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塩害とは?住まいに与える影響やオススメの対策方法を解説

塩害とは?住まいに与える影響やオススメの対策方法を解説

地域密着型塗装専門店プロタイムズ岡山南店

ひかりペイントです!

代表の山下です。

塩害が住まいに与える影響について不安になったことはありませんか?

沿岸部にお住まいの方にとって、塩害は見逃せないリスクです。海からの潮風によって塩分が運ばれ、外壁や屋根、電線などが劣化してしまうことがあります。今回のお役立ちコラムでは、塩害の具体的な影響や原因、そして塩害対策の方法について詳しく解説します。塩害による被害を未然に防ぐためのポイントもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

塩害は見過ごされがちですが、適切な対策を講じることで、住まいを長く美しく保つことができます。このお役立ちコラムでは、塩害がどのように発生するのか、どのような被害が考えられるのか、そしてどのように対策すればよいのかについて、分かりやすく説明していきます。あなたの住まいを守るために、知っておくべき情報が詰まっていますので、ぜひご活用ください。

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目次

塩害とは?

塩害とは、塩の影響によって建物・機械・作物が劣化・腐植してしまうなどの状態を指します。塩の発生源の多くは海水であるため、沿岸部に発生しやすい症状ですが、風の流れによっては陸地深くで発生することもあるでしょう。

気象や地域的要因による塩害は、海水に含まれる塩分が、波や風により沿岸部のエリアを中心に広がっていきます。台風や強風の影響で範囲が拡大する場合もあるでしょう。

沿岸部を歩くと潮風で肌がベタつくのも海水に含まれる塩分が原因であり、そのベタつきが建物や作物にも影響を与えると考えればわかりやすいかもしれません。

作物の場合は1度の台風や強風、津波による塩害で大きな被害が発生することもありえますが、建物の場合は単に塩分が付着しただけなら洗い流せるため、メンテナンス次第で対策や補修が可能です。

ちなみに日本は降水量が多い地域なので、多少の塩は雨風で流れ落ちやすく、降水量がすくない地域と比べれば塩害もすくない方だといわれています。

塩害による主な被害は5つ

塩害による主な被害は5つ

塩害による主な被害を5つ紹介しますので、気になる部分は覚えておきましょう。

  • コンクリートのひび割れや剥落
  • 外壁材・塗料の劣化・腐食・剥がれ
  • 電線・ケーブルの腐植
  • 壁・窓・屋根の汚れ
  • 農作物への悪影響

コンクリートのひび割れや剥落

通常コンクリートはセメントの特性によりアルカリ性が保たれており、不導体被膜(金属の表面に形成される酸化皮膜)によって守れているためサビはあまり発生しません。

しかしコンクリート内部の塩化物イオンが許容量を超えると、不導体被膜が破壊されてしまい、塩害によってサビや腐植が発生します。塩害によるサビや腐植を放置すると、コンクリートの中の鉄筋がサビによって膨張し、ひび割れや剥がれを起こすため注意が必要です。

コンクリートを生成する時に洗っていない海砂や、コンクリートを早く固めるために塩化ナトリウムを使用している場合、コンクリート内部にも塩分が含まれていることとなるため、より塩害が起こりやすくなるでしょう。

外壁材・塗料の劣化・腐食・剥がれ

外壁材や塗料の素材によっては塩に強いものと弱いものがあります。たとえば金属製の外壁材には大抵コーティングが施されていますが、コーティングが機能を失えば塩害によってサビが発生しやすくなります。

外壁材のサビを放置するとサビが広がり、穴が開いたり変形したりして、住まいに大きなダメージを与えてしまうため注意しましょう。特に基礎部分にサビが広がってしまうと倒壊する危険性まで出てきます。

塗料が塩に弱い場合、塗装が持つ防水性や防汚性、遮熱性や防カビ・防サビ効果なども早々に失われてしまうでしょう。塗装が機能を失えば外壁材や屋根材も劣化しやすくなるため、定期的な塗り替えか塩害に強い塗料を使う必要があります。

