になってしまうこともあります。今回のお役立ちブログでは、工法別の費用や選んではいけないケースなどをお話しします。

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目次

ベランダ防水の費用はどう決まるのか

ベランダ防水の費用はどう決まるのか

はじめに、ベランダ防水費用の決まり方を見てみましょう。

価格が業者によって大きく違う本当の理由

同じ面積で同じ工法であるはずなのに、提示される見積金額が大きく違うことに驚かれるオーナー様は少なくありません。単に価格設定の違いではなく、工事内容の考え方が異なっているためです。

ベランダ防水工事の金額は「施工面積、工法の種類、下地の状態」を掛け合わせて決まります。中でも下地の状態は価格に大きく影響します。また、表面だけでは分からない隠れた損傷が存在した場合、補修範囲に応じて費用が変わることも珍しくありません。

数量算出方法を理解しなければ適正価格は見えない

防水工事の算定は、床面だけを計測して終わるものではないです。施工対象となる面積は床に加えて立ち上がり部分も含まれます。仮に床面が8㎡であっても、立ち上がり部分と端部処理も含まれる場合があり、その場合10㎡として計算されることもあります。

さらに、排水部(ドレン)や端部・入隅など、どこまで含めるかもチェックポイントです。「一式」とだけ書かれた見積書では、何にいくら必要なのか判断できず、追加請求のリスクへとつながります。適正価格を知るには、数量の根拠を明確に提示できる業者を選ぶことが大切です。

岡山市のハイツ向け防水工法とは?費用目安も!

岡山市のハイツ向け防水工法とは?費用目安も!

ベランダの状況に合わせて、適切な防水工法を選ぶと出来栄えが良くなります。代表的な工法と、それぞれの特徴や耐用年数などは次の通りです。

工法特徴費用目安(㎡)耐用年数の目安注意点
1.ウレタン防水(最も一般的)液状の防水材を塗り重ねるため、継ぎ目がなく複雑な形状にも対応可能。弾性があり、建物の揺れやひび割れに追従する。3,500〜7,000円8~15年塗膜の厚みが職人の技術に左右されやすい。
2.FRP防水
(強度重視)
ガラス繊維と樹脂で硬く強度の高い防水層を形成。車が乗っても耐えるほどの耐摩耗性がある。5,000円〜1万円10~15年硬いため揺れに弱く、ひび割れが発生しやすい。
3.長尺シート防水(高級感・遮音性)樹脂シートを張り付ける工法。見た目が美しく防滑性に優れ、遮音効果も期待でき、物件のグレードアップに最適。7,000円〜1.5万円10~15年下地の状態により事前処理が必要となる場合がある。

トップコートのみの施工は“応急処置”と理解すべき

トップコートは防水層そのものではなく、あくまで表面の保護材です。費用は非常に安く、2,500~4,500円/㎡程度で施工できる場合もありますが、耐久性は3~5年程度であるため、根本的な問題解決とは言えないでしょう。

見た目を整えるだけの応急処置としては有効ですが、防水層が傷んでいる状態でトップコートだけを施工すると、短期間で再劣化するため補修が必要です。よって、無駄な費用の発生につながります。

居住中の物件では「臭気(におい)」への配慮が重要

アパートやハイツの場合、工事中の臭気対策は入居者様からのクレームや退去リスクに直結するため重要です。FRP防水は強い樹脂(スチレン)を使用するため、非常に強い臭気が発生します。

一方、ウレタン防水は水性や弱溶剤タイプを選ぶことで、臭気を大幅に抑えることが可能です。また、長尺シート防水は溶剤を使わずシートを接着するため、臭気のリスクを抑えられます。

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ベランダ防水の費用シミュレーションをしよう!違いとは?

ここからは、ベランダ防水の費用をシミュレーションしてみましょう。

例①:8㎡の施工面積でウレタン防水による施工

5,000円/㎡の場合4万円です。さらに「下地補修・端部補強・諸経費」などが加わると、8~10万円程度かかります。

例②:20㎡の施工面積でFRP防水による施工

7,000円/㎡の場合14万円です。さらに補強部材を含めると、18〜22万円が相場となるでしょう。

例③:30㎡の施工面積で長尺シート防水による施工

1万円/㎡の場合30万円です。それに材料費や施工費を入れると、トータルで36〜45万円程度かかります。

誤ったやり方は建物を傷める原因に!3つの選んではいけないケースとは?

誤ったやり方は建物を傷める原因に!3つの選んではいけないケースとは?

