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外壁の塗装工程・下塗り・中塗り・上塗りの役割を解説!依頼前に知っておけば安心

外壁の塗装工程・下塗り・中塗り・上塗りの役割を解説!依頼前に知っておけば安心

地域密着型塗装専門店プロタイムズ岡山南店

ひかりペイントです!

代表の山下です。

外壁塗装を行う際には、下塗り・中塗り・上塗りと3回に分けて塗るのが一般的です。また塗装前には足場を設置したり高圧洗浄したりという工程もあり、2~3日で終えることはできません。

そこで今回のお役立ちコラムでは、外壁の塗装工程を詳しく解説します。なぜ3回(下塗り・中塗り・上塗り)塗るのかなども詳しく説明しますので、気になる方は最後まで読んでみてください!

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目次

外壁塗装の塗装工程・下塗り・中塗り・上塗りの役割とは

外壁塗装の塗装工程・下塗り・中塗り・上塗りの役割とは

それではさっそく、外壁塗装の塗装工程を順番に解説していきます。

足場設置・飛散防止ネット

外壁塗装を行う際には、まずはじめに足場を設置します。足場は効率よく作業を行うために必要であるだけでなく職人の安全を守る意味合いもあり、設置は労働安全衛生法によって厳しく定められているため、「足場無し」は選べません。塗装業者によっては足場工事専門の業者に依頼し、設置することもあるでしょう。

足場を組み上げた後は、飛散防止ネットを取り付けて、塗料の飛散や工具の落下などによる事故への対策を行います。

足場は屋根塗装でも必要になるため、外壁塗装と屋根塗装を同時に行うと足場代が1回分浮くためお得です。足場代は一般的な住まいの場合、全体費用の2割ほどを占める大がかりな工事なので、できれば外壁塗装と屋根塗装を同時に行った方がよいでしょう。

高圧洗浄

足場が組み上がった後は、高圧洗浄機を使って外壁全体の清掃を行います。「汚れの上から塗装してしまえば、全ての汚れは見えなくなるのだから必要ないのでは?」と思うかもしれませんが、汚れの上から塗装を施すと塗料の密着性に難があり、すぐに剥がれ落ちてしまうため、塗装工程の下準備として必要不可欠です。

埃や排気ガスなどの汚れだけでなく、カビ・サビ・コケなども同時に落としていきます。これらが少しでも残っていると、塗料の密着性が悪くなるだけでなく、カビ・サビ・コケの再発の原因となってしまうため、完全に落としきることが重要です。

カビ・コケ・藻などの生物系の汚れが酷い場合は洗剤を混ぜた液体を使い、バイオ洗浄という方法で徹底的に除去し、再度清水を使った高圧洗浄機で洗い流します。

補修・交換などのメンテナンス

外壁にヒビや腐食、破損などが見られる場合は塗装前に補修・交換を行うのが一般的です。(塗装が劣化していただけで、外壁に一切劣化が見られない場合は必要ありません。)

たとえば細かなヒビ程度であれば、ヒビを埋めるように補修を行いますが、外壁が激しく損傷している場合は部分的に外壁材を交換することもあります。サビが酷かった場合はサビと落とした後に錆止めを塗ることもあるでしょう。

養生

外壁塗装の塗装を行う前に養生を行います。塗装範囲外に塗料が飛び散らないように必要な工程で、近くに車などがある場合はカバーをかけて作業を行うのが一般的です。

近隣の住まいに飛び散る可能性がある場合は、そちらにも養生を行う必要があるため、場合によっては事前の挨拶回りも必要になるでしょう。

塗装(下塗り・中塗り・上塗りの役割)

塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回に分けて行います。業者によっては下塗り1回と上塗り2回と表現することもありますが、工事の内容は変わりません。

ちなみに各工程の後には乾燥させる時間が必要なので、塗りを1日で終えることは不可能です。乾燥の工程で雨が降った場合は、やり直しになることもありますが、やり直した場合は作業の日数が伸びるだけで、工事費が増えることはありません。

下塗り

下塗りでは下塗り専用の塗料を使います。外壁と上塗り用塗料の密着性を上げるための下地作りとして必要な塗装工程です。使う下塗り剤は、外壁の状態や使う塗料によって異なり、場合によってはコケ・カビなどの発生を抑制する物を使います。

塗料によっては「この上塗り用塗料には、この下塗り塗料を使うように」と塗料メーカーが定めている場合もあり、組み合わせはとても重要です。下塗りに塗り不足があったり、相性の悪い下塗り用塗料を使ったりすると、すぐに塗装が剥がれてしまうこともあります。

中塗り

中塗りで使う塗料は上塗りで使う塗料と同じです。中塗りを行うことで塗りムラを無くし、塗膜を厚くする効果があり、多くの塗料は中塗りと上塗りの2回に分けて塗装することを前提として作られています。

もし業者が「うちの職人は腕がよいから1回の塗装で十分」と言うのであれば、むしろ信用できません。中塗りと上塗りを1回の塗装で終わらす業者は悪徳業者と言っても過言ではなく、契約前なら断って別の業者に依頼しましょう。

上塗り

塗装工程の最後は上塗りです。最終的な仕上がりを決める工程ですが、下塗りや中塗りが丁寧に行われていなければ、どんなに上塗りを丁寧に行っても仕上がりはよくなりません。

