地域密着型塗装専門店プロタイムズ岡山南店
ひかりペイントです!
代表の山下です。
ひかりペイント代表の山下です。
雨漏り箇所の見つけ方を知っておけば、症状が悪化して手に負えなくなる前に適切な対処ができます。日本は夏の前に梅雨入りしますが、実は雨漏りを見つける絶好のタイミングでもあるのです。
少々雨が降っても、戸建住宅や倉庫、工場といった建物は屋根や外壁で守られているため、本来ならば、雨漏りが起きるリスクは大きくありません。ただ、梅雨や線状降水帯のように、大量の雨が降り続いた結果、普段は気にも留めなかった住まいの劣化が表面化するケースも多いのです。
雨や風や紫外線、大きな台風、猫や鳥が踏めば瓦を含めた屋根にも負担がかかります。ひかりペイントでは、経験と実績を土台としたプロの診断で雨漏り箇所を適切に特定できます。サーモグラフィー、散水調査、目視、打音調査など、専門知識と技術があるからこその調査が可能です。
今回のお役立ちコラムでは、よくある雨漏り箇所や対策についてお話ししていきます。
セルフで雨漏り箇所を見つける方法は目視のみ
一般の方でも雨漏り箇所を見つけられる方法は目視です。天井のシミ、ふくらみ、カビ、クロスがはがれている箇所がないかなどをチェックします。
- 天井のシミ
- 天井材のふくらみ
- カビの発生
- 壁紙クロスがはがれている箇所がないか
カビに関しては、臭いがないかもチェックしたほうがいいでしょう。妙にカビ臭さを感じたら、意識して天井や壁をチェックします。
注意点としてはセルフで雨漏りをチェックする際、自宅の屋根に上がったり、外壁の高所部分をチェックしたりするのは、落下リスクがあるため控えましょう。プロに依頼して調べてもらった方が、確実に雨漏り箇所を見つけられますし、落下リスクもありません。
雨漏りがよく起きる箇所と再発理由
雨漏りが起きやすく、見つけやすい箇所は以下のとおりです。
- 出窓や窓サッシの周辺
- 玄関やひさし周辺
- 雨樋
- 天窓
出窓や窓サッシ周辺などはシーリングが経年劣化してできたヒビや割れ目から雨水が侵入している可能性が考えられます。玄関やひさし、雨樋や天窓なども劣化すると雨漏りにつながるのです。
ちなみに「シーリング」とは、樹脂でできた目地を埋めるための建材のことです。ホームセンターなどで販売しています。ただし、ホームセンターで購入できるシーリング材は、シーリングではなく「コーキング」という名称がほとんど。シーリング材もコーキング材も同じものと認識してかまいません。
また、雨漏りの原因は一箇所とは限りません。修繕しても、他に問題があれば雨漏りが発生します。
雨漏りを放置すれば大切な住まいがピンチに!
雨漏りは住まいをボロボロにします。家は水に弱いからこそ、外壁塗装というバリアーで雨から守らなければなりません。
屋根や外壁の劣化、建材が腐る、シロアリなどのリスクが高まります。次に待っているのは大きな修繕費です。
建材の腐食
水分があれば木材腐朽菌が繁殖し、建材が腐食します。雨漏りがひどくなるどころか、耐久性を失った住まいは倒壊の危険性が高まるのです。家という財産を失うだけでなく、家族が命の危険にさらされかねません。
木材腐朽菌は菌類の一種で、水分を得ることで繁殖します。とくに湿度が高い木材を好むため、雨漏りが発生している環境は、木材腐朽菌にとって天国なのです。そのため、木材腐朽菌が繁殖して建材が腐食する前に、雨漏りの早期発見と対処が求められます。
カビ
雨漏りを放置すると厄介なカビの発生につながります。臭いや見た目の問題だけでなく、シックハウス症候群にもつながるため、家族の健康にとっても脅威です。また、カビはダニのエサにもなります。ダニが繁殖すれば、吸い込むことも多くなります。死骸やフンもシックハウス症候群の原因ですから、エサとなるカビが増えないための予防が必要です。
シロアリ
シロアリが繁殖すれば、腐食と同様に住まいの崩壊を招きます。シロアリが好む環境は、高湿度で暖かい場所です。外敵もいなくて、木材というエサもある家の中はシロアリにとって天国ともいえます。
木材に穴が空く、中身の空洞化や細くなってしまうと、万が一地震でも起きれば倒れるリスクが高いのです。また、木造家屋だけでなく鉄筋コンクリート造の建物にも住み着きます。シロアリが好まない環境づくりのためにも、雨漏り対策が必要です。
大きな修繕費がかかる可能性も
雨漏りで腐食やシロアリやカビが発生すれば、住まいが倒れるリスクが高くなります。住み続けるなら当然、修繕をしなければなりません。大きな修繕費がかかります。シロアリなら駆除も必要ですし、建材も取り替えるなら高額になるのは予想できることです。