やり方を間違えると、手直しによって余計な費用や手間がかかります。ここでは、選んではいけない失敗例を3つ見てみましょう。

失敗例1.下地が腐食しているのに表面だけ塗装する

表面の見た目を整えるだけで済ませてしまうと、内部の損傷が温存され、水が逃げられない状態になるため、必ず再発します。私は何度も失敗した現場を見てきました。見た目はきれいでも腐食している箇所があると、水は浸入すると思った方が良いでしょう。

失敗例2.膨れや剥離があるのにトップコートで済ませてしまう

膨れや剥離が存在する場合、すでに防水層が機能していたり、浮きが発生していたりします。上からトップコートだけ塗っても、根本原因は解決されないため、全面やり直しになるかもしれません。短期的には安く見えても、結局は高くつきます。

失敗例3.排水計画を改善しないまま表面施工だけを行う

ドレン(排水口)の詰まりや勾配不良があると、水の詰まりを招きます。結果、良い防水をしても意味がありません。防水工事で最も重要なのは「水を止めること」ではなく「水を逃がすこと」です。

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FAQ|アパート・ハイツのベランダ防水費用と工法選びについてよくある質問

ベランダ防水は「金額」だけで判断してしまうと、数年後にやり直しが必要になるケースも少なくありません。とくに岡山市のアパート・ハイツでは、築年数や入居状況によって最適な工法が大きく変わります。ここでは、オーナー様から実際によく寄せられる疑問をもとに、判断のポイントを整理して解説します。

Q.ベランダ防水は何年ごとにやり替える必要がありますか?

防水のやり替え時期は工法によって異なりますが、一般的にはウレタン防水で8〜15年、FRP防水や長尺シート防水で10〜15年が目安です。ただし、これは適切な下地処理と定期的な点検が行われている場合の話です。排水不良や膨れ・剥離を放置していると、耐用年数より早く劣化が進みます。築年数だけで判断せず、現状の劣化状況を確認したうえで判断することが重要です。

Q.一番安い工法を選べば問題ありませんか?

費用だけで工法を選ぶのはおすすめできません。たとえばトップコートのみの施工は安価ですが、防水層が傷んでいる場合は短期間で再劣化する可能性が高く、結果的に修繕費が二重にかかることがあります。ベランダ防水は「今いくらかかるか」ではなく「次の工事まで何年持つか」という視点で判断することが大切です。安さ優先は失敗の原因になりやすいです。

Q.居住中のアパートでも防水工事は問題なくできますか?

居住中でも防水工事は可能ですが、臭気や作業音への配慮が欠かせません。特にFRP防水は強い臭気が発生しやすく、入居者からのクレームにつながるリスクがあります。一方、ウレタン防水の水性タイプや長尺シート防水は比較的臭気を抑えられます。工法選びの際は、防水性能だけでなく、入居者への影響も含めて検討することが重要です。

Q.見積書に「一式」と書かれている場合でも問題ありませんか?

「防水工事一式」とだけ記載された見積書は、工事内容や数量の根拠が分からず注意が必要です。床面積だけでなく、立ち上がりや端部、ドレン処理が含まれているかどうかで金額は大きく変わります。内容が不明確なまま契約すると、後から追加費用が発生するリスクもあります。数量や施工範囲が明確に書かれているかを必ず確認しましょう。

Q.防水工事を先延ばしにするとどうなりますか?

防水工事を先延ばしにすると、雨水が下地や構造部まで浸入し、腐食や躯体劣化を引き起こす可能性があります。その結果、本来は部分補修で済んだはずの工事が、全面改修になり費用が大きく膨らむケースも珍しくありません。ベランダ防水は「壊れてから直す」工事ではなく「壊れる前に守る」工事であることを意識することが重要です。

ひかりペイントと考える“失敗しないベランダ防水”|岡山市のアパート経営を守るために

ひかりペイントと考える“失敗しないベランダ防水”|岡山市のアパート経営を守るために

アパート・ハイツのベランダ防水は、単なる修繕工事ではなく、建物の寿命と入居者満足度を左右する重要な判断です。工法や費用だけを見て決めてしまうと、数年以内に再工事が必要になり、結果として修繕費がかさむケースも少なくありません。

岡山市の気候や物件特性を踏まえ、下地の状態、排水計画、居住中かどうかまで含めて検討することが、後悔しない防水工事につながります。

ひかりペイントでは、工事ありきの提案ではなく「今その工事が本当に必要か」「どの工法が適切か」という視点でご相談をお受けしています。まずは問い合わせフォームからのお問い合わせ、メールや電話でのご相談、またはショールームへの来店にて、現在の状況をお聞かせください。

ベランダ防水で失敗しないための判断材料を、一緒に整理していきましょう。

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