最終点検

全ての塗装工程が終わった後は、足場を解体する前に全体的な点検を行います。補修ややり直しが必要な部分が見つからなければ、塗装は終了です。

足場解体

最終点検が終わった後は足場を解体して工事は終了になります。最後に職人と一緒に出来映えを確認して、問題無ければ完了です。

下塗り・中塗り・上塗り塗料の選び方

下塗り・中塗り・上塗り塗料の選び方

下塗り・中塗り・上塗り塗料の選び方について解説します。

下塗り塗料の選び方

下塗り塗料は外壁材の状態や、中塗り・上塗り塗料に何を使うかで決まるため、基本的には塗装業者任せで問題ありません。

ただしカビ・コケ対策や錆止めを行う場合は、そうした機能を備えた下塗り塗料を使うか、下塗り塗料に防止剤を加えて作業する必要があるため、機能面に関しては選択の余地があります。

中塗り・上塗り塗料の選び方

中塗り・上塗り塗料は、選ぶ塗料の種類によって発色・機能・耐用年数・費用が大きく異なるため、何を選ぶかは重要です。

主な塗料の種類耐用年数1平方メートルあたりの塗料の値段
アクリル塗料3〜8年1,000〜1,800円
ウレタン塗料5〜10年1,700〜2,500円
シリコン塗料7〜15年2,300〜3,500円
ラジカル塗料8〜16年2,200〜4,000円
フッ素塗料12〜20年3,500〜4,800円
光触媒塗料10〜20年3,500〜5,500円
セラミック塗料10〜25年2,300〜4,500円
無機塗料10〜25年3,500〜5,500円

※塗料の価格は変動しやすいため参考程度にお考えください。

一般的な住まいでもっとも採用率の高い塗料はシリコン塗料です。カビやサビに強く、耐候性や耐久性もあり、価格と耐用年数のバランスがよいため、「迷ったらシリコン塗料」と考えておいてもよいでしょう。

同じシリコン塗料でもシリコンの配合量などによってグレードが異なるため、細かい点は業者に相談してみてください。

またフッ素塗料はシリコン塗料より耐用年数が長く、とにかく防汚性に優れているため、一般の住まいだけでなく公共の施設での採用率が高く人気があります。

もっともハイグレードな塗料として有名なのは無機塗料で、耐用年数がもっとも長く耐候性・耐久性の面でも飛び抜けて優れており、厳しい環境でも長持ちするでしょう。

塗料の価格は前述の通り、選ぶ塗料の種類によって異なりますが、どの塗料を選んでも足場代や人件費が変わることはないため、高機能で長持ちする塗料の方が長い目で見ればお得です。

たとえばアクリル塗料はもっとも安い塗料ですが、耐用年数がとても短く場合によっては3年程度で機能を失ってしまいます。そのたびに塗り替えを行うとしたらかなりの費用が必要になるため、10年単位で考えると割高なので注意してください。

高機能な塗料は扱いも難しい!業者選びが重要になる

高機能な塗料は扱いも難しい!業者選びが重要になる

高機能な塗料であるほど扱いも難しく、業者選びが重要になるでしょう。たとえば遮熱塗料でメーカーシェアNo.1の実績を誇るアステックペイント社の場合、厳しい審査をクリアした認定施工業者でないと扱えない仕組みになっています。

弊社(中山建装)は、アステックペイント社の認定施工業者ですので、アステックペイントの塗料を検討したい方は気軽にご相談ください!

施工実績や写真付きの事例を確認する

業者を選ぶ時は、業者の公式ホームページで施工実績や写真付きの施工事例を確認しておきましょう。多くの写真や実績を細かく掲載している業者であるほど、施工に自信がある証拠なので信用できるポイントとなります。

口コミで評判を確認する

できれば口コミなどで評判も確認しておきましょう。口コミが一切ない業者、高評価の口コミと低評価の口コミが両方とも多く極端な差がある業者などはオススメしません。

複数の業者に相見積りを行い、納得するまで質問する

外壁塗装の費用は、外壁の状態や面積、使う塗料の種類やメンテナンスの範囲などで大きく異なるため、見積りを行わないことには正確な費用がわかりません。外壁塗装には定価がないため、1つの業者だけに見積りを行っても、それが適正価格なのかは判断が難しいでしょう。

ですので、外壁塗装の業者を選ぶ時は複数の業者に相見積りを行う必要があります。各社似たような価格なのであれば、すぐに適正価格がわかるでしょう。バラツキがある場合は更にいくつかの業者に見積りを依頼して、判断する必要があります。

外壁塗装の業者は「安い=優良業者」「高い=悪徳業者」とは限りませんので、見積額が他と大きく異なるが気になる業者がある場合は、なぜ安いのか(なぜ高いのか)確認してみてください。

極端に安い場合は、想定より安いグレードの塗料を使う予定であったり、幾つかの工程を省いていたりする可能性もあるので注意しましょう。

ひかりペイントで信頼の外壁塗装!お問い合わせをお待ちしています

ひかりペイントで信頼の外壁塗装!お問い合わせをお待ちしています

外壁塗装は単なる美観の向上だけでなく、建物を保護するための重要な工程です。そのため、正確な塗装工程を理解し、適切な方法で実施することが不可欠です。

ひかりペイントでは、一級塗装技能士外装劣化診断士雨漏り鑑定士といった専門家が在籍しており、その知識と経験を活かして、あなたの大切な家の外壁を丁寧に塗装します。下塗りから中塗り、上塗りまで、各ステップでの役割を理解し、最適な塗料を選定し、環境にも配慮した作業を行います。これにより、塗装は単に色を変えるだけでなく、建物を長期に渡って保護する役割を果たします。

岡山市で多くの施工実績を持ち、外壁塗装や屋根塗装を含む2000棟以上のプロジェクトを成功させてきた当社に、安心してお任せください。お問い合わせはホームページのフォーム、メール、またはLINEからお気軽にどうぞ。

また、直接ショールームにお越しいただくことも大歓迎です。一緒に美しく、長持ちする外壁塗装のプランを考えましょう。

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