地域密着型塗装専門店プロタイムズ岡山南店
ひかりペイントです!
代表の山下です。
岡山県でアパートやマンションを所有されている皆様、外壁塗装が紫外線による影響を受けていることをご存知でしょうか?
紫外線は、色褪せやチョーキングなど、外壁塗装の劣化を引き起こす主な原因の一つです。外壁の美観や機能性を維持するためには、適切な対策が不可欠です。
今回のコラムでは、紫外線が外壁塗装に与える影響と、その対策について詳しくご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
そもそも紫外線って何?
太陽光は波長により、赤外線・紫外線・可視光線の3種類に分けられます。可視光線とはその名の通り目に見える光のことを指し、紫外線は目には見えません。
紫外線は殺菌作用があったり、体内でビタミンDを作る手助けをしたりするなどの効果があります。一方で、日焼けや肌荒れの原因・皮膚がんや白内障のリスクを高めるなどのリスクもあるため、紫外線対策に日焼け防止クリームやサングラスをかけている方も多いでしょう。
紫外線が与える影響は人間を含む生物だけにとどまらず、物質を劣化させてしまう効果もあります。プラスチック製品に長期間紫外線を当てると、変色してやがて脆くなって使えなくなってしまうように、外壁塗装にも悪影響があります。
外壁塗装が紫外線で劣化する理由は、紫外線の強いエネルギーにより、外壁塗装の分子が切断され劣化を招くからです。
アパートやマンションの外壁塗装に紫外線が与える影響
アパートやマンションの外壁塗装に紫外線が与える主な影響(劣化症状)を3つ紹介します。
色褪せ
「そもそも紫外線って何?」で解説した通り、紫外線の強いエネルギーは物質の劣化を招き、アパートやマンションの外壁塗装も例外ではありません。紫外線を浴び続けることで塗装に含まれた含量の成分が破壊されていき、色褪せを起こします。
単に色褪せているだけでなく、塗料に含まれた樹脂なども劣化してしまうため、色褪せの進行と同時に外壁塗装としての機能も失われていくでしょう。
ちなみに外壁塗装には防水・防汚・防カビ・防サビなどの様々な機能が付加されています。その中でも特に重要なのは防水性です。防水性が失われると雨漏りの原因となるため注意してください。
いずれにしても、アパートやマンションの外壁塗装が色褪せてきた時点で、機能が失われつつあると判断して間違いありませんので、できるだけ早く塗り替えをした方が良いでしょう。
チョーキング
チョーキングとはアパートやマンションの外壁塗装に触れた時に白い粉が付く劣化症状を指します。白系の含量に含まれている酸化チタンが紫外線の影響で変質すると、塗膜の表面に白い粉となって吹き出すのが原因です。
チョーキングも色褪せと同様に、外壁塗装に備わっている様々な機能が劣化している証拠でもあります。白い粉を洗浄しても外壁塗装は既に劣化しているため、機能が回復することはありません。
外壁材の劣化(外壁塗装が機能を失っている場合)
アパートやマンションの外壁塗装が色褪せやチョーキングなどを起こした状態で、更に放置すると外壁塗装の機能は完全に失われ、剥がれたり削れたりして、外壁材がむき出しの状態になってしまうでしょう。
紫外線が外壁材に当たり続けると、今度は外壁材が劣化していきます。放置すると腐食や雨漏りの原因となるでしょう。外壁材が木製の場合は、蟻害に発展することもあります。
太陽光は紫外線以外も対策が必要!
アパートやマンションにおいて、対策が必要なのは紫外線だけではありません。赤外線対策も必要です。
赤外線による熱でアパート・マンションの外壁材や外壁塗装が劣化することも
紫外線は熱を含みませんが、赤外線は熱を含みます。ハロゲンヒーターやコタツが暖かいのは赤外線のお陰ですが、太陽光に含まれる赤外線のエネルギーはとても強く、特に夏場は高温になるため注意が必要です。
岡山県の場合、真夏の厳しい赤外線によって、アパートやマンションの外壁・外壁材の表面温度が60度から70度以上になることも多々あり、高温によって外壁塗装が急激に劣化してしまうこともあるでしょう。
遮熱や断熱をしていないと、アパート・マンションの室内が暑くなりやすい
赤外線はアパート・マンション内部の室温上昇も招きます。遮熱や断熱が十分でない場合、とても過ごしにくく熱射病の原因ともなるでしょう。暮らしにくい環境は入居者様の体調不良を招き、入居率にも影響します。
既存のアパート・マンションの遮熱・断熱効果を高めるには、遮熱塗料や断熱塗料を使うのがもっとも簡単でローコストなのでオススメです。
夏はアパート・マンションの外壁塗装に向いていない?
