地域密着型塗装専門店プロタイムズ岡山南店
ひかりペイントです！
代表の山下です。
外壁塗装や張替えは住まいの美観を整えるだけではありません。大切な建物を雨風や紫外線から守り、耐久性を維持するために欠かせない工事です。ただし、その費用は数十万円から数百万円と高額になるため、資金面の問題で簡単に踏みきれない方も少なくありません。
このような負担を軽減するため、岡山市や倉敷市ではリフォーム補助制度が設けられています。岡山市の場合、外壁塗装工事も含んだ補助金が用意されているのです。また、倉敷市では外壁塗装だけに使用できなくても、リフォームに関する補助金が用意されています。
そこで今回のお役立ちコラムでは、岡山市の「空き家再生リフォーム補助金」を中心に、外壁塗装や張替えがどのように支援を受けられるのかくわしくお話しします。
外壁塗装の課題と補助制度の存在
外壁リフォームは高額になりがちですが、補助金を使えば負担を抑えられます。まずは課題と制度の役割を整理するのがポイントです。
外壁リフォームの高額負担
外壁塗装や張り替えは、建物の規模や使用する材料で費用が大きく変動します。一般的な戸建住宅で外壁塗装を行う場合、100万円前後の費用がかかることも少なくありません。さらに張り替え工事は200万円を超える場合もあります。
ただ、外壁の劣化を放置すると、雨漏りや下地の腐食、断熱性能の低下といった深刻な問題につながります。修繕の遅れは結果的にコストが膨らむリスクを抱えているのです。だからこそ、補助制度をうまく活用して初期費用を抑えることが、建物を長持ちさせるための賢い選択になります。
補助金を活用するメリット
岡山市のリフォーム補助金では、工事費の3分の1、上限50万円が補助対象です。たとえば150万円の外壁塗装を行った場合、最大50万円の補助が受けられると、実質的な負担額は100万円に抑えられます。これにより、資金計画も立てやすくなり、無理のないリフォームが可能です。
ただし、施工業者や工事内容は一定の基準を満たさなければなりません。ただ、この条件を満たしている場合、結果的に高品質を確保できます。安心してリフォームを進められる点でもメリットがあるのです。
岡山・倉敷における補助金の背景
岡山市の「リフォーム工事費補助」は地域課題に基づいて作られています。補助金や助成金が用意されている背景を知ると、なぜ外壁リフォームが支援対象なのか理解できるのです。
空き家増加と地域課題
岡山市では空き家の増加が、大きな課題となっています。適切に管理されない住宅は景観を損ない、防犯上の不安を招き、地域の活力低下にもつながります。そのため空き家を有効活用し、住まいとして再生させることが政策目標となっているのです。
外壁の修繕や張り替えは建物の印象を一新し、空き家の利活用を進める上で欠かせません。制度に外壁工事が含まれているのは、このような地域課題を背景にしています。
岡山市の取り組み
岡山市では「空き家再生リフォーム補助金」を通じ、所有者や利用希望者が安心して住宅を改修できるよう支援しています。ただし倉敷市には、2025年9月10日時点、空き家再生リフォーム補助金がありません。倉敷市のホームページを見ると「住宅リフォームや外壁塗装等に関する補助金制度はない」と明確に記載されています。つまり同じ岡山県内だとしても、外壁塗装に使用できる補助金や助成金がある市と、ない市がある点に注意が必要です。
ただ、倉敷市では、子育てグリーン住宅支援事業がリフォームに関する資金の助けになります。外壁塗装には使用できなくても、他の部分で補助金が出れば、浮いた分を外壁塗装に使用する考え方もできます。
岡山市の空き家再生リフォーム補助
岡山市の補助制度を理解すれば、申請や利用がスムーズになります。外壁塗装や張替えは「その他リフォーム工事」として対象となっているのです。
「その他リフォーム工事」に含まれる外壁工事
岡山市の「空き家再生リフォーム補助」では、外壁の張替えや塗装、防水工事が「その他リフォーム工事」に分類されています。美観の改善に限らず、雨水の侵入防止や建物全体の耐久性を高める効果が目的です。補助金の対象に含まれることで、外壁の改修を計画的に進めやすくなります。とくに外壁の張り替えは費用負担が大きいため、補助金の存在が大きな助けとなるのです。
補助額と対象経費
- 補助率：リフォーム工事等に必要な金額の3分の1
- 上限額：50万円
このような内容で補助金を受けられます。ただし、車庫のような付属屋の工事や、門扉や塀の工事、家具・家電等の設置で取り付け工事を伴わないものは対象外です。
