地域密着型塗装専門店プロタイムズ岡山南店
ひかりペイントです!
代表の山下です。
💬「ゲリラ豪雨のあと、天井から水滴が落ちてきた…」
💬「台風シーズンが心配。事前にできる対策はある?」
💬「修理を頼むまでの間、応急処置できる方法を知りたい!」
夏は大雨・台風・高温多湿といった条件が重なり、雨漏りトラブルが急増する季節です。放置すると住宅内部に深刻な被害を与えるため、早めの対応が欠かせません。今回のお役立ちコラムでは、原因の解説とすぐできる応急処置、さらに根本的な予防策をお伝えします。
夏に雨漏りが多い原因とは?
夏は雨漏りの相談がもっとも増える季節です。梅雨から台風シーズンにかけて、普段は問題のない住まいでも、思わぬ場所から雨水が侵入することがあります。その背景には、夏特有の気候条件と建物の劣化が重なることで、雨漏りリスクが一気に高まるという事情があります。
では、実際にどんな原因が潜んでいるのかを4つの視点から見ていきましょう。
(1)ゲリラ豪雨・集中豪雨
短時間で大量の雨が降ると、屋根や排水設備が処理しきれずに浸水します。とくに屋根の劣化や雨樋の詰まりがあると、雨水が逆流して室内に侵入するケースがあります。
(2)台風による強風+大雨
台風は風圧と吹き込み雨が同時に発生するため、普段は大丈夫な場所からでも雨水が入り込みます。棟板金の浮きや瓦のズレなど、風に弱い部分が原因になることもあるのです。
(3)夏特有の結露
冷房の効いた室内と高温多湿の外気との差で、窓や屋根裏に結露が発生します。これが雨漏りと勘違いされるケースもあるのです。放置すると木材の腐食やカビの原因になります。
(4)経年劣化
屋根材や外壁の塗膜が劣化して防水機能が低下していると、夏の強い雨に耐えられなくなります。築10年以上の家ではとくに注意が必要です。
部位別!夏に多い雨漏りの発生箇所と対策


雨漏りとひとことで言っても、その発生源はさまざまです。屋根・外壁・ベランダ・窓まわりなど、住宅の部位ごとに起きやすい原因や注意点があり、対策方法も異なります。「どこから水が入ってきているのか」を正しく見極めることが、無駄な修繕費をかけずに済む第一歩です。
ここでは、夏にとくにトラブルが多い部位ごとの原因と効果的な対策をお話していきます。
屋根からの雨漏り
原因:瓦やスレートのひび割れ、棟板金の浮き、台風による飛散
対策:定期点検、屋根塗装・棟板金の補強。台風前には釘やビスの緩みを確認。
外壁からの雨漏り
原因:外壁のひび割れやシーリングの劣化
対策:コーキング打ち替え、外壁塗装で防水機能を維持。
ベランダ・バルコニー
原因:防水層のはがれ、水たまりの放置
対策:ウレタン防水やFRP防水の定期施工。植木鉢の直置きを避けて劣化を防ぐ。
窓まわり
原因:サッシの劣化、パッキンの切れ、結露によるカビ
対策:コーキングの補修、内窓の設置、換気で湿気対策。
雨漏りが起きたときの応急処置


突然の雨漏りは誰でも慌ててしまいますが、慌てて行動すると被害を広げることにもつながります。修理業者に依頼するまでの「つなぎ」として正しい応急対応を知っておけば、被害を最小限におさえることができます。
① バケツやタオルで水を受ける
天井や壁から水が落ちてきた場合、床材や家具を守るためにバケツを設置します。周囲に新聞紙やビニールシートを敷いておけば、飛び散った水滴で床が傷むのを防げます。タオルを重ねて置くと水はねも吸収できるので安心です。ポイントは「水を受け止めるだけでなく、周囲を広めにカバーすること」です。後片付けがぐっと楽になりますよ。
② ブルーシートで屋根やベランダを覆う
雨水の侵入源が屋根やベランダとわかっている場合、応急的にブルーシートで覆うのが有効です。ただし屋根の上は滑りやすく転落の危険も大きいため、基本的には業者にまかせるのが安全です。どうしても自分で対応するなら、脚立を使ってベランダや手の届く範囲に限定しましょう。シートは風で飛ばされないよう重しやテープでしっかり固定することが大切です。
③ 電気器具の保護と安全確保
雨漏り付近にコンセントや電化製品がある場合は、必ず電源を切って感電リスクを防ぎましょう。水が天井裏を伝って配線に流れると火災につながるケースもあります。ブレーカーを落としておくのが安心です。家電にはビニールをかぶせて養生しておくと二次被害を防げます。
④ 家具や荷物を一時的に移動する
濡れては困る家具や衣類は早めに移動しておきましょう。とくに木製家具や紙類は一度濡れると元に戻せません。小さな工夫ですが被害額を減らす大切なポイントです。
⑤ 被害状況を写真で記録
つい忘れがちですが、雨漏りの様子を写真に残しておくと後の修理依頼や保険申請に役立ちます。水が垂れている箇所、濡れた壁や天井、置いたバケツの状態などを撮影しておきましょう。
自己流は危険!やってはいけない雨漏り応急処置
雨漏りが発生すると「とりあえず自分で塞げばいいのでは?」と考える人も少なくありません。ですが、間違った応急処置は一時的に安心できても、かえって被害を大きくするリスクがあります。
代表的な失敗例について見ていきましょう。
① シーリングを自己流で塗り込む
ホームセンターで手に入るシーリング材を使い、雨漏り箇所に直接塗り込む人もいます。ですが、内部に水分が残ったまま密閉すると、かえって内部の腐食やカビの繁殖が進んでしまうのです。見た目は一時的にふさがっても、数か月後により深刻な状態になることもあります。シーリングは「下地の乾燥」や「古いシール材の撤去」が前提です。正しい施工手順を踏まないと逆効果です。
② 屋根にのぼって作業する
屋根の上にブルーシートをかける、割れた瓦を直す…といった作業は素人には危険です。雨の日や直後は屋根が滑りやすく、転落事故につながる可能性が非常に高いです。また、誤って瓦やスレートを割ってしまうなど二次被害も起こり得ます。高所作業は必ず業者に依頼しましょう。自分でできるのは「室内で水を受け止める」「濡れないように養生する」といった範囲にとどめるのが安全です。
③ 防水テープで一時的に塞ぐ
防水テープは便利そうに見えますが、大雨や台風の強風ではすぐにはがれてしまい、期待した効果を発揮できないことがほとんどです。さらに、隙間から水が侵入すると内部で水が回り込み、症状がわかりにくくなることもあります。あくまで「ほんの一時しのぎ」程度と考え、根本解決は業者にまかせましょう。
④ ペンキや防水塗料を上から塗る
「塗ってしまえば水が入らないのでは?」と思いがちですが、すでに劣化やひび割れがある箇所にそのまま塗っても密着せず、すぐにはがれてしまいます。防水塗料は正しい下地処理や複数工程が必要であり、DIYでの塗り重ねは長持ちしません。
夏の雨漏りを防ぐための予防策