よく「夏はアパート・マンションの外壁塗装に向いていない」という意見も多いですが、向いていない理由は紫外線とは関係ありません。
外壁塗装を行う場合、下塗り・中塗り・上塗りを3回に分けて塗装するのが一般的で、それぞれの塗装の後に乾燥させる時間が必要です。
夏の晴れた日であればすぐに乾燥するためメリットも多いのですが、台風・ゲリラ豪雨・湿度が極端に高い日などは、乾燥に適しておらず、施工が一時中止になったりやりなおす必要が出てきたりします。
そのため「夏は外壁塗装に向いていない」と言われていますが、既に外壁塗装が劣化していたり、メンテナンスの必要性があったりするなら気にせずに業者に依頼して大丈夫です。
劣化しているのに放置してしまったら、紫外線や台風などの影響で更に悪化してしまうため、むしろ早急に外壁塗装・メンテナンスを行うべきでしょう。
アパートやマンションの外壁塗装で紫外線対策をする方法は?
アパートやマンションで紫外線対策をする方法を4つ紹介します。これから外壁塗装を検討している場合は参考にしてみてください!
紫外線・赤外線に強い外壁塗装の色を選ぶ
色によって紫外線・赤外線への強さは違います。ホワイト系の色は太陽光を反射しやすいため、紫外線・赤外線のダメージや熱が蓄積しにくく、機能的です。
ただし純白に近い白は、汚れが目立ちやすいため岡山県のアパートやマンションではあまり選ばれません。明るい色が好ましい場合は、クリーム系やライトブラウン、ベージュなどを選ぶと良いでしょう。
青も光を反射しやすく紫外線・赤外線対策に向いた色ですが、どちらかと言えば奇抜な色なので好みが分かれます。入居希望者様の印象を考えると、クリーム系などの方が無難でしょう。
黒も紫外線に強く色褪せしにくい色ですが、黒の場合は日射反射率が低く熱を帯びやすいため、赤外線対策にはなりません。また汚れが目立ちやすい上に、入居希望者様に暗い印象を与えるため、岡山県のアパートやマンションではあまり選ばれない色です。
チョーキングにはラジカル制御型塗料が強い
白系の塗料は紫外線・赤外線対策になる一方で、劣化するとチョーキング(触れた時に白い粉が付く劣化症状)を招きます。
外壁塗装用の塗料の中には、ラジカル制御型塗料と呼ばれるものがあり、チョーキングを起こしにくい機能があるためオススメです。チョーキングに強い関係で耐用年数も長いため、岡山県のアパートやマンションではとても人気があります。
岡山県で人気!遮熱塗料を選べば真夏も快適
遮熱塗料は太陽光の熱を遮り、外壁材や室内に熱が伝わるのを抑制します。外壁材が長持ちするのはもちろんのこと、入居者様にとっても暮らしやすい環境になるため、アパートやマンションの塗装に向いているでしょう。
耐候性が高く耐用年数の長い塗料を選ぶ
一般的な住まいでもっとも採用率の高い塗料はシリコン塗料です。シリコン塗料は耐用年数と費用のバランスが良く、紫外線による劣化にも強いため、アパートやマンションの外壁塗装でもよく採用されます。
シリコン塗料よりも更に耐用年数が長い塗料を求めている方には、フッ素塗料や無機塗料などが人気なのでオススメです。
フッ素塗料
フッ素塗料はシリコン塗料よりも耐用年数が長いだけでなく、とても防汚性に優れた塗料としてしられています。フッ素塗料の高い防汚性はアパートやマンションの美観を保つのにも役立ち、入居希望者様に良い印象を与えるでしょう。
無機塗料
無機塗料は耐候性・耐久性・耐用年数の面でとても優れている塗料です。多くの無機塗料は多機能でハイグレードな塗料として扱われており、アパートやマンションの外壁を守るのに向いています。
ひかりペイントで紫外線対策も万全な外壁塗装を
岡山県でアパートやマンションの外壁塗装をお考えの皆様、紫外線は外壁塗装に大きな影響を与える要因の一つです。色褪せやチョーキングといった劣化症状は、外壁の美観だけでなく機能性も損なうため、早めの対策が必要です。
ひかりペイントでは、紫外線に強い塗料や、遮熱塗料、ラジカル制御型塗料など、岡山県の気候に適した塗料を取り扱い、建物を長期間守る外壁塗装を提供しております。
また、外壁塗装の色選びから、耐候性に優れた塗料の提案まで、専門的なアドバイスをさせていただきます。岡山県で外壁塗装を検討されている方は、ぜひ、ひかりペイントにご相談ください。
お問い合わせフォーム、メール、電話、またはショールームへの来店で、詳しい情報や無料相談を承っております。お客様の大切な建物をしっかりと守るための最適なプランをご提案いたします。まずは、お気軽にお問い合わせください。
ひかりペイントが選ばれる理由