地域密着型塗装専門店プロタイムズ岡山南店
ひかりペイントです!
代表の山下です。
長く住み続けていれば、建物が雨漏りしてしまうことはあります。雨漏り自体を止めることは難しくありませんが、原因の特定や、経路で発生しているトラブルを探していくのは非常に難しい作業です。屋根修理の経験だけではなく、雨漏りの発生箇所や発生原因についての知識を有していなければ、確実な雨漏り修理は叶いません。
雨漏り診断、雨漏りの原因を鑑定するには専門の資格があります。それが「雨漏り鑑定士」と「雨漏り診断士」です。
今回のお役立ちコラムでは「雨漏り鑑定士と雨漏り診断士の違い」をご紹介しつつ、どちらがより優れているかなどについてお話ししていきたいと思います。
雨漏り鑑定士と雨漏り診断士の違いについて
雨漏り鑑定士と雨漏り診断士は、どちらも雨漏りに精通するために作られた資格です。そのため、リフォームや外壁塗装、屋根塗装を扱う業者であれば、取得しておくべき資格だと言えるでしょう。
ですが、両方を取得するということはほとんどなく、どちらか片方しか保有していません。どちらを取得するべきなのでしょうか。
雨漏り鑑定士とは
雨漏り鑑定士は「一般社団法人雨漏り鑑定士協会」によって管理されている資格です。
名称 | 一般社団法人雨漏り鑑定士協会 |
所在地 | 〒463-0098 愛知県名古屋市守山区川北町3152F |
主な協会活動 | ◇職業能力資格「雨漏り鑑定士」認定基準の策定、公表、認定事業◇職業能力開発、職業能力資格認定に関する教育研修事業◇雨漏りに関するセミナー、イベント、研修、塾、講演等の企画、運営、広報事業◇各種建造物、建築物等の雨漏り調査、診断、鑑定事業 |
メール | info@amamorikantei.com |
TEL/FAX | 052-799-9513/052-799-9514 |
(引用:一般社団法人雨漏り鑑定士協会概要)
一般社団法人であるため、雨漏り鑑定士協会は法的に定められた要件を完全に満たした法人格であることがわかります。そのため、資格の有用性も「法的に認められている」と考えても良いでしょう。ただし、国家資格ではないため、一定以上の雨漏りに対する知識を認定しているものだと覚えておきましょう。
雨漏りによる建築物の被害をなくし、消費者の不安やストレスを解消することを目的としています。さらに、そこから派生するトラブルを解決するため、雨漏りの発生するメカニズムを有資格者に理解させることで、より健全な住まいづくりを実現できるという目標を掲げている団体です。
資格取得だけが目的ではなく、有資格者は定期的に雨漏りに対する情報をセミナー受講により深めることができるので、知識は常にアップデートされているのです。
雨漏り診断士とは
雨漏り診断士は「NPO法人雨漏り診断士協会」によって管理されている資格です。
正式名称 | 特定非営利活動法人 雨漏り診断士協会 |
英語表記 | Non Profit Organization leaking rain diagnostician Society |
商標登録 | 『雨漏り診断士』商標登録番号 第5045191号 |
所在地 | 〒160-0022 東京都新宿区新宿1-18-4 |
URL | www.amamorishindan.com |
ame@amamorishindan.com | |
適格請求書発行事業者 | 登録番号:T50111050030797 |
試験講習実施日連絡用 | 080-7716-6058(通常の問合は上記 e-mailにてお受けします) |
認定登録雨漏り診断士 | 有資格者 1384名 |
2023年11月1日現在
(引用:NPO法人雨漏り診断士協会概要)
NPO法人として認定しているのは、建築業界では多くの補助金等でも名前が上がる国土交通省です。つまり、国としても雨漏り診断士は認められていることがわかります。しかし、雨漏り鑑定士同様、国家資格ではありません。つまり、資格の有用性は、協会が一定以上の雨漏りに対する知識を持った人材に適用している証明書だということになるのです。
