地域密着型塗装専門店プロタイムズ岡山南店
ひかりペイントです!
代表の山下です。
「スーパーシャネツサーモ」は、室内の温度上昇対策として期待できる塗料です。遮熱塗料で塗装のプロの支持も受ける塗料メーカーアステックペイントが、開発・製造・販売を行っています。
年々、真夏の温度上昇は問題視されています。夏の日差しは住まい内部を熱くし、熱中症が発生するレベルです。熱中症は命の危険性が問題のため、対策が求められます。その対策としてスーパーシャネツサーモシリーズが有効です。屋根用の遮熱塗料ですが、単純に暑さ対策だけではありません。
屋根塗装の目的は劣化予防のためでもあります。そこで今回のお役立ちコラムでは、スーパーシャネツサーモについてくわしくお話しします。屋根塗装に採用することでどのような助けになるのか、じっくりチェックしてみてください。
スーパーシャネツサーモとは?
アステックペイントは遮熱塗料シェアNO1の大手塗料メーカーです。そのアステックペイントが提供するスーパーシャネツサーモシリーズは、SiとFの2製品があります。Siはシリコンで、Fはフッ素を意味する表記です。どちらも屋根からの熱の侵入を抑えられます。
他にも、屋根の美観に大きく関係する変色を予防し、色彩や光沢を長期間保てます。では、スーパーシャネツサーモについてくわしくお話ししていきます。
快適な住環境を保つ意味は家族の健康を守ることに通じる
熱中症は甘く見られません。厚生労働省では「1995年・2000年・2010年」「2011年〜2022年」まで、熱中症による死亡数のデータを公表しています。
総数を見ると、一番少ない年は2000年で207人、一番多いのは2010年の1,731人です。近年では2022年に1,477人の死亡者数を記録しています。時代が進むにつれ、住まいの住環境は快適になりました。それでも2022年には1,000人以上の死亡者数です。
2022年の死亡した年齢を見ると、0歳~4歳まで6人います。体力がある15歳〜19歳でも1人、20歳〜39歳までは18人です。年齢が高くなるに連れ、死亡者数は増えています。70歳〜89歳までは200人を超えている現状です。このデータを見ると、年齢関係なく誰でも熱中症で致命的なダメージを受ける可能性があります
参照:厚生労働省 年齢(5歳階級)別にみた熱中症による死亡数の年次推移(平成7年~令和4年)~人口動態統計(確定数)より
塗料選びはなぜ重要なのか?熱中症対策は遮熱塗料が適している
塗料もさまざまな製品が開発されています。ハイグレード塗料は費用も高くなりますが、通常のシリコンやフッ素塗料より高い性能を有しているのです。
汚れにくさなら「低汚染塗料」があります。コケやカビが繁殖しにくくなる機能です。その中に、遮熱性や断熱性の高い「遮熱塗料」が含まれます。
ハイグレード塗料でなくても、品質に不満が出るようなことはありません。屋根を守る点では、どのような屋根用塗料でも助けになります。ただ予算に余裕がある方なら、盲1段階上の、ハイグレード塗料は選択肢に入れたほうがいいでしょう。
スーパーシャネツサーモを深く掘り下げる!熱中症対策になる理由とは?
