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屋根の種類は14パターン!屋根材についても知っておこう!

屋根の種類は14パターン!屋根材についても知っておこう!

地域密着型塗装専門店プロタイムズ岡山南店

ひかりペイントです!

代表の山下です。

ウチの屋根の種類はなんという名前なのだろうか

マイホームを建てるにあたって屋根の形で悩んでいる。どんなタイプがあるのか知りたい

上記のような理由で、屋根の種類について知りたいと思ったことはありませんか?今回のお役立ちコラムでは、日本の住まいで見られる主な屋根の種類14パターンを全て紹介します。メリットやデメリットについても解説しますので参考にしてみてください!

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目次

屋根の種類は14パターン

日本の住まいで見られる主な屋根の種類14パターンを全て紹介します。

【屋根の種類①】切り妻屋根 (きりつまやね)

【屋根の種類①】切り妻屋根 (きりつまやね)

切り妻屋根 (きりつまやね)とは、ほぼ同じ大きさの2枚屋根を山折り状に設置した形の屋根のことです。側面から見ると二等辺三角形のようなフォルムになっており、シンプルで飽きの来ないデザインだといえるでしょう。日本の住まいの半数以上は切り妻屋根なので、もっとも普及している屋根の種類ともいえます。

切り妻屋根は構造がシンプルなので初期費用を抑えられる上、雨水や雪の排水・落下もコントロールしやすく、和風・洋風などの住まいのスタイルにもほとんど影響しません。屋根が2枚しかないので、大きな太陽光パネルなども設置できるでしょう。

デメリットとしては、屋根の側面(二等辺三角形の形をしている部分)が雨風・太陽光の影響を受けて劣化しやすいため、定期的なメンテナンスが必要になる点があげられます。

また屋根の傾斜が2つの方向にしかないため、場合によっては太陽光パネルを設置しても効率的に電気エネルギーを作りにくい場合があるでしょう。

【屋根の種類②】陸屋根(りくやね・ろくやね)

陸屋根(りくやね・ろくやね)というと「聞き慣れない屋根の種類の名前だ」と思う方も多くいるでしょうが、簡単にいえばほとんど傾斜のない真っ平らな1枚屋根です。つまり屋上がある屋根は陸屋根だといえます。

最大のメリットはやはり屋上を有効活用できる点で、屋上が欲しいと考えている方に人気のある屋根の種類です。屋根に簡単にあがれるため、屋根の点検や塗装・修理を行う場合、安全かつ迅速に行える上、屋根だけの施工であれば足場もいりません。

一方で屋根に傾斜がない分、排水機構のメンテナンスがとても重要です。また屋上を利用する場合、人が屋根の上を歩く前提で防水処理をしないといけません。

更に雪が積もった場合も、傾斜を利用して自然と落ちることがないため、豪雪地帯の場合雪かきが大変になります。温水のスプリンクラーなど何らかの対策をする必要があるでしょう。

【屋根の種類③】方形屋根(ほうぎょうやね) 

方形屋根(ほうぎょうやね)とは、正方形の建物に対してほぼ同じ形の屋根が4方向に並べられるピラミッド型の屋根のことです。住まいではあまり採用されませんが寺院などでは多く見られる屋根の種類なので、ほとんどの方は見たことがあるでしょう。

大きなメリットとして、四方に屋根があるため雨風や太陽光を遮りやすく、外壁も劣化しにくい点があげられます。住まいで採用した場合は個性的であるにもかかわらず、寺院などではよくある形なので、悪目立ちしません。

一方で屋根の枚数が多いために初期費用が高くなりがちで、屋根1枚あたりの面積が狭いため、大きな太陽光パネルを設置するのは難しいでしょう。また4方向に傾斜があるため、雨や雪が全方向に滑り落ちてくるため、落下位置をコントロールできません。

【屋根の種類④】寄棟屋根 (よせむねやね)

寄棟屋根 (よせむねやね)も方形屋根と同じく4枚の屋根で構成されていますが、こちらは台形の広い屋根が2面と三角形が2面で構成されています。世界的にもっとも普及している屋根の形で、日本では切り妻屋根の次に採用率の高い屋根の種類です。

四方に屋根があるため雨風や太陽光を遮りやすく、積雪や雨風の耐久性がとても高く、和風・洋風といった住まいのスタイルも選びません。

デメリットとしては切り妻屋根と比べると初期費用が高くなる点があげられます。ただ耐久度が高いために長い目で見れば損はしないでしょう。

【屋根の種類⑤】越屋根 (こしやね)

越屋根 (こしやね)は屋根の上に、更に1段高い屋根付きの小さな小屋があるような形をしています。屋根付きの小さな小屋がある理由は、採光と通気性のためで、数ある屋根の中でも特に換気が簡単な屋根の種類です。

屋根の形が複雑なので、初期費用やメンテナンスコストがかかる点はデメリットですが、換気を重視したい場合には向いています。

【屋根の種類⑥】招き屋根 (まねきやね)

招き屋根 (まねきやね)は切り妻屋根と似た形をした屋根の種類です。側面から見ると二等辺三角形ではなく、ひらがなの「へ」の字のような形をしており、面積の広い屋根1枚と狭い屋根1枚で構成されています。

片方の屋根が高くなるため、ロフトを作りやすく、シンプルなので初期費用を抑えられる点が最大のメリットです。屋根の方向が適切であれば太陽光パネルの設置にも向いているでしょう。