雨漏りに対する知識はもちろん、建物に対する知識にも精通していなければ、これらの資格を取得することは難しいでしょう。そのため、リフォームや外壁塗装、屋根塗装を行う事業者は、雨漏り鑑定士や雨漏り診断士の取得が一つの専門家としての証明になるわけです。
雨漏り鑑定士と雨漏り診断士との違い~協会の思想
雨漏り鑑定士も雨漏り診断士も、どちらも雨漏りの専門家としては甲乙つけ難いほどに精通した人材に認められる資格になります。そのため、違いがあるとすれば「協会の思想」を見ていく必要があるでしょう。
雨漏り鑑定士の思想は以下のようになっています。
(目的)第3条 当法人は、雨漏りによる建築物の被害をなくし、消費者の不安やストレスを解消し、そこから派生するトラブルを解決するため、雨漏りの発生するメカニズムを職業能力資格の創設と認定を通じ、国内建設業界および一般消費者へ広く知らしめることを目的とする。 |
つまり、施主様が安心して雨漏りの工事を依頼できるようにするための証明書という考えが、雨漏り鑑定士という資格だと言えるでしょう。
一方、雨漏り診断士は以下のような思想で成り立っています。
目的と理念建物の最も基本的な機能は雨露を凌ぐこと。その機能を揺るがすのが『雨漏り』です。 雨漏りの発生は人々の日常生活に経済的損失をもたらし、更には、精神的苦痛をも与え続けます。 時代と共に、建物に使用される『材料』『機能』『デザイン』などは、様々な進化を遂げていますが、むしろそれらによって、雨漏りの機序が複雑になる傾向も見られます。 加えて、異常ともいえる長時間降雨や短時間強雨など、建物が本来有する防水や雨仕舞の機能に対して、想定を超えた雨がかりが発生することもあり、既存、又、新築に関わらず、常に雨漏りは瑕疵の最上位に存在しています。 新築を推し進める時代から、既存建物のストック活用に価値を見出す時代へと移り行くなかで、国土交通省の政策においても、「構造耐力上主要な部分」と並び「雨水の浸入防止に関する部分」が枢要とされています。 既存建物のストック活用が進む状況下において、雨漏り診断士協会は、それらの瑕疵を抑えるべく、『技術者の職業能力開発』の一環として、雨漏りに関する機序研究、及び、教育研修を実施すると共に、公正な立場で診断を行う『雨漏り診断士』の資格を付与し、雨漏り診断業務の適正化を目的に活動しております。 雨漏り原因を究明し、雨漏りを防ぐ事に関わるすべての人々が、知識を習得することにより『雨漏り瑕疵皆無の社会』を築きあげた時、特定非営利活動法人 雨漏り診断士協会は活動を納めることになります。 その時が訪れるまで、『日本唯一の雨漏りに関する研究教育機関』として、責務を果たしていく所存です。 |
(引用:雨漏り診断士協会概要 目的と理念)
建物の「雨漏り瑕疵皆無」を目的としているということで、建築業者の初期不良による雨漏りが発生しないために存在するという捉え方ができます。つまり「新築する際にどのように雨漏りを回避するか」を見極めるための資格だと言えるでしょう。
そう考えた場合、既存住宅の修繕には「雨漏り鑑定士」、建築時には「雨漏り診断士」が有用だという判断ができそうです。ただし、どちらの資格も「雨漏りが発生した際に有用」であることに間違いはありません。
診断内容に違いはある?
はっきり言ってしまえば、どちらの資格も診断内容に差は生まれないでしょう。ただし、資格保有者の診断結果の違いというものは存在すると考えられます。これは、雨漏りを見てきた数や対応してきた方法の違いなど、さまざまな要因によって発生するさなので、つまりは「経験値」と言い換えられるものです。
診断内容に個人差はあれど、保有資格の差で発生する差ではないと考えられます。
結論:雨漏り鑑定士も雨漏り診断士も有能
雨漏りをどのような視点で対応すべきかという点や、どのように原因特定をし、どんな対処方法が有効なのかなど、多くの症例を見るほどに知識が増えていきます。そして、扱った数によって、解決方法の提示の仕方や、使用する対処方法にもバリエーションが出てくるでしょう。
どちらの資格を保有していたとしても、同じように雨漏りを解決できるはずです。
ちなみに、ひかりペイントの保有している雨漏り資格は「雨漏り鑑定士」です。
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