一般社団法人住宅リフォーム推進協議会の【2021年度住宅リフォームに関する消費者(検討者・実施者)実態調査結果報告書】では、リフォームだけでも平均261万円です。住まなくても空き家を放置できないため、家を壊すとしてもお金はかかります。
原因を特定するために専門業者ができること
雨漏り修理の専門業者は、さまざまな方法で雨漏り調査と原因の特定ができます。実績と経験、専門知識と技術力と匠の域に達した熟練の職人と専門工具の力があるからです。
目視と打音
実際にスタッフが屋根に上がったり、天井裏を覗いたりして、雨漏り箇所がないかチェックします。経験上、雨漏りが起きやすい箇所は熟知して推測できるため、目視でも発見の可能性が高いです。
打音は、専門の打棒で壁を叩いて音に違和感はないかチェックし、雨漏りしているかどうかを判断します。
散水調査
雨漏りが疑われる箇所に散水を行い、雨降りと同様の状態を作れば雨漏りが再現できます。散水調査はシャワーホースで水をかけて雨降りを再現して原因箇所を特定する調査方法です。散水調査時に水漏れがなければ「雨漏り箇所ではない」と判断できるのです。
問題がありそうな箇所に、10分から30分かけて集中的に散水します。たとえば、巾木(はばき=幅木ともいう)で漏水が起きていたとします。巾木とは壁と床の隙間を隠すだけでなく、埋めて汚れやホコリの侵入を防ぐ部材です。
漏水を確認後にフード部や外壁のひび割れ、2階サッシ部、ベランダに備えた雨水の侵入を防ぐ部材笠木などに散水するのです。巾木から漏水が確認できれば、散水箇所から雨水が侵入してたどり着いた可能性があります。
ファイバースコープ
ファイバースコープという、超小型カメラを使って原因箇所を探し当てる方法です。人間では目視できない箇所の調査で使用します。屋根裏や壁面の裏など、人間が侵入できない箇所は住まいの中に多くあります。外壁を剥がしてチェックした結果、雨漏り原因となる箇所がなかったのでは、目も当てられません。
ファイバースコープなら、超小型のため目視できない場所でも侵入できます。スタッフは液晶画面でカメラが送る映像を見て、隅から隅までチェックできるのです。リアルタイムで原因箇所を特定できなくても、静止画や動画撮影によって雨の侵入箇所や雨漏りの原因箇所を検証するのに役立ちます。
赤外線カメラ
赤外線カメラによる調査も原因を特定するのに役立ちます。赤外線サーモグラフィー調査とも呼ばれ、雨水が侵入した箇所は他と温度差が出ることを利用した方法です。
赤外線カメラは温度差を色で表せます。建物を撮影し、温度が低い所があれば、雨の侵入箇所の可能性が高いと判断できるのです。
発光液
発光液を使って、雨水の侵入箇所をチェックします。発光液は『紫外線を当てることで起こる発光現象が特徴』の特殊な液体です。雨水の侵入経路に発光液を流し、その後、屋根裏から紫外線を当てれば発光液が発光するため、侵入箇所が明確になるのです。
発光は永続的ではなく数日という短期間で消えます。建材の色が変わるようなトラブルリスクもありません。簡単に侵入箇所をチェックできる方法といえるでしょう。
ガス調査
トレーサーガスを利用した調査方法です。ガスと言っても可燃性ではなく毒性もありません。無味無臭で人体に影響がないためご安心ください。ガスは空気より軽いため滞留せず外へ出ていく性質を利用しています。
建物内部で雨漏り箇所を見つけたら、トレーサーガスを送り込みます。ガスはそのまま侵入経路を通って外へ出ていく仕組みです。つまりガスが外へ出ていく箇所が、雨の侵入口を示しています。
ただし、トレーサーガスが適しているのはマンションのようなRC造の建物です。木造や鉄骨造には向いていません。
梅雨の時期に雨漏り箇所を見つけたら早めにご相談を
梅雨は雨が多くなるからこそ、雨漏り箇所を発見できるチャンスです。雨漏り自体はいいことではないですが、被害を最小限に食い止められるきっかけになります。
一般の方ができる簡単な方法は目視です。ただ、屋根に上がったり、天井裏を覗いたり、外壁の高所をチェックしたりするのは危険が伴います。
ひかりペイントは、雨漏り発見のための調査が可能です。
そのまま屋根や外壁の修理、外壁塗装や屋根塗装や防水工事まで幅広く対応できます。塗料メーカーアステックペイントが運営する、国内最大規模の全国ネットワーク組織【プロタイムズ】認定店のひかりペイントへお気軽にご相談ください。問い合わせフォームやメール、電話やショールームでも承っています。
不安な点があれば「ひかりペイント」にご連絡ください。当社では、完全無料で点検をおこなっております。この機会に、雨樋だけでなく屋根や外壁も合わせて点検してみませんか?お気軽にご連絡ください。
ひかりペイントが選ばれる理由