ここからはスーパーシャネツサーモについて、もっと深く掘り下げていきます。
「熱中症対策はわかった。でもなぜ他の塗料とどう違うの?」そのような疑問が浮かんだ方もいるかもしれません。遮熱機能の理由、つまり根拠がわからないと簡単に選べないのは当然でしょう。ただ、理由は簡単です。スーパーシャネツサーモは、チタン複合特殊無機顔料に遮熱性能を高めているからです。
チタン複合特殊無機顔料が室内の温度上昇を防ぐ
チタン複合特殊無機顔料は、近赤外線を反射します。そのため、温度上昇対策になるのです。そもそも真夏にどうして住まいの内部が暑くなるのでしょうか?理由は太陽光です。もっといえば、近赤外線が温度上昇の原因です。
近赤外線が温度上昇の理由
実は屋根自体に遮熱機能はありません。さらに屋根は住まいの中で太陽に一番近い場所に設置されています。そこに直射日光が降り注ぐわけです。
太陽光には、紫外線や赤外線の他、可視光線が含まれています。赤外線の中でも近赤外線は、780〜2500nmの波長です。この波長領域は、物質に吸収されやすい領域です。吸収されたエネルギーは、分子運動が活発になった結果、熱に変化します。
そこで、住まいをイメージしてみてください。太陽光が降り注いだ屋根は近赤外線を吸収します。そうすると、屋根は熱を持つのです。その熱は放出されるために、住まいの内部まで影響します。
窓から入ってくる熱も、考えなければなりません。住まいの中は壁や屋根に囲まれている状態です。熱くなれば熱がこもります。2階や3階の場合、1階からの熱い空気や屋根や天井からの影響を強く受けるのです。
チタン複合特殊無機顔料が太陽光を反射する
スーパーシャネツサーモに含まれるチタン複合特殊無機顔料は、近赤外線を反射する性質があります。それが温度上昇を防ぐメカニズムであり、熱中症対策になる理由です。
単なる机上の空論ではありません。アステックペイントの試験でも、効果が実証されています。同じ住まいの屋根の半分に塗布、一方は何もしないという実験です。その結果、スーパーシャネツサーモを塗ったほうは40.1度でした。塗っていない方は55.5度です。その差は17.5度という結果でした。
参照:アステックペイント 実際の現場でも効果が確認されています
高耐候性も備えているため紫外線に強い
遮熱性能以外にも高い性能を備えているのが強みです。その1つが高耐候性です。屋根は劣化しますが、その原因として、赤外線による熱以外に紫外線や雨や風もあります。
劣化の初期症状として、色あせがあげられます。顔料が紫外線により劣化するとまず色あせが発生し、放置すると塗料の保護機能は低下していきます。コケやカビのような美観を損なう劣化が発生するのです。そこで対処しないとヒビ割れや塗料のはがれが発生します。雨が降れば雨漏りの危険性が高まるのです。
スーパーシャネツサーモはSi(シリコン)F(フッ素)でも、従来の同じ塗料より高耐候性に強みを持っています。色や光沢を長期的に保てるため、屋根の劣化対策としても期待できるのです。
どうして高耐候性があるの?秘密はラジカル制御技術
屋根や外壁の塗料には、顔料が含まれています。顔料は塗料の色を決める成分です。その顔料に酸化チタンが使用されています。
酸化チタンは、紫外線に弱いという特性があるのです。紫外線の影響を受けると、酸化チタンから「ラジカル」というエネルギーが発生します。このラジカルは顔料だけではなく、周囲の樹脂まで壊すのです。それが外壁塗装を劣化させる大きな要因です。
スーパーシャネツサーモはその仕組みに対抗できます。理由はラジカル制御技術の採用です。紫外線を受けてラジカルが発生するのは、他の塗料と変わりません。ただ、顔料の周囲にシールド層があるためラジカルは外に出られないのです。そのため耐久性も高く、外壁塗装後も美観を長く保てます。
耐候性を比較した場合、通常のシリコン塗料は7年〜10年です。フッ素は15年で、けして悪い数値ではありません。ただ、スーパーシャネツサーモはシリコンタイプで13年〜16年、フッ素タイプは16年〜20年です。このことからも、圧倒的な高耐候性を証明しています。
ひかりペイントではスーパーシャネツサーモの取り扱いがあります
熱中症対策を検討しているなら、ひかりペイントにご相談ください。屋根塗装による対策を提案できます。ひかりペイントはアステックペイントが運営する全国組織プロタイムズ加盟店です。
また、アステックペイントの製品であるスーパーシャネツサーモは、どこの塗装業者でも取り扱っているわけではありません。アステックペイントが自社商品の直販制度を取っているからです。加盟契約を結んだ優良施工店だけ使用できます。ホームセンターでも取り扱いはありません。
年々温度上昇が問題視されている中、各家庭で熱中症対策を考えなければなりません。快適な住環境を考えるうえでも、屋根塗装や外壁塗装は必要です。その点でスーパーシャネツサーモは1つの選択肢になります。
ひかりペイントへの屋根塗装のご相談は、ホームページをチェックしてみてください。問い合わせフォームを用意しております。電話やメールの他、LINEやショールームでもお気軽にお問い合わせくださいませ。
ひかりペイントが選ばれる理由