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電線・ケーブルの腐植

電線などの各種ケーブルも野外に露出しているなら、塩害によってダメージを受ける場合があるため注意してください。電線に塩害が発生した場合は停電を起こすこともあります。

ケーブルのコーティングにも塩害に強いものがあり、塩害に強い塗料を使って塗装することも可能なので、ケーブル類が気になる場合は業者にメンテナンスや交換を依頼しましょう。

壁・窓・屋根の汚れ

塩害は外壁や屋根・窓の汚れの原因にもなります。特に窓の汚れは目立ちやすく、単なる水垢よりも厄介です。塩害による汚れに強い洗剤などもありますが、できればコーティングなどを施して塩害対策を行った方が掃除も楽になります。

外壁や屋根に関しては、塗装や外壁材の防汚機能によって汚れの付きにくさも違いますが、高圧洗浄機などで定期的に清掃するといいでしょう。

農作物への悪影響

住まいの問題とは関係ありませんが、塩害の被害は農作物にも広がります。塩害によって作物がダメになることもあるでしょう。

住まいの塩害対策でオススメの方法

住まいの塩害対策でオススメの方法

住まいの塩害対策でオススメの方法を2つ紹介しますので、こちらも参考にしてみてください。

  • 外壁塗装で塩害対策
  • 塩害に強い外壁材を使う

外壁塗装で塩害対策

外壁塗装で塩害対策をする場合、まずは外壁面を徹底的に洗浄して、塩分や汚れなどをすべておとします。外壁材がツルツルとしている場合は、あえて細かな傷を付けて塗装の密着性をあげるなどの工夫をすることもあるでしょう。

塗装は3回にわけて行い、1度目は下塗り塗料を塗ります。下塗り塗料は中塗りや上塗り塗料の密着性をあげるために必要ですが、防サビ力の高い下塗り塗料を使ったり、下塗り塗料に防サビ剤を混ぜたりして、塩害対策を強めることも可能です。

中塗りと上塗りは同じ塗料を使いますが、塩害対策としては耐候性・耐久性に優れた塗料を使うことをオススメします。

シリコン塗料

シリコン塗料は、塩害に強い塗料の中でも比較的コストパフォーマンスに優れており、導入しやすい塗料として人気があります。日本で最も普及している塗料であり、その理由は耐用年数と費用のバランスが非常に良いこと、そして耐候性にも優れていることにあります。シリコン塗料は、外壁を紫外線や雨風から保護し、塩害が比較的軽度な地域では十分な効果を発揮します。

製品のラインナップが豊富で、コストを抑えたい方には手頃な価格のものから、耐久性を重視したハイグレードな製品まで選択肢が広がります。しかし、塩害が特に深刻な沿岸地域や、より長期間にわたる耐久性を求める場合には、シリコン塗料よりもさらに性能の高いフッ素塗料や無機塗料を検討する価値があります。

フッ素塗料

フッ素塗料は、シリコン塗料に比べて耐用年数が長く、非常に防汚性に優れた塗料です。この塗料は、外壁表面に付着した汚れが雨水で簡単に流れ落ちる特性を持っており、塩害による影響を受けにくくします。沿岸部の住まいでは、塩分が外壁に残ることなく美しい外観を保つことができるため、フッ素塗料は非常に有効な選択肢となります。

初期費用はシリコン塗料よりも高くなりますが、その分、長期間にわたり外壁を保護できるため、トータルコストを考えれば経済的です。特に、外壁の美観を長く保ちたい方や、メンテナンスの頻度を減らしたい方には最適です。

無機塗料

無機塗料は、現在市場に出ている塗料の中でも最高の耐久性と耐候性を誇ります。塗料に含まれる無機成分により、紫外線や塩害、さらにはサビやコケ、カビといった要因にも非常に強い抵抗力を持っています。このため、塩害の影響を強く受ける沿岸部や、厳しい気象条件にさらされる建物において、無機塗料は最も適した選択肢といえるでしょう。