補助を受けるための要件
補助対象として認められるには、複数の条件を満たさなければなりません。以下でくわしくお話しします。
大前提の条件
空き家の所有者や所有権者の承諾を受けた賃借人など
岡山市の税金を滞納していない
暴力団員ではない
空き家の所有者や個人が対象です。所有権者や所有権者の承諾を受けた賃借人は、あくまで個人を対象としており法人は対象外となっています。また、補助金は税金です。岡山市の税金を滞納していない者が対象外になるのは当然です。
暴力団員についても、辞めているとしても5年が経過していないと認められません。さらに一つだけ満たせばいいのではなく、すべて満たしていなければならない点も要注意です。
空き家として認められるのは？
岡山市内に所在する空き家や住宅が条件の大前提で、居住可能な状態に再生することを目的としています。空き家とは、申請日現在で引き続きおおむね1年以上住んでいない建物です。店舗や事務所として日常的に人の出入りがあるような建物は、対象外となります。また、空き家期間の判断材料は、原則「水道・電気」の使用状況です。
以下はリフォーム工事費補助の対象となる条件です。
- リフォーム後「居室」「台所」「水洗便所」「浴室」「洗面設備」「収納設備」がある居住用のもの
- 昭和56年5月31日以前に建築着工したものは、リフォーム後に耐震診断結果報告書の写しの提出が必須
- 岡山市内にある一戸建て住宅。空家法に規定された空き家や、空き家情報バンクに登録されているもの。ただし空家法第22条第2項に基づく勧告を受けた特定空家等は除く。さらに、補助事業者によって再度入居が行われない住宅という条件もある
外壁塗装以外の対象工事と活用の広がり
補助対象は外壁工事だけにとどまりません。幅広いリフォームが制度で支援され、外壁と組み合わせて活用することで効果を最大化できます。
たとえば、屋根の葺き替えや防水工事、内装や水回りの改修も補助対象に含まれています。とくに屋根工事は外壁と同様に雨漏り防止や耐久性向上に直結しますから、外壁のリフォームと同時に行うと効果的です。また、浴室やキッチンといった水回りの改修は、住まいの快適性を高めます。
申請の注意点と活用の流れ
制度を効果的に使うためには、申請手順や注意点を押さえておく必要があります。
申請から交付決定までの注意点
補助金を受けるには、まず事前申請を行い、市の審査を経て交付決定を受けます。
「交付決定前に工事を始めると対象外」となるため注意が必要です。
必要書類には、工事見積書や設計図面、工事内容の説明資料等が含まれます。
工事着工時期と申請のタイミング
補助金を確実に受けるためには、申請のタイミングが重要です。募集期間や予算枠が限られているため、申請希望者が多い年度では早期に締め切られることもあります。計画が固まったら、速やかに市へ相談し、着工前に申請を済ませることが大切です。
不正な手段で受けるのはダメ
補助金を受け取るのに嘘や不正な手段で申請すると罰則が待っています。岡山市補助金等交付規定の規定に基づいて、全額や一部返還の場合もあるのです。また、必要に応じて空き家の現況や補助金の状況等の確認も求められます。
補助金活用で賢く外壁塗装！ひかりペイントが安心サポート
外壁塗装や張り替えは高額になりがちですが、岡山市の「空き家再生リフォーム補助金」をはじめとした制度を活用すれば、費用負担を軽減できます。外壁塗装工事も「その他リフォーム工事」として補助対象に含まれるため、最大で工事費の3分の1・上限50万円の補助が受けられるのです。一方で倉敷市には現時点で外壁塗装に直結する補助制度はありませんが、子育てグリーン住宅支援事業など他の補助を組み合わせれば、実質的に外壁リフォームの資金に充てられる可能性があります。
ただし、補助金や助成金の利用には「交付決定前に工事を始めると対象外」などの条件や注意点があり、申請のタイミングや必要書類の準備も重要です。補助金は年度ごとに募集枠が限られているため、計画が固まったら早めの相談が欠かせません。
ひかりペイントでは、地域の補助制度や助成金に関する情報を踏まえ、お客様の外壁塗装計画に合わせた最適なご提案を行っています。補助金の条件や対象範囲については必ず事前に関係各所へご確認いただき、その上で安心してご相談ください。お問い合わせフォームからのご連絡、メールやお電話でのご相談、ショールームへのご来店も歓迎しております。補助制度を賢く活用し、長持ちする住まいを一緒に実現しましょう。
ひかりペイントが選ばれる理由