雨漏りは一度起きてしまうと修繕費が高額になりやすく、生活にも大きな支障を与えます。だからこそ「事前の予防」がもっとも効果的な対策になります。
とくに夏はゲリラ豪雨や台風の影響が強いため、普段から以下のような備えをしておくことが大切です。
(1)定期点検と清掃
雨樋や排水口は落ち葉や泥がたまりやすく、詰まると水が逆流して外壁や屋根に浸入します。少なくとも年に1〜2回は掃除をしておくと安心です。屋根材のズレや割れは普段見えにくいので、双眼鏡やドローン点検を活用するのも効果的です。
外壁のシーリングも、細かいひび割れの段階で補修すれば数万円程度で済むことが多く、雨漏りに発展する前に止められます。
(2)防水工事・塗装
外壁や屋根の塗装は、見た目をきれいにするだけでなく、防水機能を回復させる重要なメンテナンスです。とくに築10年以上経過した住宅では、塗膜の劣化が進んでいる可能性が高いため、10〜15年を目安に塗装や防水工事を検討しましょう。
放置すると塗装だけでは済まず、葺き替えや外壁材交換といった高額工事に発展する恐れがあります。
(3)換気と断熱で結露対策
夏場の雨漏りトラブルの中には、実は「結露」が原因というケースもあります。冷房で冷えた室内と高温多湿の外気との差で屋根裏や窓に結露が発生し、雨漏りと勘違いされるのです。
断熱材を追加したり、換気扇や小窓を利用して空気の流れを作ることで、湿気を逃がす工夫をしましょう。これにより木材の腐食やカビの発生を予防できます。
(4)台風前の備え
台風シーズン前には、庭やベランダの飛ばされやすいものを片付けておくのはもちろん、屋根・雨樋・ベランダ床を点検して小さな不具合を修繕しておきましょう。
台風後に一気に被害が拡大してから修理を頼むと、業者も混み合ってすぐに対応してもらえない場合があります。事前のセルフチェックと軽微な補修で、被害を未然に防げることが多いのです。
放置NG!専門業者に頼るべき判断基準
専門業者に頼る判断基準を把握しておくことで「まあいっか」と後回しにしてしまうことや、手遅れを防ぐことができます。
- 天井や壁にシミが広がってきた
- 雨が降るたびに同じ場所から水滴が落ちる
- 台風のあとに屋根の破損が見つかった
これらの症状が見られたら、応急処置では不十分です。放置すれば柱や断熱材の腐食、シロアリ被害、カビによる健康被害にまで発展します。早めに専門業者に点検を依頼し、必要に応じて補修やリフォームをおこないましょう。
突然の雨漏りに困ったときには「ひかりペイント」へ!


ひかりペイントは、岡山市近隣の地域密着店として2005年に創業し、累計施工実績は2,000棟以上になります。岡山県は「晴れの国岡山」といわれるエリアではありますが、近年の異常気象を前にして、雨漏り対策は必須事項になりつつあります。
雨漏りは、一度発生すると修理をしても再発する可能性がある厄介なトラブルです。だからこそ、自分で処置をしてしのぐだけでなく、専門業者にチェックしてもらいましょう。備えあれば患いなしです!
雨漏り対策や突然の雨漏りに困ったら、ひかりペイントにご連絡ください。無料で雨漏り調査をおこなっております。異変に気づいたら、できるだけ早くプロに頼ってくださいね。
ひかりペイントが選ばれる理由