無機塗料は、耐用年数が非常に長く、一度塗装すればその効果が長く続くため、メンテナンス費用を大幅に抑えることができます。初期費用は他の塗料よりも高いですが、長期的に見ればコストパフォーマンスが非常に良い選択となります。住まいの外観を長く美しく保ち、塩害や他の環境要因からしっかりと守りたい方にとって、無機塗料は最高の投資となるでしょう。

低汚染塗料

低汚染塗料とはその名の通り汚れにとても強い塗料で、耐候性の面でも優れています。低汚染塗料は製品によって素材や機能が違うため、何を選ぶかはとても重要です。(低汚染のシリコン塗料やフッ素塗料など、種類も様々で機能は個々に違います)

低汚染塗料の中でも特にオススメなのは、アステックペイント社のプラチナシリーズです。プラチナシリーズは超低汚染塗料と呼ばれており、低汚染塗料の中でも特に機能的で耐久性・耐候性の面で優れています。

アステックペイント社のプラチナシリーズは扱いが難しいため、アステックペイントの審査をクリアした施工認定店でないと取り扱いできませんが、弊社(ひかりペイント)は施工認定店の1つなので、取り扱い可能です。気になる方は気軽にご相談ください。

塩害に強い外壁材を使う

塩害に強い外壁材を使うのも1つの方法です。たとえばタイルは粘土を高温で焼いたものであり、耐久性が高く汚れが付きにくい材質である上に耐用年数も長いため、塩害対策に向いています。ただし目地部分は劣化が早いため7年~10年程度の間隔でメンテナンスが必要です。

樹脂を用いたサイディングボードも外壁対策に向いています。樹脂なので金属よりもサビにくく、耐用年数が長い上にメンテナンス頻度もすくなめなのでオススメです。

金属製の外壁の中ではガルバリウム鋼板をオススメします。通常の金属はサビに弱いですが、ガルバリウム鋼板はサビにくく耐久性が高い外壁材です。定期的に塗装メンテナンスを施せば、塩害に負けない外壁となるでしょう。

外壁塗装と外壁材の交換はどちらがよい?

外壁塗装と外壁材の交換はどちらがよい?

外壁塗装と外壁材の交換のどちらが適しているかは、建物の状態や目的によって異なります。費用を抑えたい場合は、外壁塗装が一般的にオススメです。外壁塗装は、外壁材の表面を保護し、美観を保つための手段であり、比較的短期間で施工が完了し、コストも抑えられます。また、塗料の選び方次第で、塩害に対する耐久性を高めることも可能です。

一方、外壁材そのものが経年劣化や損傷によって交換が必要な状態であれば、外壁材の交換を検討すべきです。外壁材の交換は初期費用がかかりますが、長期的な視点で見れば、耐久性が向上し、塩害やその他の環境要因に対する保護も強化されます。特に、外壁材が劣化して内部構造に影響を与える前に、早めの交換を行うことが重要です。

また、塩害による被害の大きさは、地域の気候や環境によって大きく異なります。そのため、地元に密着した施工業者に相談することで、地域特有の気候風土に適した最適な対策を講じることができます。地元の業者は、塩害に対する幅広い知識と経験を持っており、適切なアドバイスを受けることで、失敗を避け、安心して施工を進められます。

ひかりペイントで安心の塩害対策を!

ひかりペイントで安心の塩害対策を!

塩害は沿岸部にお住まいの方にとって大きなリスクとなる可能性があります。外壁や屋根の劣化、コンクリートのひび割れ、電線の腐食など、塩害がもたらす被害は多岐にわたります。しかし、適切な対策を施すことで、塩害から住まいをしっかりと守ることができます。

ひかりペイントでは、国家資格を持つ一級塗装技能士外装劣化診断士雨漏り鑑定士が在籍し、塩害対策に最適な塗料や外壁材を提案しています。累計2000棟以上の施工実績を誇り、岡山市を中心に多くのお客様から信頼をいただいております。

塩害による影響が気になる方は、ぜひひかりペイントのホームページの問い合わせフォームからご相談ください。メールや電話でのご相談、ショールームでのご来店もお待ちしております。大切な住まいを守るために、ひかりペイントを選んで安心の塩害対策を実施しましょう。

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