デメリットとしては切り妻屋根と同じく、屋根の側面(ひらがなのへの形をしている部分)は、雨風・太陽光の影響を受けて劣化しやすい点があげられます。

【屋根の種類⑦】腰折れ屋根 (こしおれやね)

腰折れ屋根 (こしおれやね)も切り妻屋根と似た形をした屋根の種類です。こちらは切り妻屋根の傾斜の途中で更にもう1段傾斜があるような形をしており、4枚の屋根で構成されています。

部分的に屋根の傾斜が急なので、水はけがとてもよく雨や雪が貯まりにくい上、広い屋根裏部屋を設けやすい点がメリットです。一方で屋根が4枚になる分接合部分が多いため、接合部分からの雨漏りが発生しやすく、定期的なメンテナンスが必要になります。

【屋根の種類⑧】片流れ屋根(かたながれやね)

【屋根の種類⑧】片流れ屋根(かたながれやね)

片流れ屋根(かたながれやね)とは大きな屋根1枚に傾斜を付けたシンプルな形の屋根です。1面の屋根がとても大きいため、太陽光パネルを設置しやすく、雨や雪の落下位置もわかりやすい屋根だといえます。

構造がシンプルなのでもっとも初期費用を抑えられる屋根の種類ですが、一定方向に雨水や雪が流れ続けるため、雨樋への負担が大きくなるでしょう。そのため大きくて丈夫な雨樋が必須となります。

【屋根の種類⑨】鋸屋根 (のこぎりやね)

鋸屋根 (のこぎりやね)とはのこぎりのように一定方向に波打った形をしている屋根です。片流れ屋根が連なっているようにも見えるでしょう。一定方向に広い屋根面が重なるため、採光を重視したい工場などによく見られる屋根の種類です。

カタカナのレの字のくぼみにあたる部分に雨や雪が貯まりやすく、雨漏りの原因となる可能性が高いため、定期的なメンテナンスが必要になります。

【屋根の種類⑩】バタフライ型屋根(ばたふらいがたやね)

バタフライ型屋根(ばたふらいがたやね)は、切り妻屋根を山折りの屋根とするなら、谷折りの屋根といえる形の屋根の種類です。

メリットとしては換気や採光もしやすく雨水や雪が中央に集中して流れていくため、流れ落ちる場所をコントロールしやすい点があげられます。

一方で中央の谷部分に雨や雪の負担が大きくかかるともいえ、定期的なメンテナンスを行わないと、雨漏りが発生しやすくなるでしょう。

【屋根の種類⑪】差し掛け屋根(さしかけやね)

差し掛け屋根(さしかけやね)とは、2つの切り妻屋根を揃え、段差を付けたような形の屋根の種類です。住まいの半分だけに2階があるような住まいで採用されます。

デメリットとしては屋根の枚数が多い分、初期費用が高くなり、段差部分の外壁は雨風の影響で劣化しやすい点があげられます。また屋根の中央にあるくぼみにあたる部分に雨や雪が貯まりやすい点にも注意が必要です。

【屋根の種類⑫】入母屋屋根 (いりおもややね)

【屋根の種類⑫】入母屋屋根 (いりおもややね)

入母屋屋根 (いりおもややね)とは屋根の上部を切り妻屋根、下部を寄棟屋根にしたような形をしています。日本を含めアジアの東部・南部の寺院に多く見られる形です。

昔は国内でよく採用される形でしたが、複雑で初期費用やメンテナンス費用がかさむため、一般的な住まいではあまり採用されなくなりました。入母屋屋根は雨風に強く通気性も確保できるため、機能的にはとても優秀な屋根の種類です。

【屋根の種類⑬】錣屋根(しころやね)

錣屋根(しころやね)は、入母屋屋根と似ていますが、上部の切り妻屋根に似た部分の傾斜がとても急になっています。機能的にはほとんど入母屋屋根と同じですが、上部と下部で傾斜が異なるため、接合部分が雨漏りに弱い点には注意が必要です。

【屋根の種類⑭】はかま腰屋根(はかまごしやね)

はかま腰屋根(はかまごしやね)は、切り妻屋根と寄棟を合わせたような屋根の形をしています。大きな台形と小さい台形の屋根面がそれぞれ2枚ずつ、合計4枚で構成されており、半切り妻屋根(はんきりつまやね)・隅切屋根(すみきりやね)・ドイツ屋根と呼ばれることもあるでしょう。

住まいが密集した地域で、道路斜線制限(高さや幅の制限)の法的基準をクリアするために用いられることも多い屋根ですが、屋根の接合部分が多く、シンプルな切り妻屋根よりも初期費用がかかるでしょう。

ひかりペイントで安心の屋根工事を始めましょう!

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屋根の形状や素材は、住まいのデザインや機能性に大きく影響します。日本には14種類もの屋根があり、それぞれにメリットやデメリットがあります。屋根選びに迷った際には、ぜひ専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。

ひかりペイントでは、国家資格である一級塗装技能士をはじめ、外装劣化診断士雨漏り鑑定士が在籍しており、屋根や外壁の専門的な診断から最適な補修提案まで、トータルでサポートいたします。地域密着型の防水工事専門業者として、岡山市を中心に累計2000棟以上の施工実績を誇り、信頼と実績を築いてまいりました。

「我が家の屋根も点検してほしい」「リフォームを検討している」という方は、ひかりペイントのホームページにある問い合わせフォームからご連絡ください。メールやLINEでのご相談、さらにはショールームでのご来店もお待ちしております。あなたの住まいを、安心して任せられるプロにお